フィリピンはコーヒーの産地なのはご存知ですか?
フィリピン最初のコーヒーは、18世紀にインドネシアからの人々によってフィリピン南部の島ミンダナオにもたらされたとも、19世紀はじめにスペイン人の牧師によってルソン島南部で栽培が始まったとも言われています。
それぞれの地域によって異なる天候や標高差を利用し、フィリピンには「ご当地コーヒー豆」が存在します。その中でも有名な豆は、リベリカ種のバラコ(Barako)です。
今回はそんなフィリピンのおすすめカフェをご紹介します。
フィリピン産コーヒーのバラコ(Kapeng Barako)って何?
日本では聞きなれないフィリピン産コーヒー。
フィリピン産コーヒー「バラコ」とは、ルソン島南部のバンタンガス州リパ市(Lipa city, Batangas)産地の、リベリカ種の豆のことです。フィリピンにコーヒーを持ち込んだ牧師が、このリパ市で最初に栽培を行ったそうで、現在でもコーヒー生産と販売が盛んな地域です。
バラコとは、「強い、男性的」という意味があり、フィリピン人の間で広く親しまれています。実際に飲んでみると、味は濃い!でも酸味はそれほど強くないので飲みやすい、という感想です。
しかし、近年フィリピンでは害虫による被害で生産に大きなダメージを与えられたことでコーヒー生産者が減少し、生産量、輸出量、国内消費ともに減少したそうです。
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スターバックスやシアトルベストコーヒーなど、外資系カフェが多く出店しているメトロマニラ。
そんななか、しっかりフィリピン産をアピールし味もいいフィリピンローカルカフェをご紹介します。
Bo’s Coffee
ボスコーヒー(Bo’s Coffee)は、フィリピン各地のご当地コーヒーを扱っています。フィリピンコーヒーファンにはたまらないですね。
それぞれのご当地コーヒーの飲み比べをしてみたらいかがでしょうか。
コーヒー以外にも、国内各地域独特の美しい布を使ったコーヒータンブラーも販売し、こちらもフィリピンファンにはたまらないお店です。
公式サイト:http://www.boscoffee.com/
Café de Lipa
その名も「リパのコーヒー」。リパ市で生産・焙煎された本物の Barakoコーヒーを味わえます。
Café de Lipa は、リパ市の本店とタギッグ市Bonifacio Global Cityにある大型スーパーマーケットMarket! Market!のみの出店です。
店内ではコーヒー豆も購入できますので、うちでもバラココーヒーが楽しめます。
公式サイト:http://www.cafedelipa.ph/
Figaro
フィリピン産コーヒーの生産が減少したことに危機に感じたあるフィリピンコーヒー団体が、ローカルコーヒーの生産と消費の増加を目的に立ち上げた地産地消カフェFigaroです。
こちらもバラココーヒー100%を使用しています。また、コーヒー豆の販売もしています。ローカルコーヒーを愛する人達の思いを感じることができるカフェです。
公式サイト:http://www.figarocoffee.com/
まとめ
実はコーヒーの産地としても有名なフィリピン。フィリピンのコーヒーは日本で味わうコーヒーに比べ、全体的に酸味がなく濃くて苦めなコーヒーです。
日本ではなかなか味わえないフィリピン産コーヒーを是非試してくださいね!
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