東南アジアの金融都市シンガポール。日系企業や外資系企業の多くがこの地にヘッドオフィスを構えています。
そんなシンガポールで仕事を探す時に必須なのが、シンガポール求人を扱う転職エージェントや転職サイトですよね。しかし、検索するとたくさんの転職サービスが出てくるので、どれがいいのか迷うものです。
ここでは、主に日系企業の現地採用社員や海外駐在員としてシンガポールで働くことを前提に、おすすめの転職エージェント・転職サイトをご紹介します。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- リクルートエージェント (未経験から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
シンガポール転職のメリット
アジアの中でもシンガポールへの転職が人気である主な理由を4つ挙げてみます。
1. キャリアアップしやすい
世界の大手企業が東南アジアのハブとしてシンガポールに拠点を置くケースがめずらしくありません。例えば、支店をシンガポールに置くアメリカ企業で働き結果を出せば、アメリカ本社に異動できる可能性もあります。
また、他社からヘッドハンティングされることも考えられます。
2. 英語と中国語でビジネスができる
シンガポールで働くなら英語が共通語です。実践で使い続けることで、英語力の向上も期待できます。
また、シンガポールに住む華僑も多く、中国語が必要となることもあります。
英語と中国語のスキルを身につけることができ、世界のどこへ行っても求められる人材としてステップアップできるといえます。
3. 優秀な人材とコネクションができる
シンガポールには、海外から移住した富裕者や有名人がたくさんいます。小さな国なので、こうした人たちと自然につながりができる可能性も高いです。
ビザの壁を乗り越えて海外で働くためには、人脈も大切です。将来、転職や起業することも考えているなら、シンガポールに住む華僑や投資家とつながりをつくっておけば計画の実現に役立つかもしれません。
4. 住みやすい
英語が通じる、交通機関が整備されている、治安が比較的良い、日本食があるなど、住みやすい環境が整っています。
シンガポール転職に必要なスキル
シンガポールでは、英語力いかんで就きやすい職種も変わります。日本語のみでできる仕事もありますが、待遇や給料などが低くなる可能性も高いです。
また、日系企業であれば日本のビジネス習慣を理解していることが求められる仕事が多いです。
つまり、「英語・中国語」「業務経験」そして「社会人経験」があると、シンガポール転職はスムーズになります。逆にいえば、経験・知識・スキルを活かした仕事ができるのがシンガポール転職です。
好きな国で働ける上に、それが今後のキャリアにもプラスになるなら、挑戦しない手はありません。未経験からでもシンガポールを目指せるので安心してください。
シンガポール求人を探すなら転職エージェントを利用しよう
シンガポールで働きたいなら転職エージェントの利用がおすすめです。不安の多い海外転職では、エージェントのサポートが心強いものになります。
日系大手の転職エージェントなら「福利厚生を含めた求人」「転職サポート」がしっかりしているので安心して利用できます。
今後のキャリアを考えると、転職先は信頼できる企業が望ましいです。日系大手の転職サービスは経験豊富で、ローカルな求人サイトを使う場合に比べて就職トラブルなどのリスクを避けることができるというメリットがあります。
では、その他のメリットやデメリット、そして上手な利用の仕方をご紹介していきます。
転職エージェントを利用するメリット
転職コンサルタントに相談できる
まず何といっても、担当の転職コンサルタントに相談できることがメリットです。
特に、初めてのシンガポール転職だとわからないことがたくさんあるでしょう。そんな時、疑問や不安について気軽に相談できる転職エージェントは力強い味方になるはずです。
また、面接対策や転職の傾向なども知ることができます。
一人ではつまずきやすい転職活動も安心して進められ、心細くなりません。
給料の交渉を任せられる
自分自身で給料や年収、待遇の交渉をするのは大変です。特に、仕事開始前に待遇アップを要求し気まずくなるのは避けたいところ。転職エージェントを使えば、面倒な給料交渉も行ってもらえます。
もちろん、思い通りにいかない場合や交渉できないケースもありますが、自分でやるよりもプロのエージェントに任せる方が安心できます。
非公開求人に応募できる
大手企業の求人には、一部の転職エージェントのみに公開し、一般には非公開のものがあることは珍しくありません。
世に出回っていないシンガポールの求人に応募することができるのも、転職サービスを利用するメリットといえるでしょう。
予定の管理が楽になる
転職エージェントを利用すると、応募についての予定管理をしてくれます。特に、仕事をしながらの転職活動はスケジュール管理がなかなか大変です。
しかし、転職エージェントが予定の管理を行ってくれることで心に余裕もでき、求職活動により集中することができます。
無料で利用できる
リクルートエージェントやLHH転職エージェントなどの転職エージェントは全てのサービスを無料で利用できます。タダで転職サービスを使えるというのは大きなメリットです。
上手にサービスを活用し、最大限のメリットを享受してください。
転職エージェントを利用するデメリット
必ずしも希望に沿うとは限らない
転職エージェントは一人でも多くの人に採用通知を渡すのが仕事です。
そのため、できるだけ採用してもらえるよう学歴や経験などによって応募できる会社が決められてしまうケースがあります。例えば、語学力や職務経験で線引きされることも多いです。
彼らの目的は採用という結果を出すことです。勧められるままに採用されそうな求人に応募するのではなく、自分にとって何が大切かを考えながら仕事探しを進めていきましょう。
エージェントによって得意分野が異なる
一口に転職エージェントといっても、会社によって得意分野が違います。それぞれの得意分野に合った企業や業種を勧められ、それが求職者の希望とうまく重なれば順調に採用まで決まります。
シンガポールへの転職を目指すなら、選択肢を広げて複数の転職サービスに登録するようにしましょう。
シンガポール向け転職エージェントの上手な使い方
シンガポールの求人を探す場合も、転職サービスの利用方法は国内でのそれと変わらないことがほとんどです。日本にいながらでもシンガポールの会社に応募できるのが何よりの強みです。
オンラインで手軽に相談
メールやスカイプ、ラインなどの方法で相談することが可能です。現在、仕事をしているのなら時間を取られるのは困りますが、会社を訪問する必要もないので、時間を有効に使うことができます。
さらに、せっかく担当スタッフがいるので、CV(履歴書)作りなども意見を聞きながら行うのがおすすめです。
スケジュール管理を任せる
自分で行っている面接スケジュール管理なども担当スタッフと情報を共有しましょう。
先のメリットの中でも述べましたが、特に在職中の場合、スケジュールの調整を任せられることは時間の節約につながります。
複数登録し情報収集
どの転職サービスがいいか迷う場合は2つ〜3つほど登録し、気になる求人情報をストックしておくことが大切です。シンガポール転職の基本は求人に関する情報を集めることです。
手間を最小限に抑え、時間を有効に使うためにも、エージェントがやってくれることは任せるのが望ましいです。上手にサービスを利用することで、手間と同時に転職への不安が少なくなります。
シンガポールへの転職活動はまず、日系大手の転職サービスの利用から始めましょう。登録は3分程度、利用は無料です。
次からは、以下のポイントに沿って転職エージェント・転職サイトを紹介していきます。
- 未経験からシンガポールを狙う
- シンガポール駐在員案件を狙う
- 即戦力としてオファーを待つ
- 複数の転職サービスを比較する
未経験でシンガポール転職を目指すなら:リクルートエージェント
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:20代・30代・未経験で、広い選択肢からシンガポールの求人を探したい
- ポイント:業界大手、登録すると全体の80%を占める非公開求人を見られる
- 組み合わせ:+LHH転職エージェント
未経験でシンガポールの仕事を探すなら、まずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。初めてシンガポールで働く人、シンガポールで今とは別のキャリアの道を歩みたい人も安心して利用できます。
海外求人数が一般の転職サイトの数倍あり、選択肢が幅広いです。
また、大手のエージェントのため、数多くの転職コンサルタントが在籍しています。ただし、担当者によって考え方・サポートが異なる部分もあるので、LHH転職エージェントなどにもあわせて登録しましょう。
その他、リクナビNEXTなどと併用し比較しながら仕事探しをするとよいでしょう。全て無料で利用できます。
シンガポールで幅広く求人を探すなら:LHH転職エージェント(アデコ)
- おすすめ度:★★★★☆
- ポイント:世界展開、業界でもトップクラスの求人数
- 組み合わせ:+リクルートエージェント
シンガポールへの転職を狙うならぜひ登録しておきたい転職エージェントです。世界中に拠点があり、その数は5,000以上にも及びます。
外資系の案件も多く、多数の非公開求人を扱っています。
シンガポール駐在員を狙うなら:JAC Recruitment
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:語学力がある、大卒以上、30代以上
- ポイント:海外駐在・外資系企業案件に強い
- 組み合わせ:+ビズリーチ(職務経歴書まで入力してオファーを待つ)
海外駐在員とは、日本で採用されて海外で勤務する会社員のこと。シンガポール駐在員や、英語・中国語を使う仕事、外資系企業などの仕事を探すならぜひ登録しておきましょう。
日本国内だけでなく、海外にも複数の拠点を持つ転職エージェントです。ハイクラスの求人が多いため「30代以上で語学力がある」方におすすめです。
問い合わせに対してのレスポンスが速いところが大きなメリット。基本的に問い合わせから24時間以内に返信がくるので、効率的に情報収集できます。登録は3分程度、全て無料で利用できます。
【JAC Recruitmentの海外拠点】
韓国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、イギリスなど
即戦力としてシンガポール求人のオファーを待つなら:ビズリーチ
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:語学力がある、大卒以上、30代以上
- ポイント:職務経歴書まで詳しく記入することで大手企業からオファー
- 組み合わせ:+JAC Recruitment
自分で求人を探すハイクラス転職サイト。シンガポール勤務、外資系企業勤務、専門職や管理職など、豊富な求人があります。
シンガポール転職というと「給料アップ」や「高待遇」がかなう案件はなかなかないと考えがちですが、ビズリーチには他の転職サイトと比べると好条件の案件が多数あります。
また、良いオファーを待つなら「職務経歴書を詳細に書く」ことをおすすめします。職務経歴書の記入は5〜10分程度で済み、その時間さえ確保できれば大手企業や優良企業から注目され、年収アップにつながります。
シンガポール転職を通して収入アップやキャリアアップを目指したい方におすすめの求人サイトです。
あわせて登録しておきたい転職エージェント・転職サイト
リクナビNEXT
- サブで登録したい:★★★★★
- ポイント:スカウト登録、グッドポイント診断が非常に便利
転職サイトとしては日本最大級の会員数を誇り、非常に信頼度が高いです。匿名で気軽に転職活動を始められ、自分で求人を選んで申し込めます。他の転職サービスと併用する人も多くいます。
スカウト登録が非常に便利。積極的な転職活動は面倒だけど、スカウトを待っていい条件の案件だけ検討したい場合に利用できます。また、グッドポイント診断などの無料サービスを上手に使いましょう。
海外求人マッチングサイトGuanxi(グアンシー)
海外求人のみに特化したGuanxiは充実したスカウト機能が大きな特徴。プロフィールをしっかり記入すると、興味を持った企業からオファーがきます。
登録も1分程度なので、登録だけしておき海外の企業からオファーを待つという使い方がおすすめです。
シンガポール向け転職サービスについてのよくある質問
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2017/09/rogo_wakuwork.png” name=”ガンコちゃん” type=”l icon_red”]求人サイトと転職エージェントの違いは何ですか?[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2018/02/cropped-rogo-waku.png” name=”ガンバくん” type=”l icon_blue”]求人サイトは求人情報の掲載を行い、細かい転職サポート(履歴書の添削や求人の紹介)はないんだ。
一方、転職エージェントは、キャリアアドバイザーが担当者としてサポートを行う。無料で相談できるし、求人の紹介、履歴書の添削、スケジュール管理、面接対策などのサポートもしてくれる。サイト上には掲載されていない非公開求人の情報を教えてもらうこともできるよ。
初めてのシンガポール転職ならエージェントにサポートしてもらえるとスムーズだよ。
[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2017/09/rogo_wakuwork.png” name=”ガンコちゃん” type=”l icon_red”]転職時期がはっきりと決まっていないけれど利用してもいいですか?[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2018/02/cropped-rogo-waku.png” name=”ガンバくん” type=”l icon_blue”]もちろん問題ないよ。将来的な転職も含め、少しでも気になったら登録して担当者に転職に関する相談をしたらいいよ。話をしながら自分のキャリアプラン・ライフプランを考えられるし、いい機会になると思う。
少し転職に関するハードルを下げて、気軽に相談から初めてみよう。
[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2017/09/rogo_wakuwork.png” name=”ガンコちゃん” type=”l icon_red”]複数のエージェントに登録してもいいですか?[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2018/02/cropped-rogo-waku.png” name=”ガンバくん” type=”l icon_blue”]もちろん!エージェントは複数利用しよう。多すぎても登録が面倒なので、2つか3つ程度が良いかな。
エージェントにも特徴があるし、ひとまず登録。そして、しっくりくるエージェントをメインに使えば効率よく転職活動が進められるよ。合う・合わないがあるから比較しながら使うのが上手な使い方だね。[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2017/09/rogo_wakuwork.png” name=”ガンコちゃん” type=”l icon_red”]転職が決まるまでどれぐらいかかりますか?[/voice]
[voice icon=”https://wakuwork.jp/wp-content/uploads/2018/02/cropped-rogo-waku.png” name=”ガンバくん” type=”l icon_blue”]早い人で2週間程度、長いと3ヶ月程度の期間が目安かな。実際に応募し始める前に転職エージェントから情報収集しておくと、転職期間も短くできるよ。[/voice]
シンガポール転職へ向けてエージェントに登録する前に
転職エージェントや転職サイトに登録すればそれだけでうまくいくかといえば、そうではありません。転職サービスを使う目的は、理想の求人(理想に近い求人)を見つけてもらうことです。
そのために、まずは譲れない条件、希望の条件を箇条書きでもいいので書き出してみて「なぜシンガポールで働きたいのか」を明確にしましょう。
- 日系企業
- 英語を使って働きたい
- 労働環境の良い会社に現地採用されたい
- 就労ビザ取得サポート付き
- 年収は700万円以上
- 社宅付き
エージェントもあなたの希望がわからないことには求人の紹介ができません。まずはどんな希望であっても正直に伝えることが大切になります。
転職にあたっては、なぜ仕事を替えたいのか、なぜ今の仕事を辞めるのかなども重要になってきます。
シンガポールへの転職を目指す人の多くが転職エージェントに登録しています。そして「本当に転職したいと考えている人」がサポートを受けて転職していきます。
ライバルたちの一歩先を行くためにも、ビジョンをしっかり持つことが大事です。転職サービスへの登録前に「シンガポールでどんなことがしたいのか」をあらためて考えてみましょう。
シンガポールで転職後の仕事と生活の基本情報
シンガポールへ転職してみて「こんなはずじゃなかった」ということがないようにするためには、事前の情報収集が肝心です。実際にシンガポールでの仕事経験を持つ人の記事を読み、働き方や生活についてイメージしましょう。
それぞれの項目の下にある記事リンクが本編です。気になるものがあればクリックして読んでみてくださいね。
シンガポール現地採用社員の給料と暮らしぶり
実際にシンガポールで働くと、どのくらいお給料がもらえて、どんな生活になるのでしょうか。
日系ベンチャー商社で海外営業兼シンガポールオフィス設立サポートのセールスマネージャーをしていた現地採用社員の場合、月給3,800シンガポールドル(約30万円)でした。
この額は、現地採用としては一般的です。ただし、この方はほぼ新卒採用のため、経験者であればより高くなるでしょう。
一方、駐在員として勤務する場合は月給約10,000ドル(約80万円)前後のことも多いため、社会人経験やスキルのある方は駐在員狙いがおすすめです。
少しのやりくりで旅行や貯蓄も十分可能
この現地採用社員の場合は交通費や家賃補助はなかったものの、住居費と食費を抑えれば十分やりくりできたとのこと。一年を通して夏の気候のため服飾にかかるお金も少なく、週に一度、お手伝いさんに掃除や洗濯をお願いするゆとりもあったそうです。
月々の貯金額は10万円ほど。毎年、日本への一時帰国や東南アジアへの旅行も楽しめていたので、むしろ余裕のある生活といえるかもしれません。
独身なら、現地採用でも十分に暮らしていけそうです。
※円換算額は以下記事より抜粋
シンガポールでの生活費は?
転職するなら、給料と同じくらい気になるのが生活費。シンガポールの日系企業に現地採用された20代女性社員の1ヶ月の例をご紹介します。
- 家賃:800ドル(約6万4000円)
- 食費:160ドル(約1万3000円)
- 光熱費:0ドル(家賃に込み)
- インターネット:0ドル(家賃に込み)
- 電話代:30ドル(約2400円)
- 交通費:100ドル(約8000円)
1ヶ月生活費合計:1,090ドル(約8万7000円)
日本円にすると合計10万円内に収まっています。ただし、人によっては交際費などがプラスされるかもしれません。
シンガポールで生活するにあたりもっともネックとなるのが家賃で、東京並みと考えておいた方がいいです。また、レストランで食事をした場合も高くつくため、自炊中心にすれば上記の金額に抑えられます。
インターネット代や光熱費は、家賃に含まれているかどうかを必ず事前に確認するようにしましょう。やりくり次第では、貯金も可能です。
※円換算額は以下記事より抜粋
シンガポールでの働き方
朝起きてから夜寝るまで、シンガポールではどのようなスケジュールになるのでしょうか。シンガポールの外資系企業で働く社員の一日をご紹介します。
出勤~ランチタイム
朝は7時に起床し、公共交通機関で通勤。シンガポールはMRT(地下鉄)やバスがきちんと整備されているため、車通勤の人は少数です。
職場近くに到着すると、定番のカヤトーストなど朝食を買ってオフィスへ。9時に始業しますが、朝ごはんを食べたりコーヒーを淹れたりとロースタートです。ただ、これが有意義な情報交換の時間だったりもします。
昼12時になると、同僚と周辺の食事処でランチ。オフィスへ戻った後、お互いに「ご飯食べた?」と声を掛け合うことが定番です。
仕事再開~終業
全員ランチが確実に終わっている午後2時から本格稼働。来客対応や他社訪問もこの時間から始まります。
午後4時を過ぎると、オフィス全体が静かに。終業までに終わらせようとみんな作業に集中するからだそうです。
そして午後6時には一斉に退社。少し残って作業していると、早く帰るよう促されます。
それぞれの時間を大切にするのが当然
仕事が終われば自由時間。運動したり、友人と飲みに出かけたり、まっすぐ家に帰ったりと、それぞれの時間を大切にしています。
その時間があることで、仕事への集中力も高いんだそうです。
シンガポール転職のデメリットは?
メリットや魅力については最初にご紹介しましたが、最後にあえてシンガポールで働くデメリットを見ておきましょう。
起業するのが難しい
シンガポールは学歴が重視されるキャリア社会です。起業するよりも転職を通して待遇アップを目指す傾向が強いです。
日系企業だとキャリアアップできないことも
現地採用社員として日系企業に勤務する場合、基本的には駐在員の下で働くことになります。グローバルな環境を希望するなら、外資系企業の方がよいでしょう。
雇用契約が終了するとビザが失効する
会社との雇用契約が切れればビザが失効し、滞在すること自体が不可能になります。
帰国後、日本に適応するのに苦労する
グローバルな環境に慣れると、日本の感覚に合わせることが難しくなります。
まとめ〜未経験者にもスキルのある人にも魅力的な環境
シンガポールは在住する日本人も多く、転職や移住に対する心理的なハードルが比較的低いことも人気の理由です。物価が高い印象ですが、実際に働いている人たちの例を見ると、それは先入観にすぎないともいえます。
海外就職未経験だけど挑戦してみたい、英語を使って仕事をしてみたいという方にはぴったりではないでしょうか。逆に、経験や知識があれば、今後のキャリアに非常に有利です。
ご紹介した先輩たちのアドバイスを参考に、シンガポールへの挑戦を成功に導いてください!
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