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マレーシアでは必須!「デング熱」にならないための蚊除け対策とは

虫除け

厚生労働省検疫所の調べでは、2016年にマレーシアでのデング熱患者が100,028人に上回ったと報告しています。実は、息子も2歳の時に、デング熱にかかりました。本当にかわいそうでした。

熱が一番高い時では40度を越え、いったん薬で熱を下げても、効果が薄れてくる頃にまた熱がでる。というのを5日間ほど繰り返した記憶があります。以来、蚊に対してはかなり神経を使うようになりました。

是非、あなた自身の身を守るため、大切なご家族のためにも、蚊除け対策を日頃から心がけましょう。今回は、マレーシアに来たら、やるべき対策3つをご紹介します。

目次

家に蚊が入らないよう、網戸を設置をしましょう

まずは、蚊が室内に侵入して来ないようにすることが大切です。

私が入居したコンドミニアム(マンション)には、網戸はありませんでした。息子のデング熱直後、急いでオーナーさんにお願いして取り付けてもらいました。

私のように網戸を後付けする場合、ジャバラ状の大窓用タイプと、網戸を貼り付ける小窓用タイプの2つが主流となります。

窓

網戸

※ジャバラ状の大窓用タイプ。

わが家ですと、ジャバラ状の網戸は、ベランダの窓についています。窓の内側にジャバラ状の網戸専用の枠をはめ込み、網戸を設置します。窓を完全に開けると、網戸を閉めることができます。

網戸

網戸

※網戸を貼り付ける小窓用タイプ。

網戸と、格子それぞれに磁石のテープを貼り付けます。磁石の面を合わせて貼り付ければ、網戸のできあがりです。

しかし、ペロリと網戸を外してからでないと、窓は開けられません。また、年期が入ってくるとテープの粘着力が弱まり、磁石同士がくっついてしまうので、テープを買い換えたり、釘を壁に打ち付け強化します。

貼り付けタイプでしたら、ご自分で作ることも可能です。材料は、粘着テープと網だけです。これらは、DIYショップで買うことができます。

もし、ジャバラ状の網戸が良い、見た目も綺麗にしたい!という場合は、プロにお願いすることをおすすめします。

植木鉢

高層階に住めば蚊は入って来ない!と思っていませんか?蚊は、エレベーターの中に入り、高層階まで上がり、玄関から入って来ます。また、ベランダにある植物の受け皿に溜まった、わずかな水に卵を産み、そこから繁殖して上の階に上がってきます。

高層階だからと安心せず、是非、入居前や更新の際に網戸を付けて欲しいと、オーナーさんに交渉してみてください。

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蚊除けスプレー(モスキートリペレント、スプレータイプ)を持ち歩きましょう

日本から持ってきた蚊除けのクリーム、スプレーなど、効果がなかったように筆者は感じます。では、何が良いかと言いますと、やはりマレーシアの蚊には、マレーシアの蚊除けを買われた方が効果があると思います。

しかし、薬局に行くと、沢山ある蚊除けを前に、悩まれる方が多いと思います。そこで、迷ったらこれ!筆者が個人的によく使うおすすめ3つを紹介します。

おすすめその1. OFF!

虫除け

つけた瞬間は、アルコールのような香りがしますが、しばらくすると甘いチューインガムの香りがして子どもも好んで使います。

直接身体に吹きかけず、手につけてから、身体に塗っています。

オススメその2. タイガーバーム

タイガーバーム

香りは、タイガーバーム軟膏そのものです。スーっとする甘味のあるスパイシーな香りです。

カバンの中で液漏れしないよう、口が閉まる袋に入れて持ち歩いています。

オススメその3.Mospell Aqua spray(モスペルアクアスプレー)

Mospell Aqua spray(モスペルアクアスプレー)

優しいハーブの香りがします。水からできている虫除けで、アリやハエにも効果を発揮します。また、空気清浄として気軽に部屋にも吹きかけています。

今回紹介した全てがスプレータイプなのは、暑い国でクリームを塗ると、ベタつく感覚があるからです。また、気温が高く、クリームが温まっていたようで、手の上にドバーッと出た経験もあるからです。

他にも、持ち運びに便利な、衣服に直接貼るシールタイプ(パッチ)があります。ですが、お値段が割高であること、たまに剥がし忘れて洗濯機に入れてしまったことがあるため、やはりスプレータイプをおすすめします。

使用前にパッチテストをしたり、小さいお子さんが使う時は、目に入らないよう気をつけください。

紹介した虫除けスプレーは、薬局やスーパーで購入できます。

蚊が出やすい時間を避けて外出しましょう

夜

早朝、夕暮れ時が一番刺されやすい時間帯です。

マレーシアは年中、日の出、日没はどちらも7時頃です。よって、午前、午後ともに7時前後が蚊に刺されやすい時間帯になります。 部屋の空気を入れ替えるなら朝8時以降、外遊びなら6時前までがおすすめです。

では、7時前後さえ気をつければよのか?というと、そういう訳ではありません。レストランでランチを食べている時、日中、外で立ち話しをしていても刺されます。ですので、常にカバンの中に、虫除けスプレーを忍ばせておくと安心です。

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まとめ

デング熱は、蚊を媒介して発症します。蚊が繁殖しないよう、植木の受け皿や、排水口など、水が溜まったままにしないよう気をつける必要があります。

また、蚊に刺されないよう、対策しておくことで、デング熱にかかる確率が低くなります。やるべき対策として、家に蚊が入らないように網戸を付けること。虫除けスプレーを持ち歩くこと。蚊が出やすい早朝や夕暮れ時を避けて行動することです。

残念ながら、上記対策を施しても、絶対にデング熱にかからないという保証はありません。万が一高熱が続くようでしたら、デング熱を疑って下さい。

風邪のような症状で、判断しにくいのですが、発熱、頭痛、関節痛、嘔吐などの症状がある場合は、医療機関への受診をおすすめします。血液検査をする事で、デング熱かどうかを診断することができます。

是非、日頃から以上のことに気をつけて、マレーシアライフを満喫してください。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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