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中国からモンゴルへ鉄道とジープで国境を越える方法

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モンゴル

中国は、ロシア、モンゴル、北朝鮮、インド、ネパール、ベトナムなど合計14か国と陸地で国境を接しています。

外国と言えば「海外」という日本とは、大違いです。中国からモンゴルへは鉄道でも行くことができるのは、ご存知でしょうか。または鉄道で中国国境ギリギリまで行って、国境をジープに乗って越えることもできます。ちょっとスリルがあります。

今回は、中国から陸上でモンゴルへ行く方法についてご紹介します。1元=約16.7円(2017年)

モンゴルについて

モンゴル

モンゴルは中国語では「蒙古国(モングーグオ)」と言いますが、中国国内にある内モンゴル自治区、通称「内蒙(ネイモン)」と対比して、「外蒙(ワイモン)」と呼ばれることが多いです。

モンゴルの中国に対する感情は良いものではないですが、国境付近でも今のところ特に問題は起きてなく、関係はそれほど緊張はしていません。

日本人へは好意的で、「Japanese」だと言うと、笑いながら「こんにちは」「さようなら」「朝青龍」などと日本語で言ってくる人もいます。

鉄道で直接モンゴルへ行く方法

鉄道

国際列車は普通の列車とは違う扱いなので、切符はどこでも買えるわけではありません。他にも取り扱っている所もあるかもしれませんが、私が知っているサイトをご紹介します。

  1. http://www.cits.net」と入力しましょう。英語その他の言語を選べますが、日本語はありません。
  2. Home>Chine Tours>Train >From Beijing to Ulan Batorと画面を進めていきます。時刻表その他の情報があります。
  3. 画面右上か一番下に青く「Inquire Now」と書かれていますから、クリックすると予約に進むことができます。

参考までに、2017年3月の情報では、北京からウランバートルへの列車は2本運行しています。1本目は2017年の7月1日まで毎週土曜日出発する列車で、2本目は一年中毎週水曜日出発の列車です。

どちらも11:22北京発で、次の日の14:20にモンゴルの首都ウランバートルに着きます。途中、中国の「大同(ダートン)」には17:08、中国国境の町「二连(アーリエン)」には21:48、モンゴル国境の町ザミンウードには1:25に着きます。

中国からモンゴルまでの参考料金

北京からザミンウードまでは160~232USD(約17,600円〜25,520円)、ウランバートルまでは240~339USD(約26,400円〜37,290円)で、ベッドの種類で値段が変わります

ウランバートルから北京への列車は、毎週木曜日出発です。8:30ウランバートル発で、次の日の11:40に北京に着きます。

どちらも25日前までの予約が必要です。慣れない手続きになりますので、早めにコンタクトをとりましょう。

チケットは中国国内の旅行代理店で受け取ることができますが、具体的な場所については、どこが自分の家から近いかを聞いて確認する必要があります。

中国国際旅行社「中国际旅游社(チョングオ・グオジー・リューヨウシァ)」のサイトに、国際列車の切符を取り扱っている支店の情報がありますので、参考にしてください。

「二连」で列車の台車を換えるために駅に2~3時間降ろされるのですが、その際に中国出国手続きをします。その後列車に乗ってしばらくしてから係員が列車に乗り込んでモンゴル入国の手続きをします。

鉄道とジープで行く方法

鉄道

国際列車は乗ってしまえば後は楽ですが、値段が高いのと切符の予約や受け取りが住んでいる場所によっては面倒なのが難点です。その点、中国国内は列車で行ってモンゴル国境はジープで越えるなら、普通の列車と同じように予約できて値段もお得です

中国から中国国境の町「二连」へ行く列車は内モンゴルの「呼和浩特(フーハーハオトー)」と「包头(バオトウ)」から出ています。2017年3月時点で、下記のいずれかを選ぶことができます。

  1. 毎週月・金曜日21:59「呼和浩特」発、次の日5:26「二连」着。列車番号「车次(チャーツー)」:4652。二等席「硬座(インヅオ)」35元(約584円)、B寝台「硬卧(インウオ)」76元(約1,270円)。
  2. 毎日9:55「呼和浩特」発、当日18:28「二连」着。「车次」:6856。「硬座」54元(約901円)、「硬卧」は無し。
  3. 毎日22:10「包头」発、次の日6:36「二连」着。「车次」:T4202。「硬座」91元(約1,519円)、「硬卧」158元(約2,638円)。

それぞれの注意書きを以下に書きますので、参考にしてください。

行き

  1. 着く時間が早く、冬は寒くて真っ暗で、あまり店も開いていません。
  2. 「二连」で宿泊を考えなければならないのが難点です。小さな町なので、外国人に向いている宿泊施設はそれほど多くないです。ほぼ必ず空調が付いているタイプのため、1.より高めです。
  3. 「呼和浩特」でも23:52に乗れます。この列車が時刻としては一番便利でしょう。ただし、1年中あるのかははっきりせず、季節限定の可能性があります。2.よりもさらに列車のレベルが上のため、高めの値段設定です。

帰り

  1. 毎週火・土曜日13:45「二连」発、21:39「呼和浩特」着。「车次」:4654。
  2. 毎日 9:36「二连」発、18:54「呼和浩特」着。「车次」:6858。
  3. 毎日 13:30「二连」発、21:59「包头」着。「车次」:T4204。

ジープに乗る

ジープ

「二连」 駅に降りたら、ジープ乗り場「义乌商贸城」へ行きます。「百度(バイドゥー)」や「百度地图(バイドゥー・ディートゥー)」で「二连浩特义乌商贸城」(ピンイン:erlian haote yiwu shangmao cheng)を検索すると、位置が出てきます。

駅から2km弱なので、歩こうと思えば歩ける距離です。朝に着く列車でしたら、歩きながら適当なお店を見つけ、朝食をとってゆっくり休みましょう。ジープは8:00くらいからでないと出発しないので、ジープ乗り場に早く行っても仕方ありません。

モンゴル語しか通じない

ジープがたくさんあり、運転手は基本的にモンゴル語しか話せないモンゴル人で、中国語はほぼ通じません。値段だけは片言で言えたり、携帯の数字を見せたりしてくる場合もあります。

私の場合、モンゴルの国境を超えてすぐ戻って来たのですが、中国元で往復100~115元くらい(約1,670円〜1,920円)でした。片道なら60元~(約1,002円)です。どの車を選んでもそれほど値段は変わりませんが、一応できるだけ安くなるように交渉してみるといいでしょう。

車に既に何人か乗っていると、すぐ出発できる可能性が高くなります。車は、かなり年季の入ったものから新しいものまでありますので、好みのものを選ぶことができます。

乗る時に料金を払う必要は無く、行程が終わりに差しかかってきた頃、運転手から言われた時に払います。

帰りの時間を言うのに役立つ表現はこちらです。書いておいたものを運転手に見せましょう。

  • 「午後1時前に「二连」駅に帰って来るようにしてください。」
  • 「neg tsagt eren hot ruu butsah heregtei」

国境の手続きはどんなもの?

国境

出入国管理局に車で近づくと、全員のパスポートを見せるように言われるので、顔写真の部分を見せます。建物のすぐ近くで車から降ろされ、建物内に入って手続きをします。

中国の出入国手続きは、飛行場と基本的に同じです。注意すべき点として、自分が乗ったジープのナンバーの数字部分を控えておきましょう。入国カードを記入する際、普段飛行機の便名を書く部分に数字を記入する必要があります

モンゴルの出入国手続きはかなり小さな建物で行います。出国時に手数料を要求されるのが特徴です。建物に入ってすぐに小さなカウンターのようなものがあり、一定額を払うと小さな紙をくれるので、それを出国手続きの際パスポートと一緒に出します。

モンゴルのお金は必要なく、中国元で5元~20元(約83円〜334円)ほどです。なぜか時によって金額が違うのが不思議ですが、大きな額でないですし、言葉が通じないので言われるまま払ってしまいます。

手続きが終わると車に乗り、警備をしている人にパスポートを見せます。今押してもらったスタンプを見せるように言われるので、あらかじめどのページか探しておいて、開いて見せましょう。

ジープの乗り心地やハプニング

ジープにはなるべく人を多く乗せたほうが運転手は儲かるため、どんどん客を引き込んで乗せようとします。まるで貨物?というくらい何人も詰め込まれることもあります。

しかもジープの運転手は大抵運転が荒く、特に行列になった時は車体ごと押し合う感じで、迫力があります。

客をたくさん乗せようとするあまり出発が遅くなり、検問にはジープが長蛇の列で、危うく帰りの列車に遅刻しそうになったこともあります。

列車の切符を運転手に見せたところ、運転手が行列を思いっきり抜かして、その切符を係員に見せて特別に通してもらい何とか間に合いました。

まとめ

普通の飛行機での入出国に比べて、一味違うモンゴル行き。

特に鉄道とジープで国境を渡ることは、他の場所ではなかなかできない経験でしょう。ジープの運転手は、運転は荒いものの、今のところ怖い人に出会ったことはありません。大らかで明るい感じの人が多いです。

とは言え安全を考えると、女性一人で行くのはやはりおすすめできません。友達や夫婦でワイワイ行くほうが、楽しめるのではないでしょうか。

一度行ったらもう行きたくないと言う人、トラブルを経験したのに何度でも行く人、反応が真っ二つに分かれる旅です。チャレンジしてもいいと思われる方は、どうぞお気をつけて、楽しい旅を!

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