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台湾で楽しむアウトドア。台北近郊でのキャンプの楽しみ方とは

キャンプ

台湾で暮らす人々に、とても人気があるアウトドアの1つはキャンプ。今や台湾全体で約200万の人々が、キャンプを楽しんでいると言われています。そして台北市内で暮らす私たち家族も、月に1、2回はキャンプに出かけています。

台湾には少なくとも1500箇所以上のキャンプ場がありますが、今回は仲間と一緒に新竹縣尖石鄉(シン・ジュウ・シェン・ジェン・スー・シャン)という所でキャンプを楽しみました。台湾で暮らす私たちがキャンプに行った時の様子をご紹介します。

目次

夕方に台北から近郊のキャンプ場へ向かう

パーキングエリア

私たち家族は、いつも台湾の何組かのキャンプ仲間と共に、週末にかけて台北近郊でキャンプをします。皆それぞれが仕事や学校があるので、金曜日の夕方から夜にかけてキャンプ場へ向かいます。

この日は17時近くに自宅を出て高速道路を走り、台湾の新竹縣尖石鄉にあるキャンプ場へ向かいました。この地域のキャンプ場は、景色がよく道路も走りやすく、また、温泉や山の幸も楽しめることから台湾では人気があります。

途中、關西休息站(グワン・シー・ショウ・シー・ザン)というサービスエリアに立ち寄って、夕食を食べることにしました。

台湾のパーキングエリアの様子

台湾のパーキングエリアの様子

牛肉麺(ニョウ・ロウ・メェン)

食事が取れるスペースでは色々な食べ物を売るお店があり、台湾で有名な牛肉麺(ニョウ・ロウ・メェン)という麺のチェーン店もありました。

私がオーダーしたのは原汁牛肉麺(ユェン・ズー・ニョウ・ロウ・メェン)というもので、しょうゆ味で煮込まれた柔らかい牛肉と野菜がうどんの上に載っています。110TWD(約396円)。

お店

揚げ物

せんべい

フードコートの周りでは、台湾のデザート、燻製、揚げ物、おせんべいなどの食べ物がたくさん売られていました。

コンビニ

おでん

コンビニのおでんが人気のようです。また、サービスエリア内らしく、通常のコンビニでは見かけられないくらいの色々なお土産が並んでいました。

新竹縣尖石鄉にあるキャンプ場に到着

パーキングエリアを出てから1時間もかからずに、今回の目的地である新竹縣尖石鄉のキャンプ場に到着しました。辺りはすでに暗くなっていたので、この日は、荷物の整理を終えてから就寝しました。

台湾でキャンプや山登りのアウトドアを楽しむ

キャンプ場

キャンプ場

料理

キャンプ2日目の土曜日は、お天気がとてもよい日でした。朝ごはんは、お鍋1つでできるものと新鮮なグアバで簡単に済ませます。

ハイキング

ハイキング

食事の後は、キャンプ仲間とみんなで山登りです。坂が結構きつかったのですが、終わりかけの桜を楽しみながら何とか歩くことができました。

キャンプ場付近にある台湾の老街を散策

台湾の老街

山登りの次は、キャンプ場付近にある內灣老街(ネイ・ワン・ラオ・ジエ)に車で向かいます。

老街とは、古い街並みに食べ物屋さんをはじめ、たくさんのお店が並んでいるエリアのことです。キャンプ中の昼間は、いつもその付近の老街や観光スポットを散策しています。

この日は土曜日なので、老街はたくさんの人で賑わっていました。台北から車でだいたい1時間半くらいで来られるので、日帰りで遊びに来る人も多くいます。

右を見ても左を見ても、台湾の美味しい食べ物がたくさん売っていて、食べきれないのが本当に残念です!

糖葫蘆(タン・フー・ルゥー)

※糖葫蘆(タン・フー・ルゥー):ミニトマト、ドライフルーツ、いちごなどを飴でコーティングしたもの

情人果(チン・レン・グゥオ)

マンゴーの砂糖漬け

※情人果(チン・レン・グゥオ):緑色の酸っぱいマンゴーの砂糖漬け

もちもちな食感の蒸しパン

※黑糖糕(ヘイ・タン・ガオ):黒砂糖を使用した、もちもちな食感の蒸しパン

アロエ果肉たっぷりのジュースのお店

アロエ果肉たっぷりのジュース

※蘆薈汁(ルー・フェイ・ズー):アロエ果肉たっぷりのジュース

お昼は台湾の客家料理を楽しむ

台湾の客家料理のお店

內灣老街には、客家(カー・ジャー)という、台湾に古くから住んでいる民族のお料理が食べられる食堂がたくさんあります。今回は写真の食堂で、お昼を食べることにしました。客家料理は、日本人の口にも非常に合う味付けです。

料理

※水蓮菜(スェイ・レェン・ツァイ):シャリシャリと歯ごたえがよい野菜

料理

※蒜泥白肉(スワン・ニー・バイ・ロウ):ゆで豚のにんにくソース添え

料理

※右上から時計周りに、竹荀(ジュウ・シュン):竹の子の炒め物、蔥爆牛肉(ツォン・バオ・ニョウ・ロウ):牛肉と葱のピリ辛炒め、炒豆干(ツァオ・ドウ・ガン):固いお豆腐の炒め物

粄條(バン・ティアオ

※粄條(バン・ティアオ):お米で作った平らな麺

米粉(ミー・フン)

※米粉(ミー・フン):ビーフン

キャンプの醍醐味!料理を囲んで仲間と過ごす夜

キャンプ場の夕方

老街からキャンプ場に戻った後、少し休憩をしたら、辺りはすでに暗くなり始めていました。

夕食

夕食はキャンプ仲間とそれぞれ準備して、1箇所に集まって食べます。各家庭の料理の種類や味が違うので、毎回キャンプに来るのが楽しみです。

晩ご飯が終わった後も、12時くらいまで、話をしながら飲んだり食べたりしています。年齢に関わらず、キャンプという同じ趣味を通して、気の合う仲間たちと一緒に楽しく過ごすことができて嬉しいです。

キャンプ場の朝

次の日の日曜日は午後に用事があったため、朝から片付けを始めて9時にはキャンプ場を離れました。

まとめ

今回は、たくさんの台湾人に人気のアウトドアであるキャンプに、私たち家族が行った様子をご紹介しました。1日中キャンプ場で過ごすことはなく、いつも山登りや、近くにある老街の散策を楽しみます

1ヶ月に1、2度でも、大自然に触れたり、気の合う仲間と一緒に過ごすことは、本当によい気分転換になります。台湾のキャンプ場は設備が整っていて清潔な所が多いので、皆さんも機会があれば、台湾でキャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

学生時代はハワイに留学。帰国後は航空会社で働き旅を楽しんでいましたが、ネイリストになりたくて退職。
結婚のため台湾に移住した後は、息子2人のママをしながら夢を持ちつつ楽しくライターをやっています。

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