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韓国留学でアルバイトをするには?履歴書や資格外活動許可の申請方法

スマホとデスク

韓国留学に来たのはいいけれど、資金が足りない。もう少しお金に余裕が欲しい。と思う方は多くいると思います。

しかし、ワーキングホリデービザを申請していない場合は仕事ができないと思っていませんか?ワーキングホリデービザは日本でのみ申請・取得が可能なビザ・・・どうやってバイトをすればいい?方法はある?

そんな時に是非チャレンジして貰いたい方法があります。本日は韓国でアルバイトをする方法をご紹介します。

目次

韓国でアルバイトするために必要なビザ2つ

書類

アルバイトできるビザ

韓国で就職する以外の方法として、アルバイトをする為に「ビザの種類」が悩みどころです。私も「アルバイトはワーキングホリデービザ取得者のみが出来ることでは?」と思っていました。

しかし、実際はそんな事はありません。上記でお伝えしたように別の方法が存在します。それが「資格外活動許可」というビザになります。

対象者は、

  • D-4ビザ(学生一般研修ビザ)取得者が、語学学校に通い6ヶ月経過した場合
  • D-2ビザ(現地大学・大学院に通う学生)

になります。

申請方法

そして、この申請は割と簡単にできます。ステップは

  1. アルバイト先を探す
  2. 外国人留学生時間外就業確認書(指定様式なので語学学校に問い合わせ)取得
  3. アルバイト面接 ※
  4. 語学学校事務室に再度用紙を持参しアルバイトに合格したことを伝える
  5. 必要書類(アルバイト先の店長の身分証明書コピーなど)と合わせ出入国管理事務所へ出向く
  6. ビザの申請・受領
  7. 完了

となります。

韓国国内で申請可能

ワーキングホリデービザは、一度日本に帰国し申請しなくてはなりませんが、資格外活動許可は韓国国内で申請可能です。そしてワーキングホリデービザは一生に1度しか申請できませんので、残しておきたい方もいるのではないでしょうか?

その場合、この資格外活動許可を受けてアルバイトをすればワーキングホリデーを行う前にアルバイトをする事ができます。アルバイトをしながら在留期間が伸ばせるので、とてもありがたい制度です。

※アルバイト先店長や語学学校事務室の担当職員のサインが必要になります。

※アルバイト面接時に、語学学校から取得した「外国人留学生時間外就業確認書」という用紙を持って行き、その場で面接に合格した場合は店長に記入をお願いすることをおすすめします。

韓国でアルバイトをするための資格外活動許可概要

韓国の国旗

資格外活動許可とは

資格外活動許可は平日20時間(1日に約5時間)そして土日または夏休みなどの長期休みの場合は無制限でアルバイトをする事ができる許可です。

許可証発行対象

許可証発行対象は、D-4ビザ(6ヶ月以上の研修が必須)そしてD-2ビザ(韓国の大学・大学院通学者)のみ。韓国国内のお住いの地域を管轄する出入国管理事務所にて申請可能です。

アルバイトは2か所まで掛け持ちすることができるので、この許可を利用して語学の勉強に支障がでない程度にアルバイトをするのがベストです。

韓国でのアルバイトの探し方

JOBKOREA

알바몬(アルバモン)、JobKorea(ジョブコリア)

実際にアルバイトを探す場合、韓国語ができるのであれば韓国人も利用している알바몬(アルバモン)やJobKorea(ジョブコリア)などが便利です。日本語であれば、コネストなどのコミュニティーサイトで探すことが出来ます。

大学のホームページ

ご自身が通われている語学堂がある大学のホームページにも学生向けのアルバイト情報が掲載されています。学校を通して募集がかかっているので、安全面は保証されます。

飲食店やコンビニエンスストアの入り口

自宅付近やお出かけをした際に、飲食店やコンビニエンスストアの入り口もチェックすると求人の案内が出ている場合があります。気になったお店や求人を見つけた際には、電話をしてみましょう。

そして応募の電話やメールをすると、後日店長からメッセージや電話で詳細が送られてきます。そこで面接の予定を立てて面接を受けるという流れです。日本のアルバイトを探す時とさほど違いがありません

私は実際に、日本語で検索することができるサイトにてアルバイトを見つけました。そして電話をし、カカオトークにて店長から面接の日付と場所、時間が送られてきました。

韓国でアルバイトの面接をする際に必要な物

書類

履歴書

韓国でアルバイトの面接をする際も、日本と同様に履歴書が必要となります。個人の情報・学歴・職歴を書きます。履歴書は書店やダイソー、コンビニエンスストアで購入可能です。大学付属の語学堂の場合、大学に書店がありますのでそこでも購入可能です。

値段は大体1000ウォン(約100円)です。中には、履歴書が5枚と自己紹介書が5枚そして封筒が3通入っています。コンビニエンスストアで買うと3000ウォン(約300円)ほどすると言われていますので、書店で購入をおすすめします。

履歴書に学歴・職歴を記入し、持参することは日本と変わりません。

自己紹介書

しかし、この履歴書と一緒に存在する「自己紹介書」が韓国ならではのものだと思います。

日本ですと、履歴書の中に、自己PR・志望動機等書く欄が大体3つのスペースくらいあると思います。ですが、韓国では、A4サイズ用紙で一枚の自己紹介書が存在します。

内容は、

  1. 成長過程並びに学校での生活過程
  2. 性格(短所長所を含む)
  3. 自分のキャラクター、特技など
  4. 志望動機
  5. 今後の計画

などを書かなくてはなりません。大体1つの項目が4~5行ほどあります。この自己紹介書を書くことは、韓国では一般的だそうです。韓国人の友人に「日本ではこの自己紹介書を書かないのか?」と驚かれました。

韓国のアルバイト面接の違い

面接

日本でアルバイトをする際はその店舗にて店長と面接をする事が多いと思います。韓国ももちろん店舗にて面接をします。

しかし、私の場合オープニングスタッフの募集に応募したため、まだ店舗ができあがっていない状況でした。ですので、アルバイト先の近くにあるスターバックスにて面接をする事になりました。

あらかじめ決まっている時間にスターバックスに出向き、店長を待っていました。面接時刻は12時でしたが、念のため11時20分には到着・待機をしていました。

数分後(面接予定時間30分前)、スターバックスに店長らしき人がいらっしゃいました。私には気づかない様子でした。(万が一の時の為に、できるだけ早く面接場所で待機することをおすすめします。)

ですので、私がカカオトークにて到着していることを伝えると、まさにその人が私の方を振り返って挨拶をしてくださいました。

その後は雑談のような感覚で履歴書と自己紹介書を見ながら面接。上記でご紹介した「自己紹介書」は、近頃必要がなくなってきていると聞きました。

しかし、自己紹介書があることによって話も弾みますし、特に語学が心配な場合は台本の役割をするので少し気が楽かと思います。

日本にはない自己紹介書ですが、できればきちんと準備していくことをおすすめします。

韓国のアルバイト面接後の感想

喜び

今回、私にとっては初めての韓国でのアルバイトです。「日本の感覚とは違う」「どちらかというと緩い」と聞いていました。ですが勿論、緊張しました。

しかし、店長もとても気さくな方で、笑顔があふれる面接だったのでとっても安心しました。

そして、韓国特有の「自己紹介書」。書いて持参するか迷いましたが、私の場合は持参して正解でした!自己紹介書があったおかげで、「何も聞くことはありません!完璧です。」そう言っていただき即採用していただきました。

一番心配していた韓国語も何とかなりました。店長がゆっくりと話してくれ、こちらの言葉もひとつひとつ丁寧に聞いてくださいました。

面接はとても緊張してしまい得意ではありませんが、今回はとっても楽しい面接でした。

まとめ

本当に使う事ができるのか気になっていた「資格外活動許可」。今回使用可能だとわかりました。

ワーキングホリデービザのように名が知られているビザでは無い為、最初は使用時に少し戸惑いました。しかし、しっかりと使うことができるのでアルバイトをする一つの手段として利用してみてください。

知らない国で知らない言語や文化を学び、それを生かしてバイトをする。とっても難しそうに感じますが、達成したら自信がつきます。

そして、学校ではなかなか会うことができない現地の韓国人と触れ合い勉強ができる機会ですので、挑戦する価値があります。

「資格外活動許可」を使用して是非アルバイトをしてみてください。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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