南国であるタイはフルーツ天国としても有名ですね。種類によって市場に出回る時期は変わってきますが、一年中、何かしらのフルーツが街のあちらこちらの屋台で販売されています。
しかも値段も安くおいしいフルーツを試さないのはもったいないですよね?
今回はタイの代表的なフルーツを市場に出回る時期と主な生産地も合わせてご紹介します。
ドリアン
フルーツの王様と呼ばれるドリアン。
果肉はねっとりとしていて味は病み付きになるような濃厚な甘さですが、独特の香りが人によっては受け付けられないことも多く、空港やホテルでは持ち込み禁止にされている所が多いドリアン。
最近は市場で見かけても値段が高騰していて、なかなか手が出せませんが、中には安い品種もあるので、根気よく探してみるのも良いかもしれません。タイではトゥーリアンと発音します。
タイ国内の主な生産地
ノンタブリー県、ラヨーン県、ウタラディット県、シーサケット県、プラチンブリー県、チャンタブリー県、サケーオ県、トラート県
市場に出回る時期
二月~十月頃
ライチ
楊貴妃が愛したと言われるフルーツ、ライチ。タイでも甘酸っぱい美味しさで人気のフルーツです。香りも良く、甘くてジューシーな果肉はいくらでも食べられそうです。タイではリンチーと発音します。
タイ国内の主な生産地
サムットソンクラム県、チェンマイ県(ファン、チェンダオ、サンサイ)、チェンライ県(メーチャン、メーサイ)
市場に出回る時期
四月~八月頃
サントール
日本にはないフルーツ、サントール。大きなオレンジ色の実でタイではグラトーンと呼ばれています。小さいサイズで直径5センチくらい、大きい物は直径15センチくらいあるようです。
普通は甘いのですが、酸っぱいものは石臼で叩いて潰した物をソムタムなどの料理にも入れられるようです。
タイ国内の主な生産地
ラヨーン県、ノンタブリー県、プラチンブリー県、ロッブリー県
市場に出回る時期
五月~七月頃
マンゴスチン
フルーツの女王と呼ばれるマンゴスチンはタイではマンクッと呼ばれています。皮をむくと房状になった白い果肉であっさりとした酸味と甘みが特徴です。日本人の口にも合う味です。
タイ国内の主な生産地
チャンタブリー県、ラヨーン県、トラート県、チャンポン県、バンコク、ノンタブリー県、ウタラディット県、チェンマイ県、ナコンパノム県、ノンカイ県
市場に出回る時期
三月〜五月、七月〜八月
ランブータン
真っ赤なボディに毛が生えたような、見た目が奇抜なフルーツですが、味は絶品。白くてジューシーな果肉はたまらないおいしさです。タイ語ではンゴと呼ばれています。「ン」から始まる言葉なので発音が難しいですね。
タイ国内の主な生産地
ラヨーン県、チャンタブリー県、トラート県、スラタニー県
市場に出回る時期
四月〜九月
ランサット
タイではロンコーンと呼ばれています。一粒の直径は2~3センチ程度のものが房状になっています。透き通った果肉は甘酸っぱくて気が付いたらあっという間に一房食べきってしまうほど。
タイ国内の主な生産地
ナラティワット県、ヤーラー県、パターニー県、チャンポン県、ラノーン県、チャンタブリー県、ラヨーン県、ナコンナヨック県
市場に出回る時期
六月〜九月
ドラゴンフルーツ
こちらも真っ赤なボディに刺が生えた龍の鱗のような奇抜な見た目ですが、味は一押しです。どぎつい色なので、味もきっと……と思いがちですが、白い(赤もあります)果肉はあっさりとしたちょうど良い甘さで、日本人好みです。
ちなみに赤色の果肉の方が若干甘みが増します。タイではゲオマンコーンと呼ばれています。
タイ国内の主な生産地
ルーイ県、チャンタブリー県、ペッチャブリー県
市場に出回る時期
五月〜八月
まとめ
いかがでしたでしょうか?
タイではそこら中の屋台でフルーツが売っています。カットされた冷たく冷やしたものなども売られているので、街を散策しながらでも食べられる気軽さがいいですね。
市場ではキロ単位でも数十バーツなんて果物もありますので、是非、いろいろ試してみて下さいね。
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