新しい土地で新生活を始めるにあたって、まずやらなければいけないのは住まい探しですよね。
日本では物件情報をインターネットや雑誌、不動産屋の店頭などでチェックするのが一般的ですが、カンボジアではどうすればいいのでしょうか。
シェムリアップに住む私から、シェムリアップで見つかる物件のタイプと見つけ方、そして住居を決める際のポイントをご紹介します。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
シェムリアップではどんな物件がいくらで見つかる?
シェムリアップに住むなら、主に以下のような物件から選ぶことになります。最短で6か月契約のものが多く、デポジット1、2カ月分を支払って借りることができます。
なお、下記の家賃はあくまでも目安です。
※1米ドル(以下ドル)=約101円(2016年8月)
一軒家・シェアハウス:月300ドル(約3万円)~
自分だけで一軒家を借りることもできますが、一人向きの小さな家ではなく寝室が数部屋ある大きめの家が多いため、ハウスシェアをしている外国人が多くいます。
気心の知れた友人同士で家を探して借りるパターンもあれば、フェイスブックなどの物件情報や人を介して家を見つけ、もともと住んでいる人と生活するパターンもあるようです。
ワンルーム(スタジオアパートメント):月100ドル(約1万円)~
英語でスタジオアパートメントと呼ばれるワンルーム。家賃が比較的安く、キッチン、バス・トイレ付きのタイプなら一人暮らしに最適です。
気になる点を挙げるとすれば、寝室とキッチンスペースが分かれておらず、部屋に入ると全てが一つの空間にあることでしょう。物件によっては、壁で仕切りがされています。
一方、大家さんが同じ敷地内に住んでいることが多いので、困ったときに頼れる人がいるのが良いところです。
このタイプの物件は大家さんが契約書を特に提示してこないこともあり、融通が利くとも言えますが、あとでトラブルにならないよう居住条件を確認しておくことが大切です。
アパートメント・コンドミニアム:月200ドル(約2万円)~
キッチン、バス・トイレと部屋が別になっており、数部屋ある物件も見つけることができます。プールが付いている建物もあるようです。
警備員がいたり、監視カメラがあったりとセキュリティ面も充実しているため、ワンルームに比べるともちろん家賃も高めですが、日本と同じような住環境をキープしたいという方にはおすすめです。
ホテル:月800ドル(約8万円)~
半年などの短期滞在者向けに、ホテルが部屋を貸していることがあります。
シェアハウスなど上記3種類の物件では最低1年契約などの条件が付くこともあるので、短い滞在のために物件を探す人にはおすすめの選択肢の一つといえるでしょう。
シェムリアップで物件を探すにはどうすればいい?
足を使う
町中を歩いて「Room for rent=空き部屋あり」と張り紙がある物件をひたすら自分で探す、というのがベーシックな方法です。
店と店の間にある小道を入っていったら奥にアパートがあった……ということがよくあるので、自分の足で探す場合は脇道に入ってみると良いでしょう。
フェイスブックを利用する
フェイスブックのアカウントを持っているなら、Siem Reap Real Estateという物件情報が投稿されるグループページを定期的にチェックしてみると良いでしょう。ハウスメイトの募集や、異なるタイプの空き部屋の情報が日々更新されています。
物件のオーナーやシェアハウスメンバー本人が投稿者であることがほとんどなので、物件を実際に見たい場合はメッセージや電話で直接連絡を取ります。写真が載っている場合もありますが、どんなエリアにあるかのもチェックした方が良いのはどの国であっても同じ。できるだけ内覧させてもらいましょう。
口コミに頼る
カンボジア人の友人・知人に部屋を探していると伝えておくと、何か情報が入ったときに教えてくれたり、彼らが知っている大家さんや物件を紹介してくれたりすることもあるかもしれません。
不動産エージェントに相談する
上述のフェイスブックページに不動産エージェントが情報投稿している場合もあります。なかなか気に入る物件が見つからないときは、プロに相談するのもいいかもしれませんね。
シェムリアップで物件を選ぶときのポイントは?
私がシェムリアップで物件を見るときにチェックしている点を挙げてみます。
周囲の環境
一番大事なのは住む部屋や家そのものですが、周りの環境もチェックしておく必要があります。
職場から遠すぎないか、街灯はどれくらいあるか、人通りは多いか少ないか、雨季で雨が降っても通れそうな道かなど、あらゆるシーンを想定して下見をしましょう。
水
シェムリアップで供給されている水は、エリアによって井戸からのものかタンクで浄化されたものかが異なります。物件案内をしてくれる人に、「井戸水かタンクの水か」聞いておきましょう。
タンクの水はCity Waterと呼ばれ、井戸水と区別されています。
家具・家電
カンボジアではありがたいことに、ベッドやテーブル、テレビ、冷蔵庫、エアコンといった必要最低限の家具・家電が付いていることがほとんどです。
家賃が安めだとエアコンなしなど物件によって条件が異なるので、何が備え付けてあるのかを大家さんに聞いておくといいでしょう。
まとめ~自分でお気に入りの部屋を見つけることも可能
私はシェムリアップで数回引っ越しをしましたが、ほとんどの場合、自分の足で町を回って見つけた物件に決めました。
好みや条件に合う部屋を見つけるのに時間はかかったものの、町の各エリアを探索できるというメリットもあります。
部屋探しは日本であっても簡単ではありませんが、シェムリアップでの生活が楽しく快適なものになるように、納得のいく住まいが見つかるといいですね。
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
カンボジアで働くには?カンボジア就職・転職のために知っておきたい基本情報
【カンボジア求人】未経験からでもカンボジア転職を狙える転職サイトまとめ
あわせて読みたい