フィリピン留学が素晴らしい体験になる5つの理由

フィリピンの街並み 留学

一言に留学と言っても、ただ座学をして英語を学ぶだけが留学ではありません。新しい地の文化を知ったり、外国人の友人を作ったり……。忘れられない思い出になることでしょう。

そしてほとんどの留学生の大きなウエイトを占める目的は英語力の向上だと思います。ですが、それだけに焦点を置いて毎日机とにらめっこでは、もったいない!留学では語学以外にも得られる素晴らしいことがたくさんあります。

では、どんな素晴らしい体験ができるのか?その体験をするためには何が必要なのか?私はフィリピンのいくつかの市で、ホームステイ、語学留学、留学エージェント、語学学校の学生マネージャーとして滞在経験があります。

フィリピンでの留学・生活・仕事経験を元に、主にフィリピン留学に焦点を当て、素晴らしい留学をするためには何が必要かアドバイスしていこうと思います。留学を控えている方、留学しようか迷っている方、こちらの記事を参考にして欲しいと思います。

憧れで終わらない!外国人の友達とたくさん触れ合える

当たり前ですが留学先には多国籍の学生が集まります。みんな英語を学ぶという目的を同じくして集うため、必然的に同じ方向を向いている仲間です。国籍のみならず、英語初心者の人から中上級者の人までいろんな人と出会うでしょう。

英語を勉強しに来ているのですからパーフェクトに、そして流暢に話せる人は誰もいません。せっかく留学したのに、できた友達が学習机だけでは思い出もなにもありません。積極的に輪に入っていきましょう。

特に初めは勇気が出ないかもしれません。ここで諦めてしまわず、まずは挨拶をし、お互いの名前を知るところから始めましょう。

ここで、笑顔を振りまくことを忘れてはいけません。つたない英語しか話せなかったとしても、相手に警戒心を与えないようにしましょう。基本的なことですが、慣れないうちは英語を喋ることに頭を回転し過ぎて、自分の表情には目がいきにくいものです。

観光地や世界遺産に気軽に行ける

公園

語学学校のほとんどは平日授業、土日は休日となっています。平日、勉強で疲れ切った頭と身体は週末、外に出てリフレッシュさせましょう。

日本を離れて留学をしているのですから、滞在国の有名な場所や食事などを堪能しましょう。既に現地にいるのですから、観光のプランニングのハードルはかなり低くなります。

移動距離やアクティビティによって日帰りできるのか、外泊の方がベターなのか異なってきます。留学先の講師や生徒から情報を収集し、計画を立ててから出かけるようにしてください。

海外の珍しい食事を楽しめる

旅行や留学など、海外に行くときの楽しみの一つは食事だと思います。渡航の目的が語学留学だとしても、食事は必ず摂りますよね。どうせなら現地でしか食べられないものやローカルフードに挑戦してみるのも楽しいものです。

これも文化体験の一つです。そこから食事のマナーなど、国ごとに異なることを知るきっかけにもなりますよ。留学先の先生や現地の人と仲良くなり、現地の穴場スポットなどを教えてもらいましょう。

例えばフィリピンでは、バロットと呼ばれるローカルフードが有名です。孵化する直前のアヒルのゆで卵です。孵化直前のため、殻を割るとそこには雛の形をした中身があります。くちばしや脚などが目に見え、食べることに抵抗がある人も多いです。

フィリピンのカフェ

それ以外にもご紹介したいのは、フィリピンの母の味であるアドボ。とにかくいろんな甘い物を混ぜたカキ氷アイスのようなハロハロ。屋台飯の一つであるトゥロン(バナナを春巻きの皮で巻いて揚げたもの)

日本では見たことがなかった生ココナッツ。皮が非常に硬いため、包丁などでは切れません。機械で穴を開け、ストローを指してもらえばナチュラルなココナッツジュースの出来上がり。

そして意外にもフィリピンでは韓国料理が満喫できます。というのもフィリピンには韓国資本の語学学校が多いです。必然的に韓国人の留学生が多いため、フィリピンでビジネスを始める韓国人も多いためです。

韓国人オーナーのレストランやマッサージ店なども、至るところでお目にかかることができます。

歴史について深められる

日本からフィリピンの歴史を研究している人が語学学校を見学しに来ることもあります。先生との話題で、宗教や歴史の話になることはあまりありません。しかし韓国やフィリピン人は歴史について知識のある人が多いです。

歴史好きの人であれば、既にある程度の知識はあるかもしれません。実際にフィリピンで日本人と関わりのある道路やレストランなどを訪ねてみるのもいいでしょう。

歴史

日本で一番有名なフィリピン人と言えば誰でしょうか?現大統領のロドリゴ・ドゥテルテ氏でしょうか?それともプロボクサーのマニー・パッキャオでしょうか?

意外にもより身近なところにフィリピン人はいました。皆さん、大阪の道頓堀グリコサインはご存知ですね?はい、両手をあげたグリコのトレードマークとも言える、あの看板です。

実は1921年に行われたマラソン大会(第5回極東競技大会)でフィリピン人(カタロン選手)がゴールする時の姿がそのまま使われているという説が有力です。昔は肌の黒い人の看板でしたが、今では肌の色が変わっています。

人として成長できる環境

人と接し、いろんな経験をすることで知恵や知識を養うことができます。いろんな国民性と触れ合うことで、我慢することも多いかもしれません。しかし、広い視野を持ち柔軟な対応ができるようになります。人間的に成長できる場であるということです。

知らない地に着き、言語・物価・気質・文化・食事など人や環境は大きく異なります。海外生活、外国人との付き合いをしているのと、していないのとではあなたの価値観は大きく異なるでしょう。

まず、多少の感覚の違いでは動じなくなります。器が広くなり、さまざまな場面での対処法が身に付くということです。日本で当たり前だったことは、当たり前ではなくなるかもしれません。例えば……

  • トイレで使ったトイレットペーパーは流してはいけない。
  • 列に並んでいるところ横入りされたら、割り込まれた方が悪い。
  • 待ち合わせ時間は外出する時間というフィリピンタイム。

(例えば、あなたと友人の待ち合わせ時間が10時だとしましょう。フィリピン人の多くは10時に家を出発し、待ち合わせ時間に30分~1時間は遅れて到着します。フィリピン人によって1時間遅れてくるのは許容範囲です。これを現地の人はフィリピンタイムと呼んでいます。)

時間の経過と共に、不思議と順応できていくものです。一度でもトイレットペーパーを流そうものならトイレは簡単に詰まります。詰まらせないために、流さないように行動を改めるでしょう。

横入りされていては、いつまでたっても自分の番が来ません。割り込まれないように、詰めて並ぶでしょう。30分、1時間待たされても、こんなものかと受け入れられるようになるでしょう。人によって、国によって“当たり前”は違うのだと認識していきます。

まとめ

留学で培われるものは語学力のみではありません。他国の人と触れ、文化の違いを知ることになります。それは過去に遡り、学ぶことにも繋がるでしょう。

そして現地の食事、食べ方、食事のマナーを教え合うこともあると思います。時にはそのマナーが日本人にとっては悪いマナーであることもあります。こんな物を食べるのかと思うこともあれば、日本人はそんな物を食べるのかと言われることもあるでしょう。

今はまだ知らないだけで、国境を越えればそれまでの常識は大きく覆されます。しかし、それが楽しみでもあります。

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