30代からタイへ転職!タイで現地採用として働くことを選んだ理由
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「どうしてタイに来たの?」
これは、タイで初めて会う人との会話で必ず出る質問です。こちらから聞くことも、相手から聞かれることもあります。
駐在員さんなら、会社から出向命令が出たという理由ひとつでしょう。ですが、私達現地採用者には十人十色、人それぞれ全く違う理由があります。
なぜタイで仕事をしようと思ったのか、タイに来たいと考えた理由は何だったのか、興味深い話題のひとつです。
では、私がタイに来たいと思ったきっかけと、実際にタイに来るまでの道のりを紹介します。
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記事の目次
タイ旅行がきっかけでタイに魅せられる
タイで生活したいと思う人は、旅行でタイに来て魅せられた人がほとんどでしょう。
そして私もその一人ですが、実際にタイで仕事をしたいと思ったのはタイ旅行から何年も経った後、今から10年近く前のことです。
言葉が分かればもっと楽しめる
タイを旅行した時、英語があまり通じないことに気が付きました。
観光スポットで働くタイ人の多くは、観光客を案内するくらいの英語は話せます。ですが、「今タイでは何が流行っているの?」「普段は何をして過ごしているの?」といった雑談はなかなかできません。
タイ語が話せたら、もっと楽しい旅行になったでしょう。
またタイに遊びに来たい、その時はもっと楽しみたい、そんな気持ちが芽生えました。それがきっかけで、私は日本でタイ語を習うことにしたのです。
タイ語教室とクラスメイトの旅立ち
日本にもタイ語を教えてくれる教室はいくつかあります。私は趣味として週1回、1時間習うことにしました。
グループレッスンだったので、クラスではいろいろな人と一緒です。タイに旅行へ行くのが好きな人、タイに出張に行くことがある人、タイ人が近所に住んでいる人。
そんなクラスメイトやタイ人の先生と、タイレストランに行ったりカラオケに行ったりすることもありました。
タイ語が読めたり話せたりするのは本当に楽しいことで、もっと上手くなりたいという気持ちにさせられます。
習い始めてから2年の間はタイに旅行に行くことはありませんでしたが、そろそろタイで腕試しをしたいと思い始めました。
現地採用という働き方を知る
そんな時、タイ語教室で一緒だった同い年の女性がタイに旅立ちました。彼女は日本での仕事を辞め、タイに仕事を探しに行きました。
私はその時初めて、タイでも仕事ができるということを知ったのです。
でも、自分もタイで働きたいと思ったのはこの時ではありません。ただ知識として、タイでの現地採用という働き方もあるということを知っただけでした。
タイでのプチ生活をスタート
先に述べたように、クラスメイトがタイに行ったのは、私もそろそろタイを旅行したいと思っていた頃でした。
私は当時、整体師として働いていて、ちょうど職場を替えようと考えていた時期でもあります。
整体師というのは、次に働く職場にそれほど困ることのない職業です。私はその時働いていた職場を辞め、次の職場で働き始める前に、2ヶ月間タイに旅行に行くことにしました。
長く滞在する目的のひとつは、マッサージでも有名な首都バンコクの寺院「ワットポー」のマッサージスクールに通うことでした。宿泊はバンコクのサービスアパート、タイでのプチ生活のスタートです。
タイ生活から見えたもの
暮らしてみると当然、旅行では見えなかった面も見えてきます。たとえば、「サバーイ」と「マイペンライ」の精神。
「サバーイ」は快適な、「マイペンライ」は気にするな、大丈夫という意味です。この「サバーイ」と「マイペンライ」の精神が、タイののんびりした雰囲気を作り出しています。
日常的だとストレスの原因にも
こののんびりとした雰囲気はタイのいいところですが、生活となると困ることもしばしばあります。
バスや電車がなかなか来ない、約束を忘れる、時間に遅れる、つり銭の間違い、予約の取り忘れ、などなど。
何が起きても「マイペンライ」で済ませてしまうのは、日本人の私達からするとちょっとしたストレスの原因になります。
あれは、マッサージスクールを無事に終えて、修了書がもらえる日でした。
私の修了書だけが準備されておらず、「あ~忘れてた!マイペンライ!また来週来てよ!」と言われた時には怒りが込み上げたのを覚えています。
タイで働くことを決意
私がタイでの仕事を考え始めたのは、このタイでのプチ生活の後です。タイの良いところも悪いところもひっくるめて、タイで暮らしてみたくなりました。
ただ、今すぐにタイに行きたい!というわけではなかったので、情報収集はゆっくりとしました。
そんなある日、タイで仕事を探すのは35歳を超えると難しいということを知ります。当時私は34歳。もう時間がありません。
タイで仕事をしたいという気持ちは、ここで固まったと言えるでしょう。
準備は十分、迷いなく出発
タイ現地には日本人向けの人材派遣会社がいくつかありますが、私は日本にいながらインターネットでタイの求人情報を見たりしていました。職探しに関しての前情報は十分です。
あとは、渡航の準備を進めるだけ。迷いはありませんでした。年齢という事実が、のんびりタイのことを考えていた私の背中を押してくれたように思います。
まとめ~過去の様々な選択が今につながる
私がタイで仕事をするようになった理由やきっかけは、ひとつではなかったのかもしれません。
人生のいろいろなポイントで、いろいろな選択をしてきたからこそ、今があるのだと思います。
あなたがタイで働きたいと思っている理由は何ですか?ここタイで私達が直接その話をする日は、そんなに遠くないかもしれませんね。
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