韓国は外国人移民者に対しての企画がかなり充実しています。では、実際のところどんな企画があるの?と疑問に思う方も多いですよね。意外に知られていない手厚い企画やサービスがあるんです。
そこで今回は韓国が行っている外国人移住者に対する企画をご紹介します。
不規則、不定期、多種多様な体験・企画・サービス
地方によってその内容は異なりますが、基本的に無料の韓国語講座はどこの地方に行ってもあります。
それにプラスして、韓国を知るための小旅行を提供してくれる地方もありますし、生活必需品を提供してくれる地方、年齢(月齢)から見て小柄な子供に栄養のあるものを提供してくれる地方、などなどいろいろあります。
これらの企画はいつも定期的にあるものではなく、ある時とない時があるという変動性もあります。また、これらの企画は申請した人が受けられるものであり、知らなければ受けることが出来ません。
情報は自ら取りに行くこと
日本のように何か国の企画が新しく始まったときに、「こんなの始めましたよ」と対象者にお知らせするというような体制が韓国ではあまり整っていません。
ですので、市役所などに行って自分がどんな企画を受けられるのか確認したりする必要があります。もしくは知り合いや同僚などから話を聞いて、自分でも調べて、申請して……というのが韓国スタイルになるのです。
どこで情報収集したらいいの?
多文化の企画はたいていの場合、支庁や役場などの場所でその内容を掲示したりしていますが、多文化家族への企画が市役所などの公共機関にだけあるとも限りません。
韓国語教室に足を運んでみよう
地方自治体が提供する企画以外の企画を受けるにはどうすればいいかと言うと、まずは地方自治体が運営する韓国語教室や多文化家族への企画に参加してみることです。
するとその参加者が色々な情報を持っています。
私も最初は地方自治体の韓国語教室に通い、熱心に学ぶ日本人と出会い、その方の紹介で韓国の企業などが協賛している無料の韓国語教室があるよと教えてもらい、通わせてもらえるようになりました。
フリーマガジンを活用しよう
他にも大使館や出入国管理所などに行くと「Rainbow+」という外国人移民者のためのフリーマガジンが置いてありますので、そこから情報を得ることもできます。
アプリを活用しよう
またタヌリ(다누리)という企画もあり、スマホのgooglePlayストアや、App storeなどでタヌリを検索するとタヌリが提供する企画やRainbow+というマガジンがここから無料で見れます。
企画の嬉しい副産物
多文化家族に対する企画は、韓国語を学んだり、その文化を学ぶだけでなく、新しい韓国という環境で生活する人々の憩いの場でもあります。
コミュニケーション手段はたどたどしい韓国語だったりしますが、お互い上手くないので気軽に話せるし、何より韓国語を使ういい機会です。
異文化交流が大好きだった私にとっては異国の韓国で、さらにいろんな国の人と触れ合える機会が得られ、ここでも得した気分です。
異文化交流こそ最大の体験
私が以前通っていた無料韓国語教室は、大手企業を中心にいろんな企業などが協賛しており、その方々の支援金から成り立っていました。
しかも、韓国語の授業だけでなく、テンジャン(韓国の味噌)、コチュジャン(辛い味噌)などを作る体験をしに田舎に行ってみたり、お寺の体験をさせてくれたり、五穀をくれたり、などなど、様々な企画を提供してくれていました。
先生もとてもいい人で、韓国語を教えるだけでなく、自腹で1学期に1度くらいは生徒をみんな集めて食事をふるまってくれたりもしました。
そういった内容を通して、外国から来た移住者という同じ立場の人たちが集まり、友達になって、自然に助け合ったりしていました。
まとめ
外国人だという事で得をすることもあるという事を頭において、いつも何か企画がないか気にかけていると思いがけない企画や仲間に出会えるかもしれませんよ!
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