マレーシアの治安とは?クアラルンプールの治安をエリア別に解説。注意点と安全に過ごすために

クアラルンプール 東南アジア

マレーシア・クアラルンプールは日本のメディアやネットなどで、「治安が良い」とよく評されています。物価が安く、治安が良いという理由で、移住をすすめるものを大変よく目にします。

さて、本当に「治安が良い」のでしょうか?これは、実際に住んでみないことには分からないことです。

今回は、マレーシアのクアラルンプール在住4年目の私が、エリアのご紹介とともに、この数年で実際に見聞きした治安に関する犯罪を紹介し、クアラルンプールが本当に「治安が良い」のかを考えたいと思います。

マレーシアの治安状況とは

メディアなどで治安は良いと言われる一方でも、やはり軽犯罪などは発生しています。

具体的には、

  • スリ
  • 置き引き
  • 窃盗
  • 強盗

などが目立ちます。また、女性や観光客などは狙われやすく、複数人で行動する、危ないエリアには近づかない、貴重品を持ち歩かないなど注意しましょう。

マレーシア・クアラルンプールのエリア別治安状況

KLCC、ブキッビンタン周辺

屋台街

このエリアは、クアラルンプールの中心部で、東京でいうと新宿・渋谷・六本木・銀座のような場所です。多数の企業やホテル、飲食店、ショップなどがあることから、たくさんの人が集まります。

KLCC(ケイエルシーシー)

KLCC(ケイエルシーシー)にはクアラルンプールの象徴であるツインタワーや大きなショッピングモールがあり、観光スポットとしても有名です。日本の百貨店・伊勢丹や和書を取り扱う書店・紀伊國屋もあります。

このエリアは人も多く、観光客も集まることからスリや窃盗などの犯罪が発生します。

Bukit Bintang(ブキッビンタン)

Bukit Bintang(ブキッビンタン)はきらびやかなショッピングモールが多数あり、その中心部から少し離れるとJalan Alor(ジャラン・アロー)という屋台街もあります。

最先端のマレーシアと、昔ながらのマレーシアの両方を味わうことができます。

観光客もたくさん集まるエリアです。そしてこの辺りは、眠らない街・新宿のように夜も大変賑やかな場所です。

こちらのエリアも同じく人が多く観光客が多いことから、スリなどの犯罪をよく聞きます。

特にBukit Bintangは浮浪者や薬物中毒者らしき不審者も多いので、人通りの少ない場所での女性の夜の一人歩きは注意してください。

身の回りのものに気をつけ、不審者には近づかないことが大切だと思います。

チャイナタウン、ムルデカ・スクエア・マスジッド・ジャメ周辺

チャイナタウン

このエリアは観光地として有名です。チャイナタウンやお土産が揃うセントラル・マーケット、オシャレなカフェ、博物館やモニュメント、モスク、インド人街があります。

China Town(チャイナタウン)周辺

China Town(チャイナタウン)周辺は、安くて美味しいローカルフード店や、オシャレなカフェ、コピー品が並ぶ露店、セントラル・マーケットがあり、面白い街です。しかし雑多で浮浪者が多いので、注意が必要です。貴重品はしっかり管理し、周囲に目を配るよう心がけてください。

Merdeka Square(ムルデカ・スクエア)周辺

Merdeka Square(ムルデカ・スクエア)周辺は、マレーシア独立記念の象徴でもあるムルデカ広場があり、大変きれいに整備されています。近くにあるKuala Lumpur City Gallery(クアラルンプール・シティギャラリー)は、観光ポイントとして有名で、クアラルンプールに関するギャラリーやお土産屋さん、町歩きガイドなどがあります。

この辺りはChina Townと違って、清潔で、たいへん都会的な雰囲気なのですが、観光客を狙った、ひったくりが発生したことがあります。

Masjid Jamek(マスジッド・ジャメ)周辺

Masjid Jamek(マスジッド・ジャメ)周辺は、クアラルンプール最古のモスクがあり、またインド人街も近いので観光地としても人気があります。

企業が多いこともあり、平日はローカルの勤め人もたくさんいます。この辺りは小道が多く、小さな商店が並んでおり、場所によっては怪しい雰囲気もあります。夜のモスク周辺はライトアップされ大変美しいのですが、ひったくりやスリには気を付けてください。

モントキアラ、デサスリハタマス周辺

お店

この辺りは、クアラルンプール北西部に位置するエリアです。

Mont Kiara(モントキアラ)

Mont Kiara(モントキアラ)は外国人駐在者のために開発されたエリア、日本人がたいへん多く住んでいて、日系の飲食店やクリニック、美容院が数多くあります。

ここ数年は韓国人の住人も増え、韓国料理のお店やコリアンマート(韓国食材店)もたくさんあります。

Desa Sri Hatamas(デサスリハタマス)

Desa Sri Hatamas(デサスリハタマス)はMont Kiaraに隣接しています。ローカルの飲食店もさることながら、この数年は日系飲食店が急増し、居酒屋、焼肉屋、焼き鳥屋など、かなりたくさんの日系飲食店が軒を連ねています。

Mont Kiaraよりも雑多な雰囲気ですが、飲食店が多いことから夜も賑やかです。 Mont Kiaraは高級住宅街としても有名ですが、それゆえ、富裕層を狙ったひったくり、スリ、誘拐未遂などの犯罪をよく耳にします

バンサー、ミッドバレー、タマンデサ周辺

お店

クアラルンプール南西に位置するエリアです。

Bangser(バンサー、もしくはバングサ)

Bangser(バンサー、もしくはバングサ)は、オシャレなカフェやレストラン、雑貨屋が多く、西洋人にも人気のエリアです。バンサービレッジ、バンサービレッジ2というショッピングモールがあり、この中やこの周辺にスーパー、飲食店、クリニック、薬局、衣料品店などが集まっています。

Bangser South(バンサーサウス)

Bangserの他に、Bangser South(バンサーサウス)というBangser南部に位置するエリアもあります。ここは最近開発され始めた地域で、LRT Kelena Jaya Line(ケラナジャヤ・ライン)という電車沿線にあるUniversiti(ユニバーシティ)駅から歩いてすぐの場所です。コンドミニアムや飲食店がどんどん増えています。

またBangser South周辺は開発中のため工事をしているところが多いエリアです。そういったところは夜の一人歩きには十分に気をつけたほうが良いでしょう。

Mid Valley(ミッドバレー)

Mid Valley(ミッドバレー)は、ミッドバレーメガモールやガーデンズといった大型ショッピングモールがあり、週末にはたくさんの人が集まります。日本人会が近くにあることから、日本人も多いエリアです。ミッドバレーメガモールにはイオンが入っており、ガーデンズには伊勢丹が入っているので、日本食材などを購入するのにも重宝します。

Mid Valleyは人が集まる場所ですので、やはりひったくりやスリに気を付けるべき場所です。日本人会周辺でもひったくりや強盗が頻発していますので、高い警戒心を持った方が良いです。

Taman Desa(タマンデサ)

Taman Desa(タマンデサ)は、Mid Valleyの南に位置しています。買い物や食事に便利なミッドバレーメガモールに近い上、比較的お手頃な値段のコンドミニアムが多いため、日本人の数も増えています。

ワンウタマ・ティティディアイ・コタダマンサラ周辺

イケア

このエリアはクアラルンプール西部に位置しています。最近電車も開通したことから、それまで車で行くしかなかったクアラルンプール中心部・Bukit Bintangなどにも、電車一本で行けるようになりました。

One Utama(ワンウタマ)

One Utama(ワンウタマ)には複数の大型ショッピングモールやIKEA、アトラクションなどがあり、週末はたくさんの人が集まります。家族にも人気のエリアです。伊勢丹もあることから、日本食材が手に入り、和食のお店もあるため、日本人にも人気のエリアです。

TTDI(ティティディアイ)

One Utamaの右手に隣接するTTDI(ティティディアイ)には、TTDI Wet Marketという有名なマーケットがあります。

ここの地下には豚肉の卸業者があり、手頃な値段で美味しい豚肉が買えることから、日本人のファンもたくさんいます。またこの周辺には、オシャレで美味しい飲食店も多数存在します。

Kota Damansara(コタダマンサラ)

Kota Damansara(コタダマンサラ)は、One Utamaのさらに西にあります。クアラルンプール中心部からは離れますが、日本人にもローカルにも人気のOne Utamaからほど近いので、生活するには比較的便利な場所です。

また日本人学校からも近いエリアです。リーズナブルな価格のコンドミニアムもあり、また北部には緑も豊富なので家族連れにもおすすめできるエリアです。

このエリアも他のエリアと同様に、スリやひったくりには警戒していたほうが良いでしょう。

クアラルンプールでは、どこでもスリやひったくりに巻き込まれる可能性があります。また車を運転する場合は、駐車場でのひったくりや車上荒らしにも注意する必要があります。

マレーシアで起った過去の犯罪例

ピストル

こちらでは、私がこの数年で見聞きした犯罪や事件(主に日本人が被害に遭ったもの)をご紹介します。

  • KLCCの伊勢丹で邦人女性がレジに並んでいたところ、後ろに並んでいた外国人の男が日本人のバッグに手を入れようとしていた。幸い盗まれる前に気づいたため、被害はなかったが、犯人は逃げた。

  • ある邦人女性が、日本人会からミッドバレーメガモールへ向かって歩いている途中、2人乗りのオートバイが後方から近づき、後ろに乗っていた男が1人の女性の鞄をひったくり、さらにナイフを突きつけて、もう1つの鞄を渡すよう要求。女性は素直に従い鞄を渡したため、犯人はそのまま逃走。幸い、邦人女性には怪我はなかった。

  • 邦人男性が、クアラルンプール中心部を無料で走っているGOKLバスに乗っていたところ、ポケットに入っていた財布を盗まれた。バス車内は大変混んでいたため、本人は警戒していたのだが、結局は被害に遭ってしまった。

  • 邦人女性がクアラルンプール中心部を車で運転中、信号で停車したところ、横に付けてきた2人乗りのバイクが助手席の窓ガラスを割り、彼らに鞄とパソコンを盗まれた。車内には運転している本人しか乗車しておらず、本人に怪我はなかった。

  • クアラルンプールの日本人学校付近、Ara Damansara(アラ・ダマンサラ)でショップから出てきた邦人女性が、近くに止めていた車に向かおうとしたところ、フルフェイスヘルメットの男がバラン刀を振りかざし、女性が掛けていたショルダーバッグを強奪して逃走。女性は軽い打撲で済んだ。

  • 日本人が多く住むMont KiaraのショッピングモールPublikaで、トイレから出てきた子供を見知らぬ男が引っ張り連れ去ろうとしていた。幸い、未遂で終わった。

  • Suria KLCC Shopping Mall内のエスカレーターを夫と並んで乗っていたところ、ふと夫の方を向くと、後ろに乗っていた外国人の男が夫の鞄(斜めがけ)のチャックを開けている最中だった。問い詰めると「開いていたので、閉めようとした」と言い訳し、逃げた。実際に被害はなかった。(私の体験です)

  • スーパーで外国人の男が、「日本人ですか?私、今度日本に行きます。日本のお金を見てみたい。」と話しかけてきたので、財布を出して日本円を見せた。のちのち財布の中身を確認すると、お金が抜かれていた。

マレーシアでの注意点と対応策

セキュリティ

  • 鞄は、道路側に持たない。肩にかける場合は、手を添えて持つ。斜めがけバッグは、前にして掛ける。
  • 人通りの少ないところ、特に夜道の一人歩きはなるべく避ける。
  • 車に乗ったら、すぐにロックをかける。車を運転する際は、外から見えるところに貴重品や鞄、パソコンなどを置かない。席の下やトランクに入れる。
  • 駐車場では、できるだけ人通りのある入り口付近に停める。また乗車・下車時に強盗に襲われるケースも多いため、よく周囲を確認してから乗車・下車する。
  • 人が多く賑やかなところや、観光スポットでは、スリやひったくりが特に多いという危機感を常に持つ。
  • 高級住宅地や日本人会、日本人学校周辺は、富裕層を狙った強盗や身代金目当ての誘拐に警戒する。
  • スクールバスに乗る際は、バス側の乗車準備ができるまで、コンドミニアム敷地内で待機する。
  • 子供から目を離さない。
  • 住宅を選ぶ際は、セキュリティーのあるコンドミニアムを選ぶ。戸建などはセキュリティーがない。コンドミニアムであっても特に低層階などは窓からの侵入に気をつける必要あり。
  • 警備員に期待しすぎない。目の前で犯罪に巻き込まれても、すぐに助けてくれないケースも。
  • ナイフや銃を向けられたら、抵抗しない。

マレーシアでの万が一のために備えておくべきこと3つ

海外旅行保険に加入する

万が一の事故や事件に巻き込まれた時に、すぐにサポートしてもらえるように海外旅行保険に加入しましょう。

  • ひったくりでものが盗まれた
  • スマホを落として壊してしまった
  • 車にぶつかって怪我をした

など海外旅行保険に加入していれば、保険の範囲で対応をしてもらえます。

どれだけ注意しても事件や事故は起こってしまいますので、どんな時にでも冷静に対応できるようにしましょう。

パスポートのコピーを用意しておく

マレーシアでの滞在中にパスポートを紛失してしまったり、貴重品と一緒に入れていてスられてしまうことがあります。そんな時のためにパスポートのコピーを用意しましょう。

パスポートはマレーシア国内で再発行が可能です。コピーを持って日本大使館もしくは領事館へ行けば手続きをしてもらえます。

クレジットカードを複数枚用意し別の場所にしまう

スリに遭い唯一のクレジットカードが盗まれてしまい、何もできなくなった。ということはあり得ます。クレジットカードを複数枚用意することで、万が一の支払いにも対応できます。

リスク分散のためにも複数枚用意しておくと良いでしょう。

その他、注意しておくこと

マレーシア滞在中に注意したいこと4つ

目立つ格好で出かけるのは避ける

服装

著者の友人が早朝にKLCCエリアでひったくりの被害に遭いました。

彼女は航空会社の客室乗務員、制服姿でコンドミニアムから出入りしていました。マレーシア人にとって客室乗務員は高給取りであり、お金を持っていると思われたのでしょう。

出勤前の彼女は後ろからきたバイク2人乗りにハンドバックをひったくられそうになり、手でハンドバックを抱えるように守ったため、数メーター引きずられました。

その為、彼女の腕にはその時の引きずられた傷が深く残っています。

まずは職業を特定されるような服装で出歩くことは控えましょう。また、日本人の方は常日頃きちんとした格好で過ごされている方も多いと思いますが、可能な限りは現地の人と同じような服装を心がけましょう。(Tシャツ、短パン、サンダル等)

日が出ている時間帯でもひったくり等は起こりますので、道路沿いを歩くときはバックは内側で持つ、万が一バックをひったくられそうになったら、怪我防止の為にも潔く離す事が懸命かもしれません。

夕方以降ATMでお金を下ろすのは控える

ATM

ここでも著者の友人の話を1つ。彼女はKLCCエリアのATMでお金を下ろした後、バイク2人乗りにひったくられました。その時別の日本人男性と共に行動していたのにも関わらず、被害に遭ってしまいました。

その当時二人が歩いていた道は比較的人通りも多かったの事です。彼女が狙われた理由として考えられるのは、直前にATMで家賃を払うために多額のお金を引き出していた事です。

どこから誰に見られているか分かりませんので、多額の現金を引き出す際は日中、ショッピングモール等、警備員が常時待機しているところでしましょう。

また、不必要な現金は持ち歩かない、仮に持ち歩かなければならない場合は、現金を2つに分けて持ち歩く等の工夫をすることをお勧めします。誰かと一緒に行動しているからって、被害に合わないとは限らないですからね!

一軒家よりもコンドミニアムが比較的安全

コンドミニアム

マレーシアの一定以上のコンドミニアムには、数多くの警備員が待機しています。

一般的には、コンドミニアムの敷地内に入る前にチェックがあり、訪れる方は身分証明証の提示を求められます。そこで身分証と引き換えにビジターパスがもらえ、やっと敷地内に入る事が許されます。

そこからエレベーターを利用する際し居住スペースに上がる場合、居住者が持っているカードを照らして何階か選択し、やっと上に上がる事が出来るのです。

また家のドアに鍵はかかっているのはもちろんのこと、大概鉄格子も設置されており、二重のドアとなっています。

なぜそこまで厳重に警備されているのか、それはやはり不審者、空き巣、泥棒を予防する為です。

一軒家はどうしても警備の面で限界があります。現地民の友達に聞いてみると空き巣や泥棒に入られた経験がある人達が数多くいることに驚きを受けます。

その為、マレーシアに住むなら、自らの身と財産を守るためにも24時間警備員が待機しているコンドミニアムをお勧めします。

蚊に刺されに注意する

蚊

外務省の海外安全ホームページを確認すると、マレーシアは感染症危険情報のレベル1であり、ジカウイルス感染症発生しています(他、中南米,アジア・大洋州,アフリカ,米国フロリダ州の一部地域で発生)妊娠中又は妊娠予定の方は可能な限り渡航をお控えください。と明記されています。

マレーシアに入国する飛行機では消毒スプレーを散布し、海外から入ってくるウィルス拡散を防止しています。また私の住んでいるコンドミニアムでは数ヶ月に一回消毒スプレーを散布します。

海外で体調が崩れるのは辛いですよね。それを予防する為にも、水辺の近くや、公園に出かける際には是非虫除けスプレーを使用しましょう。また、その際は肌の露出した服装は避けることが大切です。

まとめ

クアラルンプール の建物

クアラルンプールに住んでいて、私自身が危ない目、怖い目にあったことは今までありません。一度、見知らぬ男が、夫の鞄を開けようとしているところを発見したのみです。

ですが、実際には、スリやひったくり、バラン刀や銃を突きつけられるような強盗、身代金目当ての誘拐などが発生しており、日本人も被害に遭っています。 クアラルンプールで凶悪犯罪や、殺人事件に巻き込まれる可能性は、特段多いとは思いません。

しかし、日本のように飲食店にて鞄で席取りをしたり、財布や携帯を落としても持ち主に戻ってくる、などということは無い街だと考えるべきです。旅行か長期滞在かで、危機意識を向ける点は変わってきますが、クアラルンプールでの滞在を楽しいものにするためにも、「自分の身は自分で守る」という気持ちを持って、高い危機管理をすべきだと思います。

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