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ドイツのベルリンにおけるEUの運転免許証の切り替えかた

EUの運転免許

海外生活において、車が運転できると移動や荷物の移動がとても便利です。

ドイツのベルリンの場合、電車やバスなど公共交通機関が発達しているので車がなくても移動には便利なのですが、引越しの時や家具などの大きな荷物の移動をするときに車が使えるととても便利です。

また、車があるとベルリンから郊外や他の国へ出かける時に、ヨーロッパの景色を楽しみながらドライブできます。車を運転するためにはもちろんEUで運転できる車の運転免許が必要です。

今回はドイツのベルリンにおける日本の運転免許証をEUの運転免許証に切り替えるための手順について紹介します。

目次

EUの運転免許証の切り替えに必要な書類

書類集め

まずは日本の運転免許証からEUの運転免許証に切り替えるために必要な書類を準備しましょう。当然ながらパスポートや住民登録証明書は必須です。また発行される運転免許に掲載するための証明写真も必要です。

それから日本の運転免許証のオリジナルとそのコピー。運転免許を切り替えようと思っている方は忘れずに日本の運転免許を持っていきましょう。

それから日本の免許証をドイツ語に翻訳した書類も必要。これは在ドイツ日本大使館で取得することができます。

日本大使館で運転免許証のドイツ語翻訳証明を作成

ドイツ語翻訳証明

海外で長期生活をする場合、在留届や様々な必要書類、さらに在外選挙など何かと日本大使館に出向く機会も多いかと思います。EUの運転免許証に切り替えるために必要な日本の運転免許証のドイツ語翻訳証明も、日本大使館で取得できます。

日本大使館に入るにはパスポートが必要です。また入る前に荷物チェックやボディチェックを受けますので、所持品には気をつけておいて下さい。

中に入ったら受付の窓口にて日本の運転免許証を出し、ドイツ語翻訳証明の発行をお願いします。もちろん大使館内は日本語で通じますし、おおよそお願いして3~5日くらいで発行してくれるのでとてもスピーディーです。

出来上がり日にもう一度大使館に行って、翻訳証明を受け取りましょう。

EUの運転免許証への切り替えの申請

申請

EUの運転免許証に切り替えるための必要書類を揃えたら、近くの市民局や市役所に申請をしに行きましょう。家の近くの市民局でも構わないですし、少し離れた市役所に持っていっても構いません。

役所には毎日多くの人が様々な申請にやってくるので、朝から並んで申請する必要があります。ただし、前もって予約を入れておけばその時間に行って手続きできるのでとても便利です。

予約の無い場合はインフォメーションセンターに行って運転免許を切り替えたいことを説明し、整理券を受け取りましょう。それから待合室にて自分の番号が来るのを待ちます。

予約を入れた方は予約した際に発行された予約番号を持参し、自分の番号が来るのを待合室にて待ちましょう。

担当の方はもちろんドイツ語ですが、基本的なことしか聞かれないのでドイツ語に自信が無くてもそんなに心配しなくて大丈夫です。運転免許証を切り替えたいということを伝え、持ってきた必要書類を担当の方に渡しましょう。

切り替え完了のお知らせを待つ

お知らせを待つ

市民局や市役所で申請してから、およそ2ヵ月後(ドイツではいろいろな手続きにおいて結構時間のかかるものも多いです)に切り替えが完了したお知らせがポストに届きます。

なのでポストにはきちんと自分の名前を表示しておくようにしておきましょう。そうでないとそのまま差出人の所へ返還されてしまうこともあります。

完了のお知らせを受け取ったら日本で言うところの免許証センターに取りにいきます。

免許証センターはベルリンの中心部であるミッテにあります。住所はお知らせに書かれてあり、そこに受取の際に必要な物(パスポート、日本のオリジナルの運転免許証、お知らせの書面)が記載されていますので準備しておきましょう。

受取までの流れは他の手続き同様、まずはインフォメーションセンターに行きます。運転免許切り替えが完了したお知らせとパスポートを提示して整理券を受け取ったら、待合室で自分の番号が来るまで待ちましょう。

自分の番号が表示されたら指定された部屋に入り、書面とパスポート、それから日本の運転免許証を担当の方に渡します。すると担当の方がEUの運転免許証を渡してくれます。日本の運転免許はEUの運転免許免許を返還する際にまた返してくれます。

これでEUの運転免許への切り替えは終了です。EUの運転免許は失効期限などがないので、いつまでも持ち続けることができます。更新などの必要はありません。

ドイツで車を運転しよう

車の運転

運転免許証の切り替えが終わったら車に乗ってみましょう。ドイツは日本とは反対の右側車線になるので、注意して運転しましょう。運転席はもちろん左側です。

ベルリンでは一般的なレンタカー以外に、カーシェアリングシステムも発達している街です。代表的なところではDRIVE NOWとCAR 2 GOの2つ。レンタカーよりも細かい時間設定で必要な時だけ安く利用できるので、とても便利です。

ただカーシェアリングの場合、登録をするためには発行されてから1年間経過しているEUの運転免許証を提示しないと利用できないこともあります。登録する前に注意書きを読んでおきましょう。

まとめ

海外で車に乗るためには切り替えの手続きが必要ですが、車に乗ることが出来れば引っ越しや大きな荷物の移動がぐっと楽になります。

免許の切り替えにはいくつかの書類を用意する必要がありますが、手続き自体は難しいものではありません。運転免許証の発行まで2ヶ月ほどかかるので、運転したい予定がある場合は早めに申請するようにしましょう。

またベルリンから他のヨーロッパの国々にも旅行することができるので便利。ヨーロッパの景色はとても綺麗なのでドライブするだけでも素晴らしい体験になりますよ!

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この記事を書いた人

ベルリンで文房具屋を経営しながらフリーランスとして活動しています。以前ベルリンに旅行したことがきっかけでこの街に引っ越してきました。
ベルリンは緑に溢れ穏やかな時間が流れる素敵な街。そんなベルリンのいろんな文化や習慣、また暮らす上で役立つ様々な情報を中心にご紹介します。

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