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スリランカで銀行口座を開設する方法(必要書類)

今回の記事ではスリランカで銀行口座を開設したいという方に、その方法を説明いたします。

スリランカでは「ルピー」という通貨が用いられています。スリランカではビジネスをしている人や、移住してきた人、投資のために口座開設をしている人などがいます。

今回は、スリランカで口座を開設する上で必要なビザの種類や、口座開設時に用意する物などを詳しくご説明します。

目次

スリランカでの銀行口座の開設時に必要な物と方法

持ち物

  • パスポート原本
  • ビザ(就労用ビザ・家族ビザ・投資ビザ)
  • 就労証明書(就労している人のみ)
  • 入金するお金(500ルピーから受付)

投資ビザに関しては支店によって金額が異なるので問い合わせて下さい

口座を開設する方法

  1. 口座開設したい銀行支店へ向かう。
  2. 口座開設申請書をもらい記入する。
  3. 窓口でパスポートなどの必要書類を提出する。(役員が必要に応じてコピーする)
  4. 入金したい金額を預ける。

以上で簡単に口座開設が可能です。

スリランカでおすすめの銀行

セイロンバンク(ceylon bank)

セイロンバンク

スリランカでは歴史が長い銀行で、政府が運営しています。信頼できるセキュリティーシステムが売りです。支店も多くあるため非常に便利にお金を引き出すことができます。

コマーシャルバンク(commercial bank)

コマーシャルバンク

スリランカのメガバンクの1つで最大級の規模を誇ります。

細かいサービスと、多くの場所にATMがありお金の引き出しに便利です。スリランカ全土に支店を持っています。

ハットンナショナルバンク(hatton national bank)

スリランカのメガバンクの1つで多くの支店を持ち、細かいサービスが売りです。スリランカ全土に支店を持っています。

スリランカのATM

スリランカのATM

口座開設の際に、ATM専用のデビットカード兼キャッシュカードが支給されます。

スリランカでは、町のいたるところにATMがあります。そのため窓口だけではなく、ATMから気軽に入出金が可能です。

引き出す方法は日本同様、初期に設定したパスワードと引き出したい金額を入力するだけです。または銀行カウンターで引き出しを行うことができます。

スリランカの通貨

スリランカ

スリランカ全土で使われているのは、スリランカ・ルピー(Rs.)で補助通貨としてセントもありますが、あまり使われていません。

紙幣は5,000、2,000、1,000、500、100、50、20、10の7種類、硬貨は10、5、2、1ルピーがあります。

ビザの取得

観光ビザ

スリランカの口座開設は観光ビザでは行うことができません。観光ビザはETAとも呼ばれ、公式サイトからオンライン手続きを行います。

スリランカ入国前に現地でETA申請をすることも可能で、オンライン申請の場合35ドル、現地申請の場合40ドルと値段が違います。こちらのビザは、最長6ケ月延長できますが、口座を開く事はできませんのでご注意下さい。

投資家ビザ(Special Resident Guest Scheme)

スリランカの経済・社会に寄与できる投資家・専門家が対象の特別居住者向けのビザで、1年~5年の間に更新義務があります。申請者の家族にも同様のビザが発給可能です。

資産条件は、

  • 25万ドル以上(家族同伴時は一人当たり3万5千ドル追加)の現地預金
  • または事業投資を行う人

です。加えて毎月2千ドル(家族一人当たり千ドル追加)以上の生活資金を事業収入、金利収入、送金などによって得ることが必要です。

こちらのビザは、取得までの過程が長く、審査も厳しいので専門家を介して手続きすることがほとんどです。

就労用ビザ

スリランカの承認企業または投資プロジェクトに関係する場合、発行してもらうことができるビザです。

こちらのビザ申請には、会社からの推薦状が必要です。そのため、会社で勤務証明書などを発行してもらい、申請しましょう。

家族ビザ

スリランカ人の配偶者と家族関係者が対象。滞在期間は1年~5年毎で、それ以降は更新が必要です。

スリランカ人との婚姻・家族関係を証明する書類が必要となります。偽装結婚を防止するため、婚姻事実証明が求められる場合があります。(婚姻証明書など)

スリランカにおける家族ビザは無料で発給され、口座開設も簡単に行うことができます

まとめ

日本人であれば口座開設の際パスポートの提示や必要書類の用意など、適切な準備をする必要があります。

現地の銀行員の間では日本人の預金者を歓迎していく動きもあり、親切なスタッフであれば最後の最後まで丁寧な対応をしてくれます。

口座開設前は、興味のある銀行の支店に電話して事前に手続きの内容などを確認しておくのも良いでしょう。

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この記事を書いた人

大学時代2年間で15カ国以上旅し、留学先で出会った彼と国際結婚。
今は日本からの遠く離れた、スリランカで、暮らしています

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