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アメリカでインターンシップ先を見つける方法を解説

インターンシップ

「ワーキングホリデー制度のないアメリカで就職できるの?」「そもそもどうやって企業を見つけるの?」

アメリカの企業で働くというのは難しいイメージがありますよね。実際のところ「いきなりアメリカ企業に就職!」というのは非常に難しいです。しかし「いきなり」ではなく段階を踏んだとしたら就職への可能性は広がるのではないでしょうか。

今回は、その可能性を広げる第一歩になる「インターンシップ」についてお伝えします。

目次

20代後半総合職OLがアメリカ就職を決意

観覧車

私は5年半勤務したITベンダー会社(勤務地:東京)を退社し、今年の1月からアメリカ西海岸に留学しています。半年間カリフォルニア大学にてビジネスを学んだ後に、約2カ月半のインターンを経験し、その後1年間アメリカで働けるOPT(Optional Practical Training)を予定しています。

留学後に働いてみたい方に向けて「アメリカ留学後に「OPT」で仕事や求人を探す方法」にて詳しく解説しています。

アメリカを選んだ理由は、自分の意見をはっきりと言うアメリカ人の国民性に魅力を感じ、ビジネスをする際に最も勉強になる場所だと思ったからです。

またなぜカリフォルニア大学を選んだかというと、OPTが取得できること、専門性に特化したビジネスの勉強ができること、費用面から選択しました。

アメリカのインターンシッププログラムとは

インターンシップ

カリフォルニア大学の留学生プログラムの一環に、約2カ月半のインターンシッププログラム(無給)があります。このプログラムは学生ビザを使って、実際に企業で職場体験ができるものです。

最近は日本でもインターンを経験する大学生が多いと聞いたのですが、アメリカでもインターンの経験は今後のキャリア形成を図る上で重要な一歩になります。

私のように職場で英語を使ったことがなく、外国の企業の風習も文化も分からない日本人が、無給で職場体験ができるインターンは非常に良い機会です。

インターンシップを始めるまでの流れ

レジュメとカバーレターの作成

ヤシの木の道路

アメリカでの就職活動は、まずレジュメとカバーレターを作成します。レジュメは履歴書のようなもので、カバーレターは志望動機を書きます。

私は大学のインターンプログラムでもらったフォーマットとインターネットを参考にし、自身の経歴を洗い出し作成、その後大学のインターンシップのアドバイザーと面談し、添削してもらいました。

初めてレジュメを書いたのですが、時系列の順番や年齢、性別、写真など個人的なことを載せず、人を外見だけで判断しないところがアメリカらしいと思いました。

大学での面接練習

壁絵

これが正直なところ恥ずかしかったです。なにしろ自己PRの30秒バージョンと90秒バージョンを、スマホを使って自宅で動画撮影し、大学のインターン学生専用の共有サイトにアップしなければなりません(これがインターンシッププログラムの課題の一部になります)。

自撮りでさえ恥ずかしいのにその動画がみんなに見られるなんて……と何かの罰ゲームのようにも感じましたが、何度も撮影するうちに自己PRの英文を覚えてしまい、結果的に良い練習になったと思います。

その他には、大学で何度かインターンの講座があり、チームになって質疑応答の練習をしました。

インターンシップ企業の見つけ方

LinkedIn

パズル

私はまずインターネットから「LinkedIn」「Indeed」「Handshake」の3つに自分の職歴を登録しました。

LinkedInはビジネス特化型SNSで、今アメリカで最も一般的に使用されているSNSの一つです。ここから個人宛に直接仕事のオファーがあったり、自分から興味のある人にメッセージを送るなどで人脈を築きキャリアアップを図ることができます。

私は当初、自身の経歴をインターネットに公開することに慣れていなかったのですが、自分の今までの経歴の棚卸しができるだけでなく「この人はどうやって社長になったの?」「どうすればこのポジションに就けるの?」というような多くのビジネスマンの職歴を自由に閲覧することができるため、自分のキャリアを考える際にとても有効なSNSです。

IndeedとHandshake

LinkedIn以外にはインターネットからIndeedとHandshakeに登録しました。IndeedとHandshakeはアメリカ版の就活用サイトで、希望職種と勤務希望地の条件を絞ることで該当企業を見つけることができます。

私は大学でメディアマーケティング、プロジェクトマネジメントの2つを専攻していたので、勉強内容が生かせるような職種に絞り検索をしました。

アメリカの企業は応募するとすぐに返事があるわけではなくレジュメをある程度集めたうえで返事が来ることもあるため、就職活動期間に期限がある場合はより多くの企業を探すことをおすすめします。

私は自分の行きたい企業を10社ほど選び、レジュメとカバーレターを送付し、その中の2社から返事があったので面接に行きました。

面接~内定

アメリカ

インターンシップ自体は6月下旬からの開始なので、5月中旬から企業を探し始めて下旬にレジュメを出し、6月初旬に内定をいただきました。

就職活動に当たって初めて英語で面接をし、所要時間は30分程度でした。面接官のアメリカ人は男性一人女性一人でしたが、実のところ英語が早過ぎて、質問内容が何となくでしか聞き取れない状況でした。

幸い私の他に一人志願者がいたので、その人の回答を聞きながら質問を想定し、瞬時に自分の回答を用意し答えるという必死な状況でしたが、何とか答えることができました。

面接官は温厚な方で、日本の企業とすでに取り引きをしていて日本に詳しい人が欲しいとのことだったので、運良く条件に合致したため、内定をいただくことができました。

まとめ

夕焼け

企業を探し始めた当初は、無給だから有給より簡単に企業が見つかるだろうと安易に考えていましたが、このプログラムのインターンシップは約2カ月半という「超短期間」だったため内定が出るまで苦戦しました(基本的には1年ほどの長期募集が多く短期募集はほとんどありません)。

アメリカでインターンシップ先を見つけるにはレジュメなど書類の作成は基本となりますが、それ以外に自分の勤労期間を確認し条件にあった企業を選ぶことが大切になります。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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