シェムリアップにはどんな部屋があるの?カンボジアで住まいを探そう
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カンボジアで新生活を始めるにあたってまずやらなければいけないのは、物件探しですよね。日本では物件情報を店頭やインターネット、雑誌などでチェックするのが一般的ですが、シェムリアップ(カンボジア)ではどうすればいいのでしょうか?
今回はシェムリアップで見つかる物件のタイプや見つけ方、物件を決める際のポイントをご紹介します。
記事の目次
シェムリアップではどんな物件がいくらで見つかる?
どの物件も最短居住期間は6か月契約のところが多く、デポジット1,2カ月分を支払って借りることができます。
記載の家賃はおよその目安です。
一軒家/シェアハウス:300ドル~
自分だけで一軒家を借りることもできますが、一人向きの小さな家ではなく寝室が数部屋もある大きめの家が多いため、シェアハウスをしている外国人が多くいます。
気の知れた友人同士で家を探して借りる人もいれば、フェイスブック内の物件情報や人づてで見つけた家にもともと住んでいるハウスメイトとシェアすると いう人もいるようです。
ワンルーム(スタジオアパートメント):100ドル~
英語でスタジオアパートメントと呼ばれており、キッチン、バストイレ付のワンルームタイプは家賃も比較的安く、一人暮らしに最適です。気になる点を挙げるとすれば、寝室とキッチンスペースが分かれておらず、部屋に入ると全てが一つの空間にある、ということでしょう。
部屋によっては、キッチンスペースが壁で仕切られていることもあります。一方、大家さんが同じ敷地内に住んでいる場合がよくあるので、困ったとき頼れる人がいるのが良いところです。
このタイプの 物件は大家さんが契約書を特に提示してこないこともあり、融通が利くとも言えますが、あとでトラブルにならないように居住条件を確認しておくことが大切で す。
アパートメント/コンドミニアム:200ドル~
キッチン、バストイレと部屋が別になっており、一世帯に数部屋ある物件も見つけることができます。プールがついている物件もあるようです。
警備員がいたり、監視カメラがあったりとセキュリティ面も充実しているため、ワンルームに比べるともちろん家賃も高めですが、日本と同じような住環境をキープしたい、という 方にはお勧めの物件です。
ホテル:80ドル~
半年などの短期滞在者向けに、ホテルが部屋を貸していることがあります。
上記1~3の物件となると、最低一年契約、など条件がつけられることもあるので、短い滞在のために物件を探す人にはおすすめの選択肢の一つといえるでしょう。
実際に部屋はどうやって探すの?
足で探す
町中の「Room for rent=空き部屋あり」と張り紙がある物件をひたすら自分で探す、というのがベーシックな方法です。
店と店の間にある小道を入っていったら奥にアパートがあった…ということがよくあるので、自分の足で探す場合は脇道に入ってみるのが良いでしょう。
口コミ
カンボジア人の友人知人に部屋を探していると伝えておくと、何か情報が入ったときや、彼らが知っている大家さんや物件を紹介してくれるということもあるかもしれません。
フェイスブックのグループページ
フェイスブックのアカウントを持っている方は、Siem Reap Real Estateという物件情報が投稿されるグループページを定期的にチェックしてみるとよいでしょう。ハウスメイトの募集、上記の異なるタイプの物件情報が 日々更新されています。
投稿者が物件のオーナーや、シェアハウスメンバー本人であることがほとんどなので、物件を実際に見たい場合はメッセージや電話で直接連絡を取ります。部屋や家の写真も投稿内容で確認できますが、その物件がどんなエリアにあるかもチェックしたほうが良いので、できるだけ物件を見せてもらいましょう。
不動産エージェント
上記のフェイスブックページに不動産エージェントが情報投稿している場合もあります。なかなか気に入る物件が見つからないときは、プロに相談するのもいいかもしれませんね。
ここに注意!物件を決める際のポイントは?
筆者が物件を決めるときにチェックしているポイントを挙げてみました。
周囲の環境
物件を決めるのに大事なのは住む部屋や家そのものですが、周りの環境もチェックしておく必要があります。
職場から遠すぎないか、街灯はどれくらいあるか、人通りは多いか少ないか、雨季で雨が降っても通れそうな道か、などあらゆるシーンを想定して下見をしましょう。
水
シェムリアップではエリアによって、供給されている水が、井戸からのものか、タンクで浄化されたものかが異なります。物件案内をしてくれた人に、「井戸水かタンクの水か」と聞いてみましょう。
タンクの水は、ここではCity Waterと呼ばれて井戸水と区別されています。
家具・家電
カンボジアでは部屋や家を借りると、ありがたいことにベッドやテーブルなどの家具や、テレビ、冷蔵庫、エアコンといった必要最低限の家電がついてくることがほとんどです。
家賃が安めだとエアコンなし、など物件によって条件が異なるので、自分が必要な家具・家電がついてくるのかどうかを大家さんに聞いておくといいでしょう。
まとめ
筆者はシェムリアップで数回引っ越しをしましたが、ほとんどの場合自分の足で町を回って見つけた物件に決めました。好みや条件に合う部屋を見つけるのに時間はかかったものの、町の各エリアを探索できるというメリットもあります。
現地での生活を楽しく快適に過ごせるように、納得のいく住まいが見つかるといいですね。
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