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ホーチミンの家賃と住居レベルは?ベトナムで働く現地採用20代女子が部屋探しの方法と自宅を紹介!

ホーチミンの街角

ベトナムで暮らすと聞くと、虫が多い、道が汚い、シャワーが出ない……など、あまり良いイメージが浮かばないかもしれません。

私もベトナムへ行くと言うと、周りの人から「生活レベル低いんじゃないの?電気とか水とかちゃんと使えるの?暮らしていけるの?」と、とても心配されました。

実は、ベトナムでも良い物件を選べば日本よりも良い暮らしができるんです。現地採用で働く私から、部屋の探し方や私のホーチミンの家などを詳しく紹介します!

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目次

ホーチミンの家賃別の物件レベル

ソファ

一言で部屋を借りると言っても、費用や住む人数によってその内容は全く違ってきます。ここでは一人暮らしをするという前提で、家賃ごとに部屋のイメージをご紹介します。

予算3万円以内/1ヶ月

一人暮らし

現地採用で一番安く一人で住みたい人はこのくらいの家賃で部屋を借りています。たいていはベトナム人オーナーが貸し出している部屋で、オフィス街である1区や3区からは少し離れることもありますが、探せば1区にもあります。

1階はオーナーの居住スペースか、お店になっていることが多く、専属のセキュリティガードいたり、防犯カメラが付いていたりということは基本的にないでしょう。

私が見た範囲では、このくらいの価格帯の部屋は、だいたい以下のようなかんじです。

  • ワンルーム
  • バス・トイレ一緒
  • バスタブなし
  • キッチンなし
  • ベッドなどの家具付き

テレビや冷蔵庫はあったりなかったりです。

この価格帯でも、外国人に貸している部屋は週に何度か掃除や洗濯をしてくれるところがほとんどです。

面積は、ものすごく狭いところもあれば、結構広く10畳を超えそうなところもありましたが、上記のような点はだいたい共通していました。窓が壊れていたりするところがとても多かったです。

シェアハウス

このくらいの予算だとシェアハウスを選んだ方が良い家に住める可能性があります。

私の友人には、ホーチミンで一軒家を4人で借りている人もいます。それぞれ個室があり、家賃は月2万円です。

友達が見つかったらハウスシェアをするのも良いでしょう。

予算3〜6万円/1ヶ月

基本的な設備は整っている

これぐらいの家賃の部屋は、オーナーがベトナム人であっても運営しているのは富裕層の方だったりするので、ちゃんと1階にエントランスのあるサービスアパートメントの形を取っているところが多くなります

部屋の広さは予算3万円までの場合とそれほど変わらないことも多いですが、窓が壊れていたりということは基本的にない上、セキュリティガード付き、防犯カメラ付きというところがグッと多くなる印象です。

月5万円以上ならレベルアップ

予算5〜6万円程度から物件のレベルが上がります。

私が見た中では、家賃が月5万円を超えるとたいてい何らかのセキュリティサービスがあり、飲料水代も込みのところがほとんどでした。掃除、洗濯も週に何度かメイドさんがやってくれます。

このくらいの物件になるとAirBnBで貸し出しているところが多く、部屋のインテリアも凝っているものが多いです。テレビや冷蔵庫もたいてい付いています。

予算7万円以上/1ヶ月

セレブ気分で暮らせる

ここまで出せたら、中心部にある広めの日系サービスアパートメントに住めると思います。

残念ながら私はここまでの予算がなかったので実際には見ていませんが、ネットで調べた印象ではセキュリティ万全、掃除・洗濯サービス付き、ジム付き、プール付きというところが多いです。バス・トイレ別も探せばあると思います。

部屋の家具も綺麗にしてあり、日系のサービスアパートメントであれば日本のテレビが見られるところも多いです。

かなりセレブな気分で暮らせること間違いなしでしょう。

同じ金額で東京より良い部屋

月7万円だと、例えば東京都内でもワンルームタイプの部屋を借りられる金額です。同じ7万円でホーチミンなら、中心部という便利な立地にあるこれだけ良い部屋に住めるのです。

これだけでも、ホーチミンで暮らす価値はあるのではないでしょうか。

ホーチミンの部屋の探し方1. 日本語の通じる不動産屋を使う

部屋の内装

私は最初は、日本でもやるように不動産屋を介して探しました。

言葉さえ通じれば流れは日本と同様

さすがにベトナム語しか通じない業者に頼む勇気はなく、英語のみというのも不安だったので、日本語を話せるスタッフがいるところに頼みました

ホーチミンには日本語の通じる不動産屋が何社かあるので、検索してみればすぐに連絡が取れると思います。

さらに気に入った物件があれば、内見できるか連絡を入れます。たいていはその物件以外に2〜3部屋紹介されるので、車で連れて行ってもらい内見する、という流れです。私はこれで4件ほど見ました。

便利な反面、デメリットも

不動産屋に仲介してもらうと、当然ですが仲介手数料がかかる上、基本的には半年契約からになります。契約期間前に退居すると保証金が返ってこないとのことで、私はやめました。

初期費用を安く抑えたかったのと、周りの友人で家のオーナーとうまくいかなかったり、メイドさんの手癖が悪かったりしてすぐに引っ越したという人も多かったので、半年住む自信がなかったためです。

ホーチミンの部屋の探し方2. インターネットを使う

渡航前にインターネットで探すという手もあります。

サイト1. Expat

ベトナム人たちに聞いたところ、外国人はExpatを使うのがおすすめとのことです。

Facebookグループもあり、そこでもよく物件の紹介や、ルームメイト探していますという旨の投稿があるようなので、ツテがあればそちらに入れてもらうと良いでしょう。

基本的には非公開グループになっていて、知人に教えてもらい入ることが多いため、職場などで聞いてみればすぐに教えてもらえると思います。

私もこのグループで探していましたが、あまりイメージが湧かなかったのと良い物件が見つからなかったために断念しました……。

サイト2. Craigslist

Craigslistのベトナム版のHousingカテゴリを使って探すこともできます。

ホーチミンの部屋の探し方3. 「Room For Rent」を訪ね歩く

貸出中の部屋(Room-For-Rent)

これは度胸のある人向けですが、一番安く良い物件に出会えるのがこの方法です。何を隠そう、私はこの方法で今の部屋に巡り会えました。

手順はシンプル

貸し出している物件はたいてい「Room For Rent」の看板を掲げているので、その看板を見つけ、直接訪ねて問い合わせるという極めてシンプルな探し方です。

私は家探しをしている時、電話番号を持っていなかったので直接訪ねることにしましたが、SIMカードを購入してSMSを使える人であれば、たいていは外に電話番号が書いてあるので、そこにメッセージを送っても良いでしょう。

内見の際のポイント

私の見た物件のオーナーは大体ベトナム語しか話せなかったので、紙と鉛筆を持って行って概要を書いてもらうようにするとスムーズに意思疎通ができます。

最低でも家賃、デポジット、清掃の有無、WiFiがあるかどうかくらいは聞いておいた方が良いと思います。

ホーチミンで私が実際に住む部屋を紹介!

部屋の内装

Room For Rentを実際に直撃して見つけた私の家を紹介します。

月約6万円・1区

広さは8畳程度のワンルーム+キッチン+バルコニー。日本人街であるレタントン地区から徒歩10分ほどの1区です。

家賃は月6万円程度で、週3回の掃除・洗濯付き、WiFi代込み、セキュリティ万全。短期契約なので高めの家賃ですが、長期で契約すれば5万5千円程度まで下がります。

ただし、電気代は使った分だけ払わないといけません。それでも1ヶ月で1,000円程度、停電も一度だけありましたがすぐに復旧しました。もちろんのことですが、シャワーでお湯はバッチリ出ます。

ベトナムに来る前には色々心配しましたが、電気やガスなどのインフラ周りで困ることはほとんどないですね。

家具・家電

もともと付いていたものはベッドや机、テレビなどの基本的なものと、レンジ、電気ケトル、冷蔵庫、食器類です。

一つ一つ「壊したらいくら弁償」と決まっているので大切に扱っています……。

テレビ

この部屋は主にホテルのように貸し出しているということで、ケーブルTVのような機械が付いていて、世界中のチャンネルを見ることができるのが一番気に入っています。

Youtubeも見られます。

キッチン

キッチン

めちゃくちゃ狭いですが、基本的に使わないので特に困りません。軽い洗い物はメイドさんがやってくれます。

バルコニー

バルコニー

2人座ることができます。ここでコーヒーを飲みながら読書をするのがお気に入り……と言いたいところですが、蚊が多いので滅多に出ません

ゴキブリとハエには閉口

インフラ関連は問題ないのですが、困ったことといえば、たまにゴキブリが出ることと、水回りにハエが常にいることです。部屋には殺虫剤を常備しています。

家の周りの道は、バイクは多いもののゴミが落ちていることも少なく、想像よりも汚くはありませんでした。ただしゴキブリは多いので、気をつけて歩かなければなりません。

まとめ~日本と同じ家賃で贅沢に暮らせるかも

ベトナムに住むからといって、日本より住居レベルが格段に落ちるかというとそうでもない、むしろ日本と同じ金額で贅沢できることすらある、というのが私の感想です。

私は今のところ、虫が発生していること以外に特に困っていることもありません。

日本での住まいに不満があるなら、思い切ってベトナムで良い家に住んでみると、生活が充実するかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

福岡県出身。約1年半日本のIT企業で働いた後、ベトナムのホーチミンへ海外就職。猫派です。

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