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超絶人気スポット「ナイアガラの滝」って実際どうなの?アメリカ側から観光してみた

アメリカ側から見るナイアガラの滝

「ナイアガラの滝/Niagara Falls」は別名「虹色の滝/Rainbow Falls」ともいわれ、日本人がアメリカ旅行に行く際に「ここだけははずせない!!」と思うスポットベスト5に必ず入っているような超絶人気観光スポットです。

本当のところナイアガラの滝はどうなのでしょうか?

今回はこのナイアガラの滝を実際にアメリカ側から見てきたので、ご紹介します。

カナダ側からナイアガラの滝を見たい方は「トロントからの日帰り旅行に最適!ナイアガラの滝の楽しみ方」の記事をどうぞ!

目次

ナイアガラの滝はどこにあるの?

アメリカ側から見るナイアガラの滝

ナイアガラの滝は五大湖であるエリー湖とオンタリオ湖の間にあるナイアガラ川にあります。

カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州とをはさみ、アメリカとカナダの国境でもあります。

ナイアガラの滝に関する基礎知識

ナイアガラの滝

12,000年以上前の氷河時代に形成された地形です。五大湖の水量が集まり、湖から湖へと流れながら大西洋へ繋がっていく途中にあります。

17世紀頃ヨーロッパの人々に発見され、18世紀以降は観光地として開発されて現在に至ります。

ナイアガラの滝の観光客は90%がアジア人

ナイアガラの滝

毎年1,400万人の観光客が各国から訪れる、スーパーミラクル人気な観光スポットです。

今までに2回アメリカ側から行ったことがありますが、いずれも観光客のほとんどがアジア人でした。

印象としては90%くらいでしょうか。すごい割合ですよね。中国系やインド系の方々が多いです。

ナイアガラの滝でとにかく水量に圧倒される!

ナイアガラの滝

アメリカ側からのみの滝をみた感想になりますが、とにかく水量には圧倒されます。

横に広がる「アメリカ滝(落差21〜34m、幅260m)」と細長い形からその名がついた「ブライダルベール滝(落差55m、幅15m)」の2つの滝を楽しむことができます。

ナイアガラの滝の観光のハイシーズンは夏です。冬に行くと極寒なので注意してください。マイナス20度なんてことも……

ナイアガラの滝滝を見る以外のレジャー

観光地化が進んでいるため、滝を見る以外にもこのような楽しみ方があります。

ハイキング

ナイアガラの滝でハイキング

ナイアガラの滝周辺にはハイキングコースが8つあり、天候や体調に合わせてさまざまなハイキングを楽しむことができます。

特に夏期は森林と湖を両方満喫できるので人気です。

滝壺とはまた違った北アメリカ大陸の大自然の迫力を感じたい方にはおすすめです。

公園散策

ナイアガラの滝で公園散策

Great Lakes Gardenという五大湖の形に整備された公園がアメリカ側のナイアガラの滝に沿ってあります。

マイナスイオンを浴びながら、公園をゆっくり歩くのもリラックスできるかもしれませんね。滝壷を見るついでに気軽に歩いて回れます。

映画も観られる

ナイアガラの滝で映画鑑賞

ビジターセンターと同じ建物内にNiagara Legends of Adventure Theaterという映画館があり、30分の映画鑑賞ができます。

ナイアガラの滝の歴史を学ぶとともに、スリリングな映像も楽しめます。疲れてひと休みしたい時にもいいかもしれませんね。

  • 大人12ドル
  • 子ども(6-12歳)8ドル
  • 5歳以下無料

ナイアガラの滝周辺には食事をするところがほとんどない

ナイアガラの滝で食事

残念ながらアメリカ側のナイアガラの滝周辺はほとんど食事をする場所がありません。

あったとしても、ジャンクフードや日本にもあるチェーン店しかなく、わざわざ食事をしたいと思えるレストランは皆無といってもいいでしょう。

また観光地価格なので、チェーン店でも価格設定は他の店舗と比較すると高いです。

夏のハイシーズンを除き、周辺も閑散としています。夜遅くに出歩いてレストランで食事を楽しむというような環境ではありません。

ナイアガラの滝周辺にはいいホテルが少ない

ナイアガラの滝にあるホテル

モーテルや、チェーン系ホテルは観光地なのでもちろんあるのですが、対価にあったサービスがあるかというと疑問です。

観光地のため仕方が無いのかもしれません。わざわざナイアガラの滝をみるために宿泊するのは時間もお金ももったいないように思います。

もし、ナイアガラの滝周辺でホテルを探すなら、エクスペディアアゴダHotels.comなどでホテルを見つけることができます。

また、海外ではいろいろと調べ物が増えるもの。そんな時にグローバルWiFiがあると便利です。

カナダ側に泊まった方が金銭面でお得

ナイアガラの滝

現在(2016年4月)カナダドルが安いので、宿泊をする場合は国境を渡り、カナダ側に泊まった方がお得です。

また、レストランもカナダ側の方の選択肢が多いのも事実です。

ナイアガラの滝を満喫する旅行を計画する場合は活動拠点をカナダ側にした方が後悔しないはずです。

ナイアガラの滝はなぜそんなに人気なのか?

ナイアガラの滝

とにかく誰もがその名を知っている「ナイアガラの滝」

しかし率直な感想をいうと、もし旅行日程が1週間しかないようなアメリカ観光旅行であれば、1日以上をここに使うような計画を立てるのは個人的にはおすすめできません。

1日、場合によっては2日潰れてしまうことを考えるとその価値があるかは疑問です。その分の時間とお金をニューヨーク観光に使った方が充実した旅行ができると思います。

カナダ旅行でトロントやケベックの観光と抱き合わせでナイアガラの滝を観光するのであれば、また変わってくるかとは思います。

アメリカ側からナイアガラの滝へのアクセス

ニューヨーク州にあるのでニューヨークから近い印象を持っている方も多いかもしれませんが、実際ニューヨークシティーからは車で4時間以上かかります。

飛行機でニューヨークからバッファロー空港に行き、そこから車やバスでナイアガラの滝に向かうのが一般的です。

ニューヨークの観光と一緒にナイアガラの滝観光も行きたい場合は少なくとも1泊2日は余分に日程を確保する必要がありますのでご注意ください。

まとめ

ナイアガラの滝

今回は滝を船に乗って体験できるクルージング等に参加しなかったので、またそういったツアーに参加すると印象は変わるかもしれません。

「ナイアガラヘリコプター」という空の上からナイアガラの滝を楽しむ方法もあるので、チャレンジしてみたい方は是非どうぞ!

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この記事を書いた人

アメリカ人と国際結婚し現在ニューヨーク州北部在住。趣味はサッカー観戦(Premier League Arsenal ファン)・マラソン・ヨガ・アンティーク食器収集・キルト。日本では薬剤師、アメリカでは専らパンばかり焼いています。

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