失敗しないために!フィリピン・セブ島で英語を勉強しながら就職活動するメリットとは

セブ島の海と船 フィリピンでの働き方

フィリピン就職を考えている方の中には、先に語学留学をして現地の雰囲気を把握し、その最中に就職活動を行う人もいます。この場合はいくつかの利点があり、時間とお金に余裕がある方はとても有意義なフィリピン就活ができます。

今回はフィリピン・セブ島在住5年の筆者がセブ島でおすすめの学校と、先に現地入りする利点を紹介していきます。海外就職で失敗しないために、ぜひご参考にしてみてください。

※1ペソ=2.12円

セブ島の雰囲気を肌で感じる

トライシクル

フィリピン・セブ島に就職する前に留学でセブを訪れるのはとても効果的です。その1番の理由は現地の雰囲気を肌で感じることができる点です。

現地のブログや紹介サイト、YouTubeなどである程度の雰囲気は分かりますが、安全面などを含めて、ご自身がどう感じるかは分かりませんよね。

自分で「ここで生活したい」もしくは「生活できるレベルだ」ということは実際に行ってみないとなかなか分かりません。

例えば「水はミネラルウォーターを飲みましょう」と多くの記事で書いていますが、ローカルの食堂だと野菜や食器を洗うのは水道水なので、口に入ってしまうこともあります。

住んでみて「やはり食事が合わなかった」や「毎回腹を下す」という方もいます。就職してしまったらなかなか帰ることはできませんよね。逆に「雰囲気が自分にあっていた」や「思ったより環境が良かった」という発見もできます。

セブ島で英語の勉強

勉強

就職前留学には英語学習を事前にできるという利点もあります。フィリピンでは英語が日常的に使用されており、現地で働いている95%の外国人は英語を使って現地の人とコミュニケーションをとっています。

英語ができなくても働ける場所は少なからずありますが、英語ができたほうが現地で働いたり、生活したりするのに有利です。

フィリピン留学のすすめ

グループクラス主体の欧州留学と違い、フィリピン留学はマンツーマンレッスンが5時間以上あるところがほとんどです。授業の中での発話量があきらかに違い、Speakingが苦手な日本人に合ったスタイルとなります。

また、フィリピンはタガログ語やビサヤ語が話されていますので、英語は第2言語です。彼らは英語を勉強する難しさを知っていますので、それぞれの生徒に合わせて効果的に指導してくれる点がおすすめの理由です。

セブ島留学中の就職活動

キャリア

留学では1日8時間のレッスンが基本ですが、ほとんどの学校が4時間や6時間の短いコースを用意しています。午前中にしっかり英語を勉強して、午後は情報収集や就職活動に時間を費やすのが効率的です。

留学中はドミトリーやコンドミニアムに滞在することができるので、住居に関しては心配がいりません。

レッスン数を少なくすることで金額も多少抑えられますので、住居を確保しながら空いた時間には自由に行動することができ、とても有意義な時間がすごせるでしょう。

現地面接のメリット

また、現地に直接面接に行ける利点もあります。実際にどのような環境で働くのか想像しやすくなるのと、直接面接することは採用側にとっても本気度がうかがえて、採用の際にプラスの要因になります。

セブ島留学後に就職する

留学後にすぐ就職できるという点は、採用側にもとても喜ばれます。社会人の一般応募の場合は日本からSkypeで面接を受け、合格通知が届いた後で会社を辞めます。さらに住民票などの個人の処理を行って渡航するので2か月以上かかるのがほとんどです。

留学後に帰国せずにそのまま就職する場合は、会社としても衣食住の環境による早期退社の見込みが薄いため採用される確率があがります。留学である程度の衣類などを持ってきているので、そのままフィリピンに移住することが可能です。

またフィリピンは熱帯のため、日本の冬服を持ってくる必要がなく、現地で揃えることが簡単にできます。

留学後すぐに就職する際の注意点

帰国せずにそのまま就職するとは言っても日本での住居手続き、転出届等の処理を行わなくてはいけません。そのためセブに渡航する前にある程度の覚悟を決めてくることも必要となります。内定後1週間ほど日本に帰って支度をするという選択肢もあります。

セブ島でおすすめの学校

セブ島の夜

セブ島留学の場所は大きく2つのエリアに分かれます。1つは空港のあるマクタン島エリアで、2つ目はITパークやビジネスパークがあるシティエリアです。

マクタン島エリアのおすすめ語学学校 ファーストイングリッシュ

こちらはマクタン島のビーチリゾート近辺にある学校で、日本人生徒の割合が70%で日本人スタッフも駐在している点がおすすめです。

他国との交流を求める方は物足りないかもしれませんが、セブで英語を勉強しながら就活をするという面においては、日本人のコミュニティーを増やした方が良いでしょう。

1日4時間のコースもありますので、午前中にレッスンをして、午後は就活をしたり散策をしたりできます。午後を自由に使えるので、セブ市内への移動も問題ありません。

シティエリアのおすすめ語学学校 QQイングリッシュ

こちらも日本人スタッフが常駐しており、コンドミニアムプランなどがあります。

学校によっては1人部屋のドミトリーでも、周りが騒がしかったりして集中できないこともありますが、このプランの場合はプライベートをしっかり保ったまま生活ができます

また、ITパーク内にありますので、求人を出している会社が多いビジネスパークにも近いということも利点です。こちらも1日4時間のプランがありますので、しっかりと時間を有効活用できます。

まとめ

現在、採用に関わるアドバイザーとしてセブに関わっている筆者より、セブ島就職前に留学をする利点を紹介しました。環境をあらかじめ知っておくことと、英語スキルをブラッシュアップすることで、就職活動がより円滑になるかもしれません。

これはセブ島だけに限らず、特にアジア圏での就職の場合で有効的です。時間やお金に制限がある方は、旅行だけでもして現地の雰囲気に触れてみてはいかがでしょうか。

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国内ホテルで5年勤務後、セブに移住して5年。現在はセブと日本を行き来してフリーランスとして生計を立てています。色々な現地の会社にお邪魔し、お話しを聞いているからこその、現地でしか感じれないことを発信していきます。お仕事の他にもフィリピン人のパートナーと共にセブならではの行事や文化を学んでいます。

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