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【裏話】語学学校関係者が語る留学生は知らないセブ語学学校講師の裏側のはなし

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かつて語学留学といえば、王道のアメリカを筆頭にイギリス、カナダ、オーストラリアなどが主流でした。しかしここ数年、シンガポールやマレーシア、フィリピンなど、東南アジアで英語を学ぶことがブームになっています。

特にフィリピン留学は、低価格でマンツーマンの授業を受けられることで人気を高め、10年前は年間約3,000人だった日本人留学生が、2017年には年間約40,000人と飛躍的にその数を伸ばしています。

とは言ってもまだまだ一部の人にしか知られていないフィリピン留学なので、今回は筆者が留学し学校運営も経験したセブ島にフォーカスを当て、留学生は知らないセブ語学学校講師の裏話をお伝えしたいと思います。

なぜ講師について取り上げるのか、それはセブ島留学が、ユニークなフィリピン人講師なしでは語れないからです!

なぜフィリピン人から英語を学ぶのか

フィリピン人から英語

読者のみなさんの中には、フィリピン人が英語を流暢に話すことを知らない、またはフィリピン人から英語を教えてもらうイメージがわかない、という方もいるのではないのでしょうか。

フィリピンは過去にスペインやアメリカに統治されていた歴史があり、フィリピン独自の言語や文化が発達する前に、これらの国の影響を強く受けました。よって現地の言語はスペイン語から派生した言葉や共通する言葉(何が何と共通するのでしょうか?補足をお願いいたします)になっており、発音の仕方も似ています。

7,000もの島から構成されるフィリピンは、各地域で独自の言語が生まれ、その数は300以上とも言われています。

そこで第2の共通言語として英語が使われるようになったのです。公的書類、道路標識、商品表示をはじめ、ほとんどの場面や機関で英語が使用されています。

また、小学校から大学まで国語(タガログ語)の授業以外は全て英語で授業が行われます。

一方で普段、家族や友人の間では現地の言葉を話す為、人々は自然とバイリンガルとなっていきました。

次に、フィリピン人の話す英語の特徴、フィリピン人の国民性、経済状況を見ていきましょう。

  • はっきり・ゆっくりとしたアメリカンイングリッシュを話す
  • スラングをあまり使わない
  • 第2言語として英語を学んできたので、フィリピン人も英語学習者である
  • 国民の平均年齢が23歳 ・人件費が安い(4年生大学卒業者の月給が約2〜3万円程度)
  • 明るくてフレンドリーな性格

英会話初心者がフィリピン人から英語を学ぶのに適している理由として、上記の特徴をふまえて解説していきます。

  • はっきり・ゆっくりと英語を話すので聞き取りやすい
  • スラングをあまり使わず、英会話初心者に馴染みのある、教科書に近いニュートラルな英語を話すので理解しやすい
  • 英語学習者である日本人がつまずく発音や文法の間違いを理解してくれる
  • たどたどしい英語でも忍耐強く理解しようとしてくれ、明るく励ましてくれる
  • 労働人口の割合が高く若者が職を求めているため、多くの英語講師人材が存在する
  • 人件費の安さから、マンツーマンレッスンを破格の料金で受けられる
  • マンツーマンレッスンで講師を独り占めできるため、個々のペースで発音や文法のミスをきっちりと直してもらえる

これらフィリピン人講師の特徴とマンツーマンレッスンで英会話を学ぶフィリピン留学のスタイルが、恥ずかしがり屋でミスを恐れる日本人の英語恐怖症を克服させ、英会話力を向上させるのです。

セブ語学学校講師のライフ・ワーク・バランス

ライフワーク

最近、日本人のライフ・ワーク・バランスのあり方について、もっと楽しく個々のプライベート時間を充実させよう!と叫ばれていますが、実際のところみなさんは、仕事にほとんどの時間や気力を使っているのではないでしょうか。

セブ語学学校講師のライフ・ワーク・バランスは、個々のプライベート時間を充実させることが第一優先です。 講師たちは基本的に明るくポジティブで「明日できることは明日やろう! 」という考え方。残業したり、仕事を家に持ち帰るようなことはありません。

私が関わっている語学学校では講師の勤怠管理に指紋認証の機械を使っているのですが、終業時間(午後5時)の数分前には機械の前に講師がスタンバイし、時間ぴったりに退勤認証を済ませオフィスを去ります。 5時5分に講師がまだオフィスにいる光景はほとんど見たことがありません。

帰宅後はゆったりと家族や恋人との時間を過ごしています。毎朝完全にリフレッシュし元気な笑顔で出勤してくる様子を見ると、これが本来の人の生き方なのかも、と羨ましく感じることがあります。 一方、年齢や老若男女問わず恋愛至上主義のフィリピン人は、失恋の悩みにはめっぽう弱いという特徴があります。

恋人と喧嘩した、別れた、などのトラブルがあると、「どうしたの?」と聞かなくてもわかるほど下を向き落ち込んで元気がありません。

職場にいるから切り替えてとはなかなかならず、仕事のパフォーマンスに明らかに影響が出ることもあります。先ほど、「講師たちが残業をすることはほとんどない」と書きましたが、実は例外があります。

イベント行事に異常なまでの情熱を注ぐ講師たちはハロウィンやクリスマス前になると、お願いしなくても学校に企画書を提出し準備を始めます。

衣装作りから歌やダンスの練習まで、仕事の後夜遅くまでオフィスに残っています。これにはラテンの血を感じずにはいられません。

応募履歴書のおもしろ

面談

私はこれまで、セブの語学学校で講師として働くために応募してきた100通以上の履歴書を見てきました。 履歴書内でも個性を爆発させるフィリピン人。

各履歴書に必ず一つはクスッと笑えるエピソードがあります。

個性あふれる履歴書の写真

ほとんどの応募者は大学の卒業写真を履歴書に貼っています。

しかし時々目にするのが、明らかに自宅でリラックスしてる時に撮影したであろう写真や旅行先での写真、斜め上45度から撮影したキメキメのセルフィー写真(画質がとても悪く暗い)などです。もちろん書類選考で落とすことになったのですが、度肝を抜かれました!

自己アピールがすごい

長所やスキルを書く項目にはこれでもか!というほど自信満々な自己アピールポイントが並べられています。

例)私は聞き上手でストレスに強く、正直で頼り甲斐があり勤勉、何事にも最後まで責任を持って取り組み、残業も苦になりません。 セブ島語学学校講師のライフ・ワーク・バランスで述べた講師の特徴と、このアピールポイントが似ても似つかない気がするのは私だけでしょうか……。

セミナーやトレーニング受講経験が大切?

日本の履歴書にはあまり見ない項目ですが、こちらの履歴書には必ず、過去に参加したセミナーやトレーニングを記入する項目があります。

応募者によってはこの項目にA4用紙1枚分を費やします。

前職の新人研修や会社内での小さな勉強会はもちろん含まれ、中にはあやしげな自己啓発セミナーへの参加経験なども記入されているものがあって、評価の仕方に悩まされます。

このようなおもしろエピソードたっぷりの履歴書から、苦労してプロフェッショナルと思える人材を選んで面接の日程をセッティングするのですが、なんと面接当日10人中5人は現れません……。

お給料問題

フィリピンのお金

フィリピンの会社では月に2回、給料が支給されるのが一般的です。

銀行口座を持っていない国民が圧倒的に多く口座維持基準も厳しいので、私が関わった語学学校では全て手渡しで給料を支給していました。そこで私は講師たちのお金の使い方に驚かされたのです。

給料日当日は、普段、公共の乗合バスで通勤する講師たちがなぜかタクシーに乗ります。そして高級レストランのビュッフェを食べに行き、ショッピングモールに行って買い物をします。もらった給料はほとんど数日中に使い切ってしまうため、次の給料日まではかなり節約モードに入らなくてはいけません。

「明日何があるかわからないから」と言い、貯金せずに持っているお金はすぐに使います。

おかまさん大活躍!?

おかまさん

セブ語学学校講師には女性が多いのですが、2~3割は男性講師です。その男性講師のほとんどがなんと、おかまなんです!見た目は普通の男性で実はゲイという講師から、メイクもばっちり動きも話し方も明らかなおかま、というタイプまで様々です。

実はこのおかまという人材はフィリピンでは重宝され、社会的にも認められていて会社の管理職クラスによく見かけます。

なぜなら、体が男性であることから体力があり、出産や子育てで職場を離れることがなく、女性のような繊細さも兼ね備えているからです。

まとめ

今回はセブ語学学校講師の裏話を私の経験を元にまとめました。これらの内容はセブ語学学校運営者の日本人にとっては「あるある」で、お酒の席で大爆笑をもたらす話題でもあると同時に、頭を悩ませる事柄です。

自分の気持ちに正直で、好きなこと、楽しいことにはめいいっぱい情熱を注ぐ。

そんなセブ語学学校講師たちから私たちが学べることがたくさんあるかもしれませんね。

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