シンガポールの外資系企業に転職!30代で海外就職した私のある1日

シンガポール シンガポールでの働き方

国が違えば働き方も違う、それを痛感するのが海外就職です。シンガポールで仕事をする日本人の働き方も実にさまざまです。

私は30代で海外転職を果たし、現在シンガポールで外資系企業に勤めています。現地で仕事をする日本人が、実際どのような働き方をしているのか気になる人も多いのではないでしょうか。

そこで私の1日のタイムスケジュールを、シンガポールらしさが感じられるエピソードも交えながらご紹介します。

シンガポールでの通勤

AM7:00 起床

早起きがあまり得意ではない私は、朝も比較的ゆっくりスタートします。

朝の通勤タイムや日中も外は暑く、しっかりお化粧をしてもすぐに崩れてしまうので、化粧は軽め。朝の準備の時間は日本にいる時よりも短くなりました。

AM7:50 家を出発

シンガポールで働く人の通勤手段は、MRT(地下鉄)かバスがメイン。自家用車で通勤する人はごく少数です。日本と同じように、通勤時間のMRTは混雑しますが、押しつぶされるほどの満員にはなりません。

バスのダイヤも安定しています。携帯のアプリで到着時刻がチェックできるようになっているので、通勤時間もある程度見通しがつき快適です。

周辺アジア諸国と比べ、交通機関が整備されているところがシンガポールの特徴かもしれません。

シンガポーリアンタイムな午前

AM8:45 職場周辺に到着

オフィスの周りには朝からオープンしているお店も多く、朝食を買ってからオフィスに入るのが日課です。シンガポールの朝食の定番、カヤトースト&コーヒーは4シンガポールドル(約340円)ほどで購入することができます。

※1シンガポールドル=約82円(2017年8月)

AM9:00 始業

始業、といっても本格的に仕事が始まるわけではありません。この時間から朝食を食べ始めたり、コーヒーを淹れたり、みんなスロースタートです。

しかし、この時間に行われるデスク周辺メンバーとのたわいもない会話、最近のニュースやそれぞれの出張での出来事などの話が情報交換の時間として有意義だったりもします。

シンガポーリアンはランチが命

ランチ

PM12:00 昼休憩

チームのメンバーと、オフィス周辺のホーカー(屋台街)に出かけます。通常ランチタイムは1時間ほど、食べるものはその日にその場に行って決めます。ホーカーには、中華・マレー・インド・韓国などさまざまな料理のお店が立ち並び、日替わりでランチを楽しめます。

また、上司が不在の日や仕事が緩やかな週は、少し足を延ばして評判のレストランまでタクシーに乗って出かけることも!

ランチ後オフィスに戻ると、すれ違いざまに「ごはん食べた?」とお互いに声を掛け合うことが定番です。シンガポールの人達にとっての食事の大切さがうかがえる光景です。

シンガポールで働く午後、終業までの集中力

PM2:00 来客対応

基本的に、午後の来客対応は2時以降に設定します。ランチ時間が日によって前後するので、オフィスが万全な状態になるのが2時以降なのです。

他社を訪問する際にも、午後1時はどうかと聞くと2時以降にしてくれといつも言われるのは、同じような理由だと思います。

PM4:00 作業に集中

午後も後半になると、オフィス全体が静かになる傾向があります。なぜかというと、皆6時の終業までに仕事を終わらせようと集中するからです。4時を過ぎると、「あと2時間!」「あと1時間!」とカウントダウンが始まるほどです。

PM6:00 終業

晴れて6時になると、一斉にオフィスから人が消えます。

のんびり6時を過ぎてからPCを切ったり荷物を準備したりしていると、自分が最後の1人になることもしばしば。少し残って作業をしようものなら、「まだ帰らないの!?」「なぜそんなに忙しいの!?」と、早く帰るよう促されます

シンガポールでは仕事後の時間を思い思いにフル活用

シンガポール

シンガポールは夜7時半頃まで明るいので、仕事後に運動をするため外に出かける人も多いです。オフィスで着替えて、ランニング姿で退社する人も珍しくありません。

平日でも友人と飲みに出かける人もいます。家族の誕生日だからと、ディナーを家族で囲むために足早に家に帰る人もいます。

それぞれ仕事後の時間を大切に過ごしているようです。

まとめ〜シンガポールで自分の時間を大切にする働き方を

夜8時頃までの残業は普通、同僚や上司と軽く一杯飲んでから帰宅する。そんな日本の話をすると、シンガポールの人達はみんな驚きます。

「上司が帰るまで自分も帰れないなんて信じられない!」「仕事が終わった後も会社の人達と食事しお酒も飲まなければいけないの?いつ仕事が終わるの?」

シンガポールと日本の働き方の違いを日々実感しています。私の1日を通して、シンガポールで働くことに魅力を感じていただけると幸いです。

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