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ニューヨークのアパレルショップで接客販売スタッフとして働く一日のタイムスケジュール

服

現在、私はニューヨークのローカルデザイナーのもとで接客販売スタッフとして働いています。

ファッションの街ニューヨークではトレンドに敏感なお客様、こだわりのスタイルを追求するお客様、観光で訪れた海外からのお客様など、さまざまな人とお話することができるので毎日が刺激的です。

この記事では、ニューヨークのアパレルショップで働く私のある日のスケジュールをご紹介します。

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目次

ニューヨークで働く一日:起床~出勤準備

時間

7:00 起床、朝ごはんをゆっくり食べてお弁当を作る

毎日騒々しいマンハッタンで働いていると、朝のゆっくりと静かな時間は私にとって貴重です。まずはお水1杯とコーヒー1杯で眠気を覚まします。

朝食はみそ汁とごはんと納豆で、日本にいたときと変わらないメニューです。また、朝のうちにお弁当を作るようにして高いランチ代を節約しています。

友人とニューヨークのおいしいディナーを食べに行くことが好きなので、一人でのランチにはあまりお金を使わないようにしています

8:00 支度をしながら朝のニュースのチェック

朝食を済ませてお弁当を作ったら、毎朝欠かさずニュースをチェックします。これは接客業に従事する人なら分かると思いますが、販売員として世界情勢や今話題になっているニュースを知っておくことはとても重要です。

特にニューヨークでは海外からの観光客が多く、世界情勢を知っておくことはその国へのリスペクトを表すことにもなります。

また、私が働いているショップは、お客様と一対一でお話しながらじっくり接客するタイプの店です。客層は30代から60代と年齢層も幅広く、ファッション以外の会話ができることはお客様との距離を縮めてくれます

話に花が咲けばお店がにぎわう

そして、アメリカ人はおしゃべりが大好きです。話を続けられる人とは延々と話しています。それが店ににぎやかさを呼び、他のお客様を呼び、売り上げにつながり、自分のコミッションにもつながります。

小さなことですが、私はニュースのチェックを休みの日でも毎日欠かさずするようにしています。

ニューヨークで働く一日:出発~仕事前のカフェでのひととき

9:00 早めに家を出発

私が住んでいるのはブルックリンのはずれなので、仕事場のあるマンハッタンまで通勤するのに約1時間かかります。

また、交通事情の悪いニューヨークでは予想のできない遅延は当たり前。突然、電車の路線が変わるなんてこともよくあり、着く時間がなかなか読めません。

そのため、いつもできるだけ早く家を出るようにしています。

10:00 近くのカフェでコーヒー片手に英語の勉強

コーヒー

早めに出発し、電車の遅延もなくスムーズに到着した場合は、仕事場のすぐ近くにあるカフェでオープン準備時間までゆっくりします。

ニューヨークの街角にはカフェが至るところにあります。仕事場の近くにもいくつかおしゃれなカフェがあり、いつもそれらのどこかで英語の勉強をします。海外生活を始めて約3年が経ちますが、今でも英語上達のために毎日英語の教材を使って勉強するようにしています。

新しい単語や接客で使いそうなフレーズをチェックし、その日覚えたものはその日のうちに使ってみるというように決めています。

ニューヨークで働く一日:出勤・開店準備~閉店

10:30 オープン準備、前日連絡事項確認

お店に着いたら、まずは掃除から始めます。勤務先の店では服だけでなく、皮のバッグやジュエリーも扱っています。朝のうちにそういった小物の手入れもしていきます。

一通り掃除を終えたら、前日スタッフからの連絡事項を確認します。取り置きや、その日に来店予定のお客様の確認など簡単なチェックを済ませます。レギュラーのお客様の来店が多いので、スタッフ同士の引継ぎはとても重要です。

11:00 オープン、接客はカジュアルに

お店を開けたらあとは接客、電話対応。アメリカでは、日本のアパレル店員のようにお客様にぴったり張り付いて接客をする習慣はあまりありません。

お客様が来店されると、気軽にあいさつしてから「何か気になることがあったら何でも聞いてください」のように声をかけ、お客様に自由に見てもらいます。デザインが気に入っているようであれば試着をすすめて、そこからじっくりお話を始めます。

率直な意見を伝えると信頼される

私が接客の際に注意していることは、思ったことを正直に伝えるということです。

ニューヨークで接客をしていると「あなたはどう思うの?」と聞かれることがとても多いです。そんなとき、自分の意見をはっきり言ってくれるスタッフの方が信頼されやすく、購入につながりやすいです。

日本ではフレンドリーすぎかな?と思うくらいカジュアルに話をした方が、お客様は喜びます。

13:00 ランチ休憩、過ごし方は自由

私はお弁当なので、お店の裏のスペースでお昼休憩を取っています。他のスタッフは近くのデリで買って食べたり、カフェにひと休みしに行ったりと、休憩時間の過ごし方はとても自由です。

19:00 クローズ、顧客情報伝達

店を閉める10分前には、その日のお客様情報や電話での取り置きなど次のスタッフへの連絡事項をまとめておきます。それから売り上げ報告をして店を閉めます。

ニューヨークで働く一日:ミーティング~就寝

ミーティング

20:00 スタッフ全員集合、ディナーをしながらミーティング

私の勤めている会社では月に1回スタッフ全員が集まって、カジュアルにディナーを楽しみながらミーティングします。

実はこれ、ミーティングが目的というよりもスタッフ同士のコミュニケーションの場で、チームの団結力を高めるために社長がみんなをディナーに招待してくれているのです。

ディナーの場所は、自分ではなかなか行けないようなレストランが多く、私が毎月楽しみにしているイベントのひとつでもあります。また、日頃会うことのできないデザイナーや他のスタッフとの情報交換は、自分の売り上げ向上にとても役立ちます。

22:00 帰宅、シャワー

帰宅したらすぐにシャワーを浴びます。その後は好きなドラマをNETFLIXやHULUで30分ほど見て寝る準備をします。

23:00 夜のニュースをチェックして就寝

寝る前に夜のニュースを軽くチェックします。気になる記事があればブックマークしておいて、次の日の朝ゆっくり読みます。

遅くてもだいたい24時前にはベッドに入るようにしています。ニューヨークに来た当初は、毎晩のように飲みに出かけては夜中に帰宅していました。でも、体が持たずお金もかかるので最近はできるだけ早く家に帰るようにしています。

毎日、違う国の人と会話して多くを学べる最高の職場

アパレルショップ

私は日本でもアパレル販売をしていました。一日の流れはニューヨークでもおおよそ同じだと思います。デザイナーやバイヤーでもないので、あまり変化のない毎日かもしれません。

でも、日本にいたときより接客するお客様がバラエティに富んでいるためか、学ぶことも多いです。

アメリカに来て仕事を始めてから、自分が日本以外のことを何も知らなかったことを思い知らされました。それも日本を出ていなければわからないことだったので、気づけたのはとても大きなことだったと思います。

もともとファッションというよりも、人とコミュニケーションを取ることが好きなんです。そのため、毎日違う国の人とお話する機会の多いニューヨークという土地でのアパレル販売は、私にとって最高の仕事だと思います。

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この記事を書いた人

アメリカ・ニューヨーク在住。ニューヨークのブティックで4年ほど働いています。

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