MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

アメリカ留学!プランを練る前にビザについて学ぼう

アメリカ

世界で影響力ナンバーワンと言っても過言ではない、先進国アメリカ。

ドラマや映画はもちろん、ファストフードを始めとしたアメリカの食文化やレストランが日本に上陸したり、近年ではハロウィーンやイースターといった行事など、アメリカに浸透している文化を日本で目にしたりする機会も多いですよね。

そんなアメリカへ留学してみたい!その為には一体どんなビザが必要なのかご存知ですか?

今回はアメリカ留学する為のビザ3種類についてご紹介します。

目次

観光も英会話も楽しみたい!短期留学はESTA

アメリカ

こちらはアメリカへ入国する為の渡航認証プログラムで、旅行で訪れる方にも申請が義務付けられている為、耳にしたことがある方も多いかと思います。

旅行中観光を楽しみつつ、英語を学びたい!という方であれば、学生ビザを取得しなくても語学学校に通うことができます。ヨガやダンス、ネイルスクールといった短期のお稽古留学も可能です。

正確にはESTAはビザではありませんが、90日以下の滞在であり、週18時間以下の授業であれば学校へ通うことが許されています。

ESTAに関する注意事項

90日以下であっても週18時間を越える授業は、学生ビザを申請しなければならないので注意が必要です。ESTAを取得する前に、学校に確認しましょう。

またESTAはビザではない為、アメリカ滞在中に学生ビザへの切り替えはできません。もし学校を延長したいとなった場合は、一旦帰国し学生ビザを取得してから、アメリカに戻り改めて学校に通う形となります。

英語をがっつり学びたい!長期留学は学生ビザ(F-1ビザ)

留学

アメリカ留学で最も一般的なビザ、それがこのF-1(エフワン)ビザです。

語学学校を始め、高校や大学、大学院に長期で通うには、こちらのビザが必要です。また90日以内の滞在で語学学校に通う場合でも、週18時間以上のフルタイムで授業を受けるにはF-1ビザを取得しなければなりません。

通常F-1ビザは通学期間に関わらず、5年の滞在期間で発行されます。例えば1年間語学学校に通う予定で留学し、その後大学に進学したい場合は、学費を収めれば進学でき、ビザもそのまま使うことができます。

学生としての滞在期間が5年を過ぎる場合は、F-1ビザの延長申請が必要です。

また学校修了後、滞在猶予期間(Grace Period)が設けられており、修了日から60日以内に出国しなければなりません。

F-1ビザに関する注意事項

日本語で行われているヨガやネイルといったお稽古留学の内容によっては、英語以外のプログラムとみなされ、アメリカから認定を受けていない講座や学校もあります。その場合、F-1ビザが発給されないので、事前に確認しましょう。

語学学校に通いながら、並行してお稽古を学ぶということもできます。

また学生ビザは在日アメリカ大使館、もしくは領事館での面接があるので、海外から申請することはできません。ビザ申請から取得まで数ヶ月を要するので、学校の入学時期に間に合うよう申請しましょう。

面接自体は英語で行われますが、高い英語力が要求されるという訳ではありません。英語に自信がない場合、面接官にきちんと伝えましょう。

ビザを取得している場合は、ESTAの申請は不要です。

持っている知識を高めたい!専門留学は職業訓練学校生ビザ(M-1ビザ)

アメリカ留学

専門的な技術を身につける為の専門学校に通う、もしくは現在就いている職業の訓練として研修を受ける場合に、M-1(エムワン)ビザが発給されます。

具体的にはメイクや美容師が集う美容専門学校に加え、音楽やダンススクール、マッサージ専門学校、ビジネススクールがあります。

専門学校では基本的に語学面でのサポートは行っていないので、F-1ビザの取得時とは違い、授業内容を理解できる英語力が要求されます

M-1ビザは最大1年の滞在期間が与えられますが、専門学校や職業研修の期間に合わせて発行されます。例えば専門学校へ5ヶ月通学する場合、ビザは5ヶ月で発行されます。

M-1ビザを延長するには申請が必要となりますが、専門知識を決められた身に付けるという名目で来ているということを理由に、延長が却下される場合も少なくありません

またM-1ビザの滞在猶予期間は、プログラム修了日から30日以内です。

M-1ビザに関する注意事項

このビザは取得後、学生ビザ(F-1ビザ)へ切り替えることができません

例えば、専門学校を卒業した後、やはり英語を勉強し直す為に語学学校に行きたいと思っても、プランを変更することはできないのです。M-1ビザを取得した時点で、英語力があるとみなされる為です。

ちなみに語学学校へ行った後、専門学校に行くという学生ビザ(F-1ビザ)からこちらのM-1ビザへ変更することはできます。

またこのビザにも面接があり、取得までに数ヶ月かかります。ESTAも不要です。

まとめ

一言にアメリカ留学と言っても、どれくらいの期間留学するか、どんな学校へ行って何を学ぶかによって申請するビザが変わってきます。

また在学中に別の学校に編入する場合や、卒業後に別の学校へ進学するかなども留学する上で重要になってきます。

後悔のないアメリカ生活を送る為にも、留学プランをしっかり練りましょう

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

【アメリカ求人】アメリカ就職を未経験からでもねらえる!転職エージェントまとめ

アメリカで働くには?アメリカで就職・転職をしたい日本人が転職前に知っておきたい11のこと

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

ロサンゼルス在住。
ビザ関連の情報や、現地の暮らしに関して執筆しています。

目次