台湾は1年中温かい南国のイメージがあるかもしれません。しかし実はほぼ中央部の北回帰線を境に北部が亜熱帯気候、南部は熱帯気候と分かれており、北部の台北では冬は比較的寒く南部よりも四季を感じることができます。
台北の年間の平均湿度は75%~80%と非常に高く、東京の蒸し暑い夏の湿度を1年を通してほぼ毎日感じる国でもあります。
そんな湿度の高い台湾で生活していくためには、湿気対策は必須でこれを怠ると非常に苦労することになります。
今回は台湾での湿気対策についてご紹介します。
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台湾では除湿器は必需品!
台湾で生活に欠かせないのが除湿器です。
雨の日に部屋を閉め切ってクローゼットやタンスを開けて除湿器をつけると、数時間で除湿器の水が満タンになってしまうほど湿度が非常に高いのです。
除湿器は頻繁につけて部屋を除湿しないと、壁や家具、洋服、カバンなどにカビが生えてしまいます。
もちろん、家の階数、日当り、風通しのよさなどによっても違いますが、毎日除湿器をかけないとすぐにカビが生えてしまうという家もあるので注意が必要です。
日本では夏は除湿器で冬は加湿器ですが、台湾は冬も湿気が多く除湿器は1年中フル活用なので、加湿器は台湾ではほとんど売っていません。
洗濯物の乾燥機
台湾の夏は30度を超える暑さが続くので、夏の洗濯物は比較的よく乾きます。ただ、日本と同じく台湾にも梅雨の時期があり、その時期の洗濯物は乾きにくいので乾燥機があると便利です。
しかし洗濯物が最も乾きにくいのは冬で、冬に雨が続くと酷いときは3日干しても乾きません。洗濯物とストレスがたまる一方なので、乾燥機は必須アイテムと言っても過言ではありません。
乾燥機がない場合は、閉め切った部屋に洗濯物を干し、除湿器をかけると数時間で乾きます。
さらに扇風機やサーキュレーターを併用して除湿器の風を洗濯物に当てると、短時間で洗濯物を乾かすことができるので時間がないときはぜひ試してみてくださいね。
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除湿剤
日本でもクローゼットやタンスの中で活躍しているドライペットなどの除湿剤は台湾でもよく使われています。
ただ、湿気が多くて2~3か月ほどでいっぱいになってしまうのでこまめに交換する必要があります。
湿気がひどい場合おすすめなのが新聞紙で、タンスやクローゼットの中に新聞紙を貼ると経済的なうえにかなり効果的だそうです。
浴室は換気を十分に!
湿気の多い台湾では、特に浴室の換気を十分にしないとすぐにカビが生えてしまいます。
日本では浴室に換気扇がついている家がほとんどですが、台湾の比較的古い家は換気扇がついていない家が多いので、その場合は窓を開けるか扇風機またはサーキュレーターなどで換気をしっかりしないといけません。
また、お風呂を使った後に床や壁などに冷たい水をかけると湿気が収まりやすいのでおすすめです。
封を開けたら冷蔵庫!
せんべいやクッキー、インスタントコーヒーなど湿気に弱いものは、開封したらすぐに冷蔵庫で保存することをおすすめします。
また食べ物にもカビが生えやすいので、できるだけ冷蔵庫や冷凍庫に入れることを習慣にしましょう。
まとめ
湿気の多い台湾での生活は何かと不便なこともありますが、年間を通して湿気が多いため、乾燥肌のトラブルはほとんどなく、潤いのある肌を保つことができるメリットもあります。
湿気も慣れてしまえばうまく付き合えると思いますので、湿気対策を万全にして台湾の生活を楽しく過ごしましょうね。
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