台湾は、日本と比べて物価が安いというイメージがあります。でも、これから台北に住む人は、実際どのくらいの生活費がかかるのか知りたいのではないでしょうか。
暮らしにかかる費用は、求めるレベルによってもちろん異なりますが、一般的な1ヶ月の出費を台北に住む私からご紹介します。これからの台北生活の参考になればと思います。
※1台湾元(以下元)=約3.4円
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台北の物価の肌感覚
台北に住んでいると、友人から「台湾は物価が安くてお金がかからないでしょ」と言われることがよくあります。
ただ、日本と比べて安いものもあれば、そこまで値段の変わらないものもあるので、実例を出して紹介したいと思います。
- おにぎり:30元(約100円)
- マクドナルドのビッグマックセット:119元(約400円)
- スターバックスのラテトール:105元(約350円)
- ペットボトルのお茶:20元(約70円)
- お昼のお弁当:80元(約270円)
このように比べてみると、台北での物価は日本の30%offくらいの感覚でしょうか。
ただ、おにぎりの値段が日本とあまり変わらないように、全てのものが安いというわけではありません。これ以外にも、衣料品や家賃が日本と同じくらいのこともあります。
台北での家賃:月10,000元(約34,000円)
台北市は土地の値段が高騰しています。そのため、家賃も上昇傾向にあり、大きな出費となります。相場は月10,000元(約34,000円)ですが、キッチンが付いていない場合がほとんどです。
なお、台北ではルームシェアをしている人も多くいます。1人が大きな部屋を借り、空いている部屋を貸し出しているので、少し安く借りられることがあります。
その場合はキッチンが付いていることもあるため、どうしてもキッチンがほしいという人はルームシェアもいいかもしれませんね。
台北での食費:月6,000元(約20,000円)
前述の通り、台北の賃貸マンションやアパートにはキッチンが付いていない部屋が多いこともあり、朝、昼、夜と外食で済ますことがほとんどです。台湾人は、朝ごはんを買って会社で食べるのが一般的でもあります。
そういった台所事情もあり、外食する場所が山のようにあります。
逆に言えば競争が激しいということで、値段はそこまで高くありません。毎食、外食する人でも、頑張って抑えれば1日3食で200元(約700円)くらいにはできるのではないでしょうか。
日本食は高くつく
しかし、上記の費用はあくまで地元の人が食べる餃子やお弁当の値段から算出しているため、日本食などを定期的に食べる場合は月8,000〜10,000元(約27,000~34,000円)になることもあります。
日本食ブームもあり、ご飯やラーメンが恋しくなってもすぐに食べに行ける環境がある反面、価格は日本と変わらないため、手持ち金に合った食生活をおすすめします。
台北での電気代:月1,000元(約3,400円)
光熱費はほぼ電気代です。お湯を沸かすのにも電気を使うので、それなりにお金がかかります。
費用を抑えるためエアコンを使わないという手段もありますが、台北の夏は暑いのでおすすめできません。あまりケチらず、ここはある程度の予算を見ておいた方がいいです。
台北での携帯代:月1,000元(約3,400円)
台北で携帯電話を契約すると、毎月1,000元(約3,400円)程度の料金が発生します。
費用を抑えたい方はプリペイド携帯にすると良いでしょう。私も以前、通話とメールしか使わなかったので、プリペイドの携帯を利用していました。全く使わなければ費用も0円に抑えられます。
また、SIMフリーの携帯も安く買えるので、日本から持ってくるのでなければ台北で購入するのがおすすめです。
台北での交際費:月2,000元(約6,800円)
現地で生活を始めると、友人や同僚と遊びに行くことも多くなります。休日にカフェに行ったり、夜は外に食べに行ったり、時には断ることのできない話もあります。
例えば、カフェを利用するだけでも100〜200元(約350〜700円)は普通にかかってしまいます。また、バーに行ったりクラブに行ったりするのであれば、もっと多くの交際費が必要となります。
交際費を抑えたいのであれば、お金のかからない遊びをするのが一番ですね。
まとめ~台北での1ヶ月の生活費は20,000元(約68,000円)
それでは、毎月の出費を合計してみます。
- 家賃:10,000元(約34,000円)
- 食費:6,000元(約20,000円)
- 電気代:1,000元(約3,400円)
- 携帯代:1,000元(約3,400円)
- 交際費:2,000元(約6,800円)
合計20,000元(約68,000円)
ただし、これは最低限の生活費なので、休日にお出かけしたり、旅行に行ったり、少し贅沢したりすると金額はこれよりも上がってしまいます。
家賃や携帯などは、契約してしまうと毎月固定でかかるため、事前に金額をしっかりと吟味することをおすすめします。
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