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アメリカの航空会社で客室乗務員として働く私の休暇事情

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アメリカ

どの国でも、サービス業・運送業に就いている人は週末も祝日もありません。それどころか、週末や祝日が一番忙しいことが多いですよね。

私が働くアメリカの航空会社でも、サービス業と運送業を兼ねた客室乗務員の仕事は365日体制です。まさに英語で言う7days・24hours(7日間24時間勤務)。

アメリカでは学校の夏休みが2ヶ月半あるので、家族で長い旅行をする人が多いです。そのため、客室乗務員はその間、普段よりも長いスケジュールを組まれたりします。

では、そんな客室乗務員の休暇はどうなっているのでしょうか。

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アメリカの客室乗務員の祝日

ライトアップ

祝日はあります。私の会社で定められている祝日は以下です。

  • お正月
  • メモリアルデー(毎年5月の最終月曜日)
  • July 4th(アメリカ独立記念日)
  • レイバーデー(9月の第1月曜日:労働者の日)
  • クリスマス・イブ
  • クリスマス
  • 大晦日

ただ、祝日といっても会社が休みになるはずはありません。祝日、連休は航空会社にとっての稼ぎ時です。

ですがもちろん、祝日を家族と過ごしたいのは客室乗務員も同じ。そんな日に働くので、祝日に働いた人には会社からボーナスが出ます。 結構、良いお金になるので、独身の人はあえて祝日に勤務を希望することも多いです。

また、働く従業員の士気を高めようと、会社もユニフォームに特例を設けたりします。

例)

  • クリスマス、クリスマスイブ:サンタの帽子をかぶっても良い
  • バレンタインデー、母の日:ピンク色のユニフォームを着ても良い
  • セントパトリックデー:緑のアクセサリーを付けても良い

同じ日に働くクルーでお揃いのアクセサリーを付けることもあります。

アメリカの客室乗務員の有給休暇

バケーション

私の会社の有給休暇はアメリカの普通の会社とは違い少しユニークで、有給休暇と病気欠勤ができる日が一緒になっています。そのため、病気にならなければその休暇を全部自分の休みにできるシステムです。病気休暇というのものがない日本と同じですね。

日数は勤続年数によって変わります。1年目〜5年目までは2週間ですが、6年目以降は3週間もらえます。

ただ、有給休暇があるからといって、好きな時に勝手に休めるわけではありません。申請には2タイプあります。

  • マンツリー:2ヶ月前の月末までに、1ヶ月後のスケジュールに入れてほしくない日を指定
  • デイリー:前日までに申請。入ったスケジュールを落とすことができる

勤続年数の長い人から優先でもらえます。つまり、新人ほど有給休暇は取りにくくなります

「有休たまっているんだけど使えなくて……」という日本のような会話が私の会社でも聞かれます。ただし、たまった有休をお金に換えることもできるので、有休がなくなるわけではありません。

逆に、病欠に使って全部なくなってしまう人もいます。

アメリカの客室乗務員のバケーションと時期

アメリカ

私の働いている会社のバケーションは、勤続年数によって変わります。

  • 1年目〜6年目:2週間
  • 7年目〜11年目:3週間
  • 12年目以上:4週間

これも休暇の希望は勤務年数が長い人から受け入れられていきます。

何百人という人が同じ「客室乗務員」として働いているので、一人ひとりの希望を聞いてなどいられません。新しい年度になると、Bid Windowという、休暇希望を入力するウインドウが開きます。ここに各自第1希望、第2希望など順に入れていきます。

勤続年数が長い人から希望の日にちが振り当てられ、希望の日に休暇がもらえなかった人は翌月に第2次ウインドウが開くので、また希望を入れます。そうして、第3、第4と希望を入れ続けます。

皆が休みたい時に休むことは難しい

もちろん、6〜8月という夏休みの時期、またクリスマスの時期は人気が高く、よっぽど勤続年数が長くない限りはここで休暇がもらえることはありません。

最悪なのは希望を入れるのを忘れた時。この場合は、一番人気がない月に自動的に休暇が入ります。人気がないのは、どの勤務基地も2月のことが多いです。

アメリカの客室乗務員のバケーションの過ごし方

ライトアップ

ラッキーなことに、自社の場合は無料で、他社の場合は割引料金で飛行機に乗れる客室乗務員。バケーションではこの特権を大いに利用します。

仕事では行けない国への旅行、仕事中だと時間が足りずゆっくりと見られない美術館めぐり、ヨガキャンプやハイキング。または、いつもと違う船や電車の旅も。

普段家にいないのだから、休暇くらい家でゆっくりすればいいのに……と思いますが、乗務員の多くは普段、自分だけ「旅行」していることに罪悪感を感じ、休暇中は家族サービスにいそしんでいます。

子育てしながら客室乗務員として働くことは可能か

家族

子供に合わせて働くことは、はっきり言ってかなり難しいです。

仕事が始まると1dayトリップでも、子供が学校にいる5時間前後で帰って来ることはまず不可能です。子供のいるほとんどの人は、理解のある配偶者、または家族(両親など)が送り迎えをしています。

夏休みなどは、合宿やキャンプに参加させることも多いです。この支出はかなり大きく、子供が複数いる人は大変です。

方法は探せばある

知り合いから「子供がいるけれど客室乗務員はできる?」とよく聞かれます。不可能ではありませんが、家族や子供たちからかなりの理解が必要であることは覚悟しなければいけません。

それでも、子供のいる乗務員はたくさん働いています。乗務員になるのが夢であるならば、ご両親など家族が近くに住んでいれば助けを求める、送り迎えをしてくれる保育園を探すなどすれば不可能ではないと思います。

また、アメリカの場合は採用年齢に制限がありません。子供が大きくなるまでは乗務員になるために有利な仕事(同じ航空会社の地上乗務員・空港係員など)に就きながら、チャンスを待ってもいいと思います。

まとめ~自分にとって働きやすい会社を探そう

ご紹介したのは私の働く会社の休暇事情ですが、同じアメリカの客室乗務員といっても会社によって、また国際線と国内線でも事情は変わってくると思います。

客室乗務員は家族に理解がなければなかなか難しい仕事ですが、絶対に解決策は見つかります。この職業を目指すなら色々リサーチして、自分の状況や都合に合う航空会社を選ぶのも良いでしょう。

この記事があなたのお役に立てたとしたらうれしいです。

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