香港へ来たなら、屋台での「小食」食べ歩きがおすすめです。特に香港のB級グルメは美味しいものがたくさん。
日本語の「小食」とは少ししか食べないという意味ですが、広東語(香港)の「小食(シウ・シッ)」とは簡単なおやつという意味なんですよ。
食事と食事の間など小腹がすいたときに屋台などで買って食べるもので、甘いものもしょっぱいものも含めて「小食」と呼び、軽く食べたいときにはおすすめなのです。これがまさに香港のB級グルメ。早速見ていきましょう。
食べ歩きにぴったりの屋台B級グルメ「小食」
香港の街を歩いていると、このB級グルメ「小食」のお店や屋台がたくさんあって、香港人は買って食べながら歩いています。
「小食」は食べ歩きができるように、基本的に串に刺さっているか、紙に包んでくれます。
屋台ではさまざまなものが並べられており、好きなものを選ぶとその場で揚げて、熱々を渡してくれます。
例えば、豆腐、魚団子、ピーマンの肉詰め、ソーセージ、なすのはさみ揚げなどです。
写真の左にある巨大な獅子唐(ししとう)は、日本の獅子唐と同じで、辛いものと辛くないものがあります。辛いものに当たると、本当に火を吹きそうになるので気をつけてください。
香港人いわく、先が尖って曲がっているものが辛いとのこと……。辛いのが好きな人はそれを選んでみてください。
ガッツリいきたいB級グルメ
これは焼餅の写真です。甘い系としょっぱい系と両方あります。あんこが入っていたり、ネギ塩味やミンチ入りだったりします。
揚げ焼きで油をたっぷり含んでいるので、食べたあと胃がもたれることもあるかもしれません。
胃がデリケートな方は胃薬を飲むなど対策をしましょう。
これも香港ならではのB級グルメです。
甘いスイーツ系B級グルメ
こちらも屋台で食べられる甘い系(スイーツ)です。
鶏蛋仔(ガイ・ダン・ジャイ)は見た目は日本のベビーカステラですが、中身がもちっと、外はパリッとしていて、ちぎりながらついつい食べ過ぎてしまう危ないお菓子です。
これは本当に街中の屋台やお店でどこでも焼いているのが見られますが、当たり外れも大きいです。材料は小麦粉、卵、砂糖、ミルクと変わらないと思うのですが、配合具合などによるのでしょうか。
シンプルな材料で味も変わりようがないと思うのですが、わりとハズレがあります。しかし、当たりのときは文句なしにおいしいです。
北角にある「北角鶏蛋仔」というお店が老舗で有名です。現在は北角以外にもいくつかチェーン店ができているので、見かけたら食べてみてください。
なお、写真「鶏蛋仔」の下にある「夾餅(ガッ・ベン)」はワッフルのことです。
香港の伝統的なB級グルメ
最後に香港の伝統的なB級グルメを紹介します。
砵仔糕(ブッ・ジャイ・ゴウ)というおやつですが、香港人に根強い人気です。
羊羹(ようかん)のようなウイロウのようなもちもちとした食感で、あずきが入っています。羊羹のようなこってりした甘さではなく、かすかに甘い程度なので、甘いものが苦手な人にもおすすめのB級グルメです。
元々は小さな陶器のお椀に入っていて、買うとこんこんと叩いてお椀から出して、ビニールに入れてくれます。
子供たちが学校帰りに食べていたり、大人も見かけるとつい買ってしまうという、香港人の大好きなおやつのひとつです。
まとめ
香港のB級グルメ「小食」といっても、しょっぱいものから甘いものまで、豊富なバリエーションがあります。街歩きをしながら屋台などで目に止まったものは、とにかくトライしてみましょう。
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