カナダのワーホリ体験で分かった、日本とまったく違うカナダの仕事事情

カナダで働いて気づいた日本と違う8つのこと カナダで働く

ワーキングホリデー先として人気の国の一つ、カナダ。当サイトを運営するGuanxi編集部員である私も、ワーホリビザでカナダに滞在し、ローカルのお店で接客業をしていました。

そのときの体験と周りの友人の話をもとに、カナダと日本の働き方の違いを8つ紹介します。

ただし、アジア人オーナーとネイティブオーナーではまったくやり方や雰囲気が違うので、今回はカナダのネイティブオーナーと同僚という職場環境にしぼった内容です。

カナダでは始業時間ギリギリの出勤が基本

例えば9時から仕事が始まるとしたら、ギリギリの2〜3分前出勤は当たり前。15分前に出勤するなんてありえない!という感じです。

もちろん職場にもよりますが、私が働いていた2つのローカルの職場ではそんな感じでした。一度、始業時刻20分前くらいに出勤し「そんなに早く来なくてもいいよ」と言われたこともあります。

日本ではあまり良い印象を与えないギリギリ行動ですが、見方を変えると時間を厳守しているということなのかもしれませんね。

カナダではチップは受け取った本人がもらえる

ジャパニーズレストランや他のアジア系のレストランなどでは、受け取ったチップは皆で分けるという考え方のところが多いです。しかし、私がいた職場では、お客さんからのチップは基本的に受け取った本人の取り分でした。

人によってはチップだけで家賃代を稼いでいました。まじめに働けばそれだけ稼げるということですね!

カナダの職場では誰でも休みが取りやすい

パートタイムであろうとフルタイムであろうと、休みたい日にすんなり休めます

「休みは当然の権利」なので雇用者側も嫌な顔をせず、2週間の休みであっても「何も問題ないわ」と言われます。スタッフが休みを取る場合はお互いにフォローをし合います。

中には、1カ月休みを取ってバケーションに行く人もいました。こういったことは、現地では結構普通のようでした。

カナダでは仕事における上下関係はない

日本では、先輩には敬語で接し何かと気をつかったりするものですが、カナダのネイティブ相手ではまったく気にしなくて大丈夫のようです。

ある朝、出勤してきた20代前半のネイティブのアルバイトが、明らかに年上のおじさま先輩に向かって開口一番「What’s up men〜?(調子はどうだーい?)」とハイタッチをし始めた時は一瞬ポカンとしました。

カナダでは個人主義者も尊重される

特に女性の場合、日本だと協調性が重視されるので人付き合いが苦手な人もいるのではないでしょうか。

カナダのネイティブとのお付き合いでは、その煩わしさは一切ありません。嫌な時は嫌だと言えるし、一人になりたい時は尊重してくれます。他人の行動を誰も気に留めないので休み時間など自由に過ごせます。

カナダの職場ではおしゃべりが多く、とにかくみんな楽しそう

リラックスしているからか、みな楽しそうに仕事をします

笑顔が多く、従業員達の笑い声がしょっちゅう聞こえてきます。お客さんとも友達のように気軽に話し始めます。

カナダでは日本人の普通の働き方が高く評価される

あまり私語をせずに時間厳守で黙々と仕事をする、これは日本では当たり前ですよね。こんな風に、ごく「普通」に働いているだけで、現地のボスに「すごくよく働いてワンダフルな人物」だと思われ、簡単に評価がうなぎのぼりです。

だから日本人は働き過ぎと言われるのかもしれませんね。

カナダの職場では辞める人を引き止めない

ワーキングホリデーで来ている外国人が多く、また、カナダでは転職すればするほど「たくさんの経験をした」ことの証明となるためか、仕事を辞める人は決してめずらしくありません。勤めたその日に辞めるという電話を掛けてくることもあるくらいです。

そんなわけでオーナーも従業員も、突然辞められることに慣れています

まとめ~日本とは違う働き方は新鮮

地元カナダの同僚と一緒に働いてみて「みんな、自由に、楽しそうに働くなぁ」、それが私にはとても印象的でした。もちろん、ここでご紹介したことがすべてではなく、例外もあります。

カナダで働くチャンスがあれば、ぜひネイティブに囲まれた職場を選んでみてはいかがでしょうか。日本と違う働き方は新鮮です。ローカルの友達が増え、英語力も伸びます!

海外に出て、「超働き者」の称号を与えられるような日本の働き方から少し距離を置いてみるのも、貴重な経験になると思いますよ。

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