国際恋愛や国際結婚を夢見ている方は日本でも少なくありません。実際に、海外へ留学経験がある方や駐在や海外で働いた経験のある方たちは国際恋愛の一つや二つ経験があるのではないでしょうか。
また、周りに国際結婚をするという方もいるでしょう。中でもフィリピンに移住をしたり、フィリピンで出会った方との結婚を考える方はどうでしょうか?日本人同士の結婚と違い決して簡単ではないでしょう。
そこで今回はフィリピンで起こりやすい国際結婚のトラブルをご紹介します。
高い生活費を要求される
フィリピンと日本ではもちろん物価も違うため1万円もあれば場合によっては一人分の月給に値します。そのため、フィリピン人と結婚をした場合仕送りを要求されたり、または何かと理由をつけて家族・親戚の生活費などを求められるケースがあります。
1万円を高いか低いかと考えるのは個人の価値観です。しかし、エスカレートするケースも多いです。
現地で生活をしていると日本人よりもフィリピン人と出会う確率のほうが多くあり、フィリピン人と恋愛をし結婚するというケースは確率的に低くはないのです。
また、フィリピン現地で就職をしている方などは生活水準もフィリピン人と同じことが多いため、日本人だからお金を持っていると考えているフィリピン人家族に狙われてしまうとご自身の生活にも支障がでるということがあります。
重婚や子持ちというケースもある
フィリピン人の中には10代や20代前半で子供を身ごもるという方が多くいます。
そのため、「素敵だな」と思った方が実は子持ちだったり、既婚者だというケースは多くあります。そこまでなら日本でもよくある話ですが、フィリピン人との結婚トラブルである話は結婚をしてから子持ちだと知るケースや、重婚だと知ることがあります。
子供は姪や甥だと偽ったりいとこの子供だと嘘をいうケースや籍を調べれば子持ちだったと知るケースもあります。まずは失礼にならない程度に子供がいる場合はトラブルになる前に必ずお子さんの有無を確認しておく必要があります。
DNA検査をするのも一つの手かもしれません。
購入した家を購入しても権利は持てない
フィリピンでは外国人は所有権を持つことが出来ません。
フィリピンの開発地では現在数百万円程度でマンションを購入することが可能です。結婚後の家族のことを想う日本人は新しい家などを購入するケースがあります。
しかし、外国人のため所有権を持てない場合はどうなるでしょうか?
結論は結婚相手のフィリピン人の名義となります。そのため、サインをしてお金の支払いが完了してしまうと完全に相手のものになってしまうのです。
その物件を家族で利用している場合は良いのですが、知らない間に結婚相手が物件を転売しているというケースも多々あるのです。
フィリピンでは離婚は認められていない
どんなトラブルがあろうと、行き違いがあろうとフィリピン人の人口の大半がカトリック教徒です。そのため離婚というものは認められていません。
一般的には悪質な事件性があるものでない限り離婚をすることが難しいといわれています。
「結婚は勢いだ」と言う方もいますが、フィリピンの場合は結婚をしたら二度と離婚は出来ないと頭に入れて入籍をする必要性があります。
もちろん、結婚をするカップルの誰もが最初から離婚を考えてはいないでしょう。
しかし、トラブルが起きてからでは困ります。人生を棒に振ってしまうことになりかねません。海外での結婚ということも踏まえて慎重になる必要があるでしょう。
まとめ
フィリピンで起きやすい国際結婚の問題点を上げさせていただきました。もちろん、素晴らしい結婚をして幸せに暮らしているカップルも多くいます。
しかし、法律も環境も違うため起きてからでは解決するのはとても難しいと言われています。そのため、結婚前に確認できる内容はすべてクリアにしておく必要があるでしょう。
言葉の壁や文化の違いはもちろんあります。その中で最良のパートナーとの幸せな結婚生活を送る準備はしっかりと進めてくださいね!
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