今やすっかり一般的になった、就職活動前のインターンシップ(インターン)。中でも海外インターンは、海外就職に興味のある人にとって、実際に現地での働き方や暮らし方を知ることができる絶好のチャンスです。
でも、海外インターンってどのように探し、申し込むのでしょうか?
女子大生の私は「アイセック」という学生団体を利用してベトナムでの7ヶ月間のインターンを見つけました。その体験談をお届けします。
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海外インターンシップをサポートするアイセック
「アイセック」は、海外インターン事業を行う学生団体。
大学の長期休みを利用した数週間の短期インターンから、1年に及ぶ長期のインターンまで、様々なプログラムを提供しています。スケジュールや目的・希望などと照らし合わせながらプラグラムを選びましょう。
私の大学を始めとする多くの大学にはアイセックの支部があります。自分の大学になくても近隣の大学にあることが多いので、探してみてください。
アイセックを利用するメリット
安心のサポート体制
研修生(私)に対して、サポートをしてくれるマネージャーという立場の人が1人付き、
- インターンシップ先を決めるまで
- インターンシップ先を決めてから
- 研修中
- 帰国後
各段階の手続きのサポートをしてくれるので安心感があります。
また、定期的にコンサルティングがあり、意識・モチベーションの向上といった精神的サポートまで行ってくれるので、学生には適していると思います。
事前の企業面接で疑問を解消できる
インターン先を決める前に受け入れ企業との面接があり、質問などをすることができます。そして、雰囲気をつかんだ上で、そこをインターン先として選ぶか否かを決めることができます。
私のベトナムでのインターン先企業には東京支社もあり、私はその支社まで出向いて面接を受けました(ほとんどの場合はスカイプでの面接です)。
就職ではなくインターンであっても、
- 業務内容はどんなものなのか
- 会社の男女比はどれくらいか
- 休みはどれくらいあるか
など、疑問点はたくさんあると思います。それをこの機会につぶせるのは大きいですね。思っていたのと違った……という事態を避けることができる、非常に重要なプロセスです。
アイセックを利用する際の心構え
頼れるアイセックですが、留意点としては、あくまでもインターンに行くのは自分であり、主体的に行動しない限りは何の発展もないということです。
アイセックの役割はサポートで、何から何までやってくれるわけではないことをしっかり理解し、これは自分のインターンなのだという自覚が必要となってきます。
海外インターンが決まったら大学を休学
休みを利用した短期インターンの場合は必要ないですが、長期となると休学が必要です。留学のように学校のプログラムで行くのとは違うため、私の場合は単位として認められませんでした。
休学に必要な書類や申請方法、費用などは学校によって様々なので、事前にきちんと確認しておく必要があります。
ちなみに、私の通っている大学だと半年で6万円、1年間で12万円の休学費がかかります(当然その間の授業料は発生しません)。しかも半年ずつしか申請ができないため、いつまでに書類を郵送しなければならないかの確認が必要でした。
国公立の大学だと休学費はかからず、私立でも一部、休学費の必要ない大学があるようです。
まとめ~自分に合った探し方で受け入れ先を見つけよう
アイセックは、海外インターンシップ先を探す際の選択肢の一つです。
他にも、エージェントを利用したり、学校のプログラムの中から探してみたり、行きたい国が決まっているならその国の企業に直談判してみるのもいいと思います。
海外就職はもはや特別なことではなくなりました。将来の可能性を広げるためにも、夢を実現するためにも、海外インターンを考えてみてはいかがでしょうか。
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