台湾在住2年目のDAISUKEと申します。私は現地採用社員として台湾の日系メーカーに勤務しています。
日本よりも物価が安いイメージのある台湾ですが、実際に住んでみると出費はどのくらいになるのでしょうか。
将来、台湾に住みたい!台湾で働きたい!と考えている方々のために、20代現地採用の私の生活費をシェアしたいと思います。
※1NTD(ニュー台湾ドル)=約3.7円
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台湾の現地採用の生活費
単身で住む場合の家賃相場は?
私は現在、新北市に住んでおり、ドイツ人の友人とルームシェアをしています。家の広さは30坪、家賃は1人当たり月5,000NTD(約19,000円、インターネット代・水道光熱費含む)です。
私はかなり幸運で、良い友人のおかげで良い家にこの価格で住むことができています。一般に、新北市の8〜10坪のワンルームで月10,000NTD(約37,000円)ほど、2LDKの部屋に住もうとすると25,000NTD(約92,000円)くらいしてしまいます。
日本人にとって10,000NTDは安く聞こえますが、大卒の平均初任給が30,000NTD(約110,000円)の台湾人にとっては大きな金額です。実際、両親と一緒に住んでいる台湾人が多いのも家賃が高いことが要因となっています。
外食費用
台湾の都市部では、最近建設ラッシュのデザイニングマンションを除いて部屋にキッチンがない家が多いため、台湾人は料理ができる人が少ないように思います。
実は、私の台湾人彼女も料理が全くできません(結婚するまでにお母さんに教えてもらうと言ってはいますが……)。
また、下手に食材を購入し自炊するよりも、外食で済ませた方が安上がりになります。一食100NTD(約370円)あればお腹いっぱい食べることができます。
通勤交通費
台湾では交通費を補助してくれる会社は少なく、自己負担になることが多いです。私も交通費を自分で払っています。通勤費用は月に1,300NTD(約4,800円)ほどです。
MRT(地下鉄)で会社の最寄駅まで向かい、そこから徒歩で会社まで向かいます。家から会社まで約40分ほどです。
台湾で働く会社を選ぶ上で、会社まで交通費がいくらかかるかも重要なファクターとなります。
携帯の料金
日本で暮らしていた時、携帯代は毎月12,000円ほどでしたが、台湾に来てからは月420NTD(約1,500円)になりました。なんだこの差は、と思います。
実は私、端末はiPhoneですがプリペイド型のSIMカードを購入しています。メリットとしては、固定費が安いこと。デメリットとしては、毎月携帯ショップに行って420NTDで売られている30日パケット放題のカードを購入しなければいけないことです。
面倒なようですが、台北は駅の近くに多く携帯ショップがあるので、仕事終わりに寄ってチャージすれば何の問題もありません。また、現在はLINEやFacebookがあり、無料で通話ができるため電話代も発生しません。
携帯代の固定費を抑えたい方、この方法はかなりおすすめです。
日本製品の値段
基本的に、台湾で売られている外国製品は高いです。
例えば、皆さんご存知のユニクロのヒートテック。日本ではセールの時に1,000円くらいで購入できますが、台湾では699NTD(約2,600円)します。結構いい値段すると思いませんか?でも、台湾の人はそれでもバンバン買っていくんですよ。
最近では、豚骨ラーメンで有名な一蘭ラーメンがオープンし、多くの台湾人が長蛇の列を作りました。私ももちろん食べましたよ。
現地人の感覚だと、ラーメン一杯で288NTD(約1,000円)は高く感じると思います。しかし、台湾人は日本食が大好きなのであまり気にしていない様子です。なぜなら、台湾式のラーメンは価格は安いのですが、美味しくないんです。
衣服・ファッション
私個人の経験から言うと、台湾の女性はファッションよりも美容品にお金を使っていると思います。また、台湾人女性はおしゃれと言うよりも、かなりシンプルなファッションをしているなと感じました。
そもそも台湾は亜熱帯気候で暑いので、Tシャツにジーパン、サンダルで街を歩いている女性が多くいます。また、夜市などを利用すればTシャツ3枚で200NTD(約740円)と、かなり安く購入できます。
台湾の現地採用の1ヶ月の生活費と貯金
では、私の台湾での生活にかかる1ヶ月の費用を計算してみます。
- 家賃:5,000NTD(約19,000円)
- 食費(ほぼ外食):12,000NTD(約44,000円)
- 交通費:1,300NTD(約4,800円)
- 携帯料金:420NTD(約1,500円)
- その他:2,000NTD(約7,400円)
合計:20,720NTD(約77,700円)
なお、毎月の貯金は33,000NTD(約122,000円)です。
まとめ~楽しく生活しながらお金も貯められる
昔は物価が日本の3分の1と言われていた台湾ですが、特に台北では近年、物価が上がっている印象があります。特に問題なのが家賃です。探せば安い部屋があるかもしれませんが。
とはいえ、日本にいた頃は月に10万円貯金することはありませんでした。台湾では、お金をかけずに生活しようと思ったらいくらでもできるなと感じます。
楽しく生きながら貯金できているので最高です。
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