上海で生活する上で日本と比較してリーズナブルな価格で楽しめるのがマッサージ。年々物価があがる傾向のある上海ではマッサージ料金も上がってきていますが、それでも日本より安い費用でマッサージを受けることができます。
今回は上海でのマッサージの楽しみ方について説明します。
マッサージは中国語で「按摩」
中国語と日本語は多くの漢字と意味を共有していますが、マッサージは中国語では「按摩」と書き、発音は「あんもお」となります。街中を散歩していて「按摩」という看板があればそこがマッサージ店です。
日本人客向けにカタカナでマッサージ、と看板に表記している店も少なくありませんので、すぐに発見できると思います。
マッサージの値段
マッサージの価格は店にもよりますが1時間あたり100元~150元程度が一般的です。1元=15円で換算すると1,500~2,250円なので日本よりも安い金額でサービスを受けることができます。
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マッサージ店で受けられるサービスは?
マッサージ店では全身、足、オイルマッサージなど、店舗にもよりますが色々なサービスメニューが用意されています。代表的なサービスは以下のようになります。
足マッサージ
足、ふくらはぎをマッサージしてくれます。熱いお湯を張った桶に足を入れ、足を温めている間にまず肩をマッサージし、その後片足ずつ足、ふくらはぎをマッサージしてくれます。
全身マッサージ
施術台に横になって全身をマッサージしてもらいます。マッサージが始まる前に特に疲れていたり、凝っているところはどこかを聞かれたりしますので、場所を指さすなどしてアピールしましょう。
通常、このような部屋で施術が行われます。照明も落としてあってリラックスできます。
オイルマッサージ
アロマオイルを使用したマッサージで、リラクゼーション効果は通常の全身マッサージよりこちらの方が得られると思います。価格表等に「精油」と書いてあるのがオイルマッサージです。
施術を受ける際には紙製の下着を着用するのが一般的です。
カッピング(吸い玉)
真空状態の玉を肩、背中等に吸着させることで血液の流れが滞っているのを改善する、というカッピング。吸った後が鬱血して赤黒くなりますが、この色が濃いところほど状態が良くないということです。
筆者はあまりやりませんが、たまにやるとスッキリするような気がします。
グァシャー
これはあまり耳にしたことがないかもしれませんが、牛の骨等で作ったなめらかなヘラで背中や肩を経絡に沿って擦り、デトックス効果を促すというものです。
擦った後が真っ赤に内出血するので最初に見たときはびっくりしましたが、施術中はそれほど痛くないのが不思議です。
その他、足マッサージと合わせてかかと等の角質を削るサービスをすすめられたり、オイルマッサージのオイルをグレードが高いものにすることをすすめられたりします。
なんとなくOKしているといろいろなオプションも注文したことになっていたりするので、なにを言っているかわからないときはいらないと意志表示しましょう。
マッサージは相性!上手なマッサージ師さんを探そう
施術をしてくれるマッサージ師さんは皆胸に番号の書いてある名札をしています。同じ店舗でもマッサージ師さんによって技術レベルに差があったり、今回の人はなんだかイマイチだな、という人にあたったりすることがあります。
そこで、この人は上手!というマッサージ師さんにあたったら番号を覚えておいて、次回はその番号で指名しましょう。
お気に入りのマッサージ店が見つかったら会員カードにお金をチャージしよう
仕事帰りにちょっと寄れる場所にあるし、マッサージ師さんもとても上手な人を毎回指名するようになった。そんな方はチャージ式のカードを購入してはどうでしょうか?
これは1,000元、3,000元とまとまった金額をあらかじめチャージすることで毎回のマッサージ価格が割引金額で受けられる、というもので、マッサージ店や美容室等でこの仕組みを導入しているところは多いです。
チャージした金額が多ければ多いほど割引率が高くなるのが一般的ですが、チャージした金額を使い切る前に店が突然閉店してしまった、というような話もありますので、通う頻度と相談してチャージ金額を決めましょう。
まずはフリーペーパーに掲載されているマッサージ店へ
上海はあらゆるところにマッサージ店が存在していますので、店が見つからないということはありません。
ローカル向けの店舗は注意
完全なローカル向けの店はサービス価格は安い反面、日本人から見て衛生面で不安があります。
また、勝手にサービスを追加されて本来の表示金額に対して法外な金額を請求されたりしないかなど、落ち着かない場合があるのも事実です。
フリーペーパーを見て行くのが比較的安心
そこでまずは日系のフリーペーパーに広告を出しているマッサージ店に行ってみましょう。
価格的にはローカル向けマッサージ店より割高ですが、店側も日本人を含めた外国人客の扱いにも慣れていますし、マッサージ師さんによっては簡単な英語もしくは日本語でコミュニケーションをとることができます。
サービスメニューや金額なども日本語でも併記してある場合がほとんどなので安心です。
余談ですが筆者が以前行ったマッサージ店のマッサージ師さんはマッサージをしながら何度も「KMG?」と聞いてくるので、「KMG」とはどういう意味なのかを必死に考えていたところ、最終的に「気持ちいい?」と聞いていたことがわかり、正しい発音を教えてあげました。
まとめ
リーズナブルな金額で至福の癒しを得られるマッサージ。
相性の良いマッサージ師さんを見つけて毎回指名するのが最大限にマッサージを楽しむコツです。お気に入りのマッサージ店を見つけて日頃の疲れをリフレッシュしましょう。
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