ワーキングホリデー先として常に人気のオーストラリア。これから渡航する人も多いと思いますが、そのために準備しておくべき資金はどのくらいだと思いますか?
必要額は、住まいや食費、語学学校、習い事、仕事など、人によってさまざまです。
私もオーストラリアに1年弱、ワーホリ滞在した経験があります。そこで、私が準備した資金と滞在中にかかった費用、帰ってきた時に残った金額など、さまざまなお金の情報について経験とともにお伝えしたいと思います。
※1オーストラリアドル(以下ドル)=約91円(2017年9月)
オーストラリアへのワーホリ準備資金、私の場合は100万円
ずばり、私がワーキングホリデーのために貯めたお金は100万円です。
もちろん、オーストラリア滞在中の半年間は働いて生活費を稼いでいたので、貯金は減ったり増えたりを繰り返していました。最終的に、帰国後に手元には10万円しか残りませんでしたが、行きと帰りの航空券やお土産代も最初の貯金でまかなうことができました。
この100万円の準備資金を充てた大きな出費は、
- ホームステイ
- 語学学校
- 習い事
- ゴールドコーストからシドニーへの旅行
大まかに言うと、この4つです。
日本で頑張って貯めたとしても、その貯金が帰る時には私のように底をつく人もいれば、現地でしっかりお金を貯めて帰国する人もいます。目的や楽しみ方は人それぞれで、必要な費用も人それぞれです。
オーストラリアでのワーホリ滞在中の大きな出費内訳
では、前述した大きな出費を細かく見ていきます。
ホームステイ:200〜400ドル(約18,200〜36,400円)/週
期間や場所、受け入れ先により異なりますが、私は土地勘がなかったため、現地に慣れてからシェアハウスを見つけるまでの間に利用しました。
1週間に3万円程度です。ご飯付きだったので、非常に助かりました。3週間寝泊まりし、情報収集などにも協力してもらえたりと、いいことばかりでした。個人的には無駄な出費ではなかったと思います。
友達も頼る人もいなければ、初期投資として利用する価値は大いにあると思います。
語学学校:300〜500ドル(約27,300〜45,500円)/週
英語に自信があって語学学校へ行かない方も、参考までにご覧ください。
語学学校の料金は学校によりさまざまで、内容、通学期間、1日の授業時間により全く異なります。料金は高いです。私は5週間通ったので、日本円で約20万ほど支払いました。
語学学校のメリットは、英語の勉強ができるのはもちろん、友達ができることです。お金はかかりますが、生きた英語が学べるので、働く前にしっかり英会話の練習ができますよ。
そんなにお金をかけたくない、かけられないと思う方は、街の掲示板で英語を教えてくれる家庭教師を探すのも一つの方法です。
習い事:Free〜
オーストラリアで習いたいことはありますか?
私はエッセンシャルオイルを短期で学ぶコースに通いました。1週間で300ドル(約27,300円)ほど支払いました。
授業では、オーストラリアで有名なユーカリオイルを使用したりしました。少人数でアットホームなスクールで、持ち帰りのアロマやバスソルトなどはお土産にもなり、とても良かったです。
何を習うかで料金は全く異なります。オーストラリアでは、サーフィン、バリスタ、エッセンシャルオイル、マッサージなどが人気のある習い事です。
インターネットや街の掲示板で生徒を募集していることが多いです。料金は初回無料など多種多様なので、じっくり探してみてくださいね。
飛行機でのシドニー旅行:1,000ドル(約91,000円)〜
ゴールドコーストから出かけ、1週間だけ泊めてくれるシェアルームを見つけることができました。飛行機代、食事代、観光代を含めて日本円で約10万ほどかかりましたが、とっても楽しかったです!
オーストラリア内を回るならジェットスターがお得で、私もお世話になりました。便数も多く、安いです。
オーストラリアでのワーホリ中に貯金はできる?
気になる方も多いでしょうか? 最終的な貯金についてです。
ワーキングホリデーで貯金できるのか、できないのかということを、帰国後よく聞かれます。答えを言うと、ワーキングホリデービザで滞在しながらの貯金は十分可能です。
1年弱オーストラリアで生活してみて、生活費が高いため、食費や家賃に多くを吸い取られた印象はあります。お金を貯めることが目的であれば、時給の高い仕事を得て長い期間働けば、持ってきたお金を増やして帰れるでしょう。
何度も言いますが、貯金は可能です!使い方や稼ぎ方にもよるので、自分次第でどうにでもなる、とお伝えしたいと思います。貯金をして帰るか、私のように旅行を楽しんだり習い事などの技術を取得したりするかはあなた次第です。
オーストラリアの消費税は10%
オーストラリアで消費される全ての品物、サービスには10%の消費税がかけられています(2017年9月現在)。
食費が高いと感じる理由は、税金も関係しています。食品はもちろん、外食にもサービス料として10%が計上されます。そのため、上手に節約、自炊することがとても大事!野菜が安く買えるマーケットや、友達が住んでいる安いシェアルームなどの情報も貴重です。
まとめ〜自分らしいお金の使い方を大切に
最初に述べたように、帰国後、私の手元には10万円しか残りませんでした。日本で苦労して貯金した100万円が、10万です。でも、私にとってはちっとも大した事ではありませんでした。
オーストラリアへ行き、そこでの生活を十分に楽しみ、いろいろな人と出会い、日本ではできないことを多く体験しました。それが何より大切で、数年経った今でも輝く楽しい思い出です。
最低限かかる費用を準備し、自分らしいワーキングホリデー生活を思う存分楽しんでください!
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