マレーシアで新生活、ドキドキわくわくしますよね。マレーシアでも生活に欠かせないのがスマホです。ここでは日本のように2年縛りで分割するプランを利用している人は少なく、携帯端末を購入し、自分で通信会社のSIMカードを選んで買っています。
スマホの普及率も高く、低賃金で働いているといわれてるコンドミニアムなどの掃除のおばちゃんもスマホを持っているほどです。今回は、マレーシアの生活を便利にするアプリを紹介します。
※MYR1=2,62円
Whats App
Whats Appって何?
世界的シェアを誇っているSNSアプリ、ワッツ・アップ・メッセンジャー(Whats App Messenger)は、マレーシアでも使っていない人がいないといっていいほど普及しています。
日本だとLINE利用者が多いですね。おそらくライン(LINE)を使っていないと聞いたら驚く人が多いでしょう。それと同じように使われています。
“What’s up ?” とは「どうしたの?」とか「最近どう?」といった意味で使う言葉ですが、この言葉とアプリの頭文字Appをかけたものです。
LINEと同じようにメッセージを送信したり、写真や動画を添付したり、そして通話もできます。グループチャットももちろん可能ですし、ボイスメッセージが送れるので、文字を打っていられないけれど、どうしても急ぎの返事がある時はとても便利です。
LINEと何が違うの?
LINEと大きく違うのは、電話番号にもとづいていて、アプリに登録をしなくても勝手に連絡先があがってくることです。使い勝手はSNSと同じで、写真の圧縮度などを比べても優秀です。
だれとでもつながれる
家の修理に来る業者さんやウォーターサーバーの配達員など、毎回同じ人でなくても、電話番号だけ聞いておけばアプリでやりとりができます。もしくは、相手が自分の番号を知っていれば、自分が登録していなくても勝手にメッセージが入ってきます。
Grabタクシーのドライバーも同様で、相手の連絡先が表示されたら、それを登録しておくだけでアプリを使ってやり取りができます。
連絡手段としては必須のアプリです。
通信会社のアプリ
マレーシアにはセルコム(Celcom)、ディジ(Digi)、マキシス(Maxis)と大手通信会社があり、それぞれ月額払やチャージ式があります。
マレーシアはレストランやカフェ、ファーストフード店でもfreeWi-Fiが使えるところが多いので、使い方によっては必要に応じて使い分けられるチャージ式がお得です。
これらのプリペイドのSIMカードは、通信会社のショップなどでMYR10(約270)からMYR20(約540)で購入できます。会社により異なりますが、購入したSIMに5日間有効の通話や、2日間有効の300MBのデータなどがついています。
それ以降のチャージは自分で行わなければなりません。まず、購入したSIMと同じ通信会社のアプリをダウンロードしましょう。チャージ(トップアップ)の残高やデータ使用量、使用期限をこのアプリ1つで管理できます。
トップアップ
チャージすることをトップアップ(Top Up)と呼び、このトップアップはオンライン購入ができます。オンライン購入以外に、コンビニや通信会社のショップ店頭で購入が可能です。
店頭でのトップアップ方法は、自分の電話番号を提示すれば、店員が店の携帯端末を使って行ってくれます。
コンビニで購入する場合は、PINコードの書かれたレシートを手渡されるので、トップアップをする携帯端末の通話ボタンからコードを入力します。
トップアップはPINコードで管理されているので、規定の金額から選べます。例えば、MAXISという通信会社の場合、トップアップの金額はMYR10(約270円)、MYR30(約810円)と一定額ごとにMYR100(約2,700円)まで種類があります。
もちろんこれらを組み合わせて購入することもできますが、トップアップした金額には使用期限があるので注意が必要です。
MYR10(約270円)のトップアップは、使用期限が1週間と短い上、この金額内ですと数MBから1GBしか購入できません。容量が小さいので使用期限は1日です。
間に合わせでの使用にはありがたいプランですが、通常使用ならば使用期限が1か月あるMYR30(2.700)以上の購入がおすすめです。
LINEやWhat’s Appなどのようにデータ通信を使用しない通常の通話料金は、このトップアップした金額から引かれます。
インターネットプランを購入する
ダウンロードしたアプリからインターネットプランを購入します。これを行わずトップアップをしただけでは、インターネットは低速のままです。
写真はMAXISという通信会社のインターネットプランです。
料金は、トップアップした金額からその場で差し引かれるため、トップアップ金額より高額なプランは購入できません。
そして、この購入したインターネットプランにも使用期限があります。プランによって異なりますが、1番長い使用期限のもので30日です。使用量を考えて購入しましょう。
【基本情報】
大手3社・各通信会社のホームページ
Facebookは誰もが知っているソーシャルネットワークサービスでしょう。マレーシアではお店のホームページはないけど、Facebookページは持っているというところがたくさんあります。
マレーシアの携帯通信料プランには10GBのFacebookフリーというものがついていたことがあります。10GBほど大容量でなくても他のアプリよりはサクサク動きます。そのためFacebook利用者が多いのです。利用者が多いところに宣伝を出すのは当然の流れでしょう。
学校やお店を調べるのも、Google検索よりFacebookの方が探しやすい場合もあります。
Waze
ウェイズ(Waze)は道案内アプリです。Google Mapでも十分ですが、マレーシア人はこちらを利用している人が多いようです。
利用者からの投稿で、ここが工事中、警察の検問中などリアルタイムで交通状況がわかるのです。日本ではあまりありませんが、道が浸水して通れなかったり、道路に穴があいているなどの情報も上がってきます。
また、マレーシアは道の作りが日本とは異なります。進行方向とは逆に進みUターンをしなければならない箇所が多々あります。この道の作りをGoogle Mapでは表示しきれないのです。
使いにくいという意見も聞きますが、渋滞時の迂回ルートをさぐるにはWazeも入れておくとよいと思います。
銀行のアプリ
お仕事をするとなったら、銀行口座の開設は必須となります。マレーシアではキャッシュカード (ATM カード)は発行されますが、通帳のような印字されるものは発行されません。各銀行のアプリを使って残高確認や振り込みができます。
銀行やATMでの振り込みも可能ですが、銀行はいつも混み合っているので、家賃などの定期的な振込はアプリを使うのが時間をかけずに行えるので便利ですよ。
私はアプリ自体が少し信用しきれずに、しばらくの間、銀行まで行きATMカードを使い家賃振り込みをしていました。知人にマレーシアの銀行はセキュリティ面なども優秀だという話を聞き、アプリを使い始めました。
同じ銀行同士の場合、相手のアカウント番号を入力すると、確認画面に相手の名前が自動的に表示されます。番号を間違えて送金した際も、エラーメッセージがあり、送金自体がされていませんでした。信用できるアプリだと言って良いでしょう。
その他(GrabTaxi、電車アプリ、BusOnLineなど)
その他、車を所有しない場合はGrabTaxiのアプリがあると便利です。電車を利用する人はマレーシア鉄道公社(KTM)の電車のアプリや、BusOnLineという長距離バスの検索予約アプリも便利です。
ただし、BusOnLineのアプリは利用者が多いためか、クレジットカード情報が大量に抜き取られていたこともあったようなので、注意してください。少し割高になりますがPayPal支払い、もしくはコンビ二支払いできるチケットを選んで購入するのが安全です。
まとめ
国が変われば事情も変わるし、ツールも変わります。日本では必要がなかったものも必要になりますし、日本で必須だったものも必要なくなります。
これらのアプリがあれば、友達とのやりとりもスムーズになりますし、快適に過ごすことができるでしょう。使わなかったら削除すればいいのですから、引っ越ししたら、まずインストールしてみましょう。
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