イギリスの身体障害者施設でボランティアとして働く清水さん(女性・40代)は、日本で看護師をしていました。この記事では、そんな彼女へのインタビューをお届けします。
イギリスで働くことを選んだきっかけ、働いてみることで得られたメリットは何なのでしょうか?また、メリットばかりともいえない点、イギリスで暮らす際に気をつけることもご紹介していただきます。
イギリスで暮らし働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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イギリスで働くことになったきっかけ
もともと看護師をしており、その際に海外看護や救助支援などの勉強もしていました。そのため、海外での看護・救護に興味があり、どこかの国で働きたいと思っていました。
しかし、看護師の国家資格は日本だけのものです。海外での看護の勉強や経験もそれまでなかったために、海外では看護師としては採用してもらうことはできません。
そこで、ボランティアの採用枠をねらうことにしました。身体障害者などの施設へ人材を斡旋している会社に登録し、英語の試験を受けて合格となってからイギリスに渡航しました。
イギリスで働く3つのメリット
あこがれのイギリスで実際に働くことで感じているメリットは数えきれないほどたくさんあります!でも、私なりのメリットをあえて3つにしぼるとしたら次のような点です。
- 語学研修期間ありの採用枠で英語をブラッシュアップ
- 現地の人と交流し、イギリスの文化を学ぶことができる
- チームワークが必須の現場、現地の友達がたくさんできる
以下で、それぞれ詳しくご説明しますね。
1. 語学研修期間ありの採用枠で英語をブラッシュアップ
ボランティア採用枠を設けている国は限られています。私はイギリス以外の国で働くことは考えていませんでしたし、採用をしていただけるなら英語圏でと、かたく心に決めていました。
私が登録した斡旋会社は、いきなりボランティアに派遣するのではなく、まず現地での語学研修などを取り入れていました。
イギリスで働くために英語力アップの必要性を感じていた私にとって、好都合すぎる条件!なんとしてでもこのチャンスをものにしたいと受験し、無事合格したのです。
渡航して1カ月は、ホームステイをしながら語学学校に通うこともできました。現場で働く前のこの語学習得期間は本当にありがたいものでした。
2. 現地の人と交流し、イギリスの文化を学ぶことができる
イギリスのファッション、音楽、サッカーなどにもともと興味があり、採用されたらぜひともいろいろ見に行きたいと思っていました。
実際に今、積極的に現地の人と交流を持ち、情報収集を行って、イギリスそのものを体験しています。また、リアルにイギリスを味わえる理由として、現地の人との生活は大きいと思います。
紅茶の文化を学び、イギリスのカリグラフィーなども習いはじめ、現地の人とバカンスを楽しむ……。ホームステイしながら働いているからこその経験であるといえるでしょう。
3. チームワークが必須の現場、イギリスの友達がたくさんできる
日本でもそうですが、医療の現場は患者さんや入居されている方のケアをするため交代制で働くので、日ごろからスタッフ間のチームワークというものがとても大切です。
私は仕事の上でもコミュニケーションが何よりも重要と考え、積極的に会話をしています。その結果、スタッフと仲良くなって家族でのパーティーに呼んでもらったり、一緒に出掛けたりと、いろいろな経験ができています。
イギリス渡航前のイメージでは、イギリス人はどちらかというとなじみにくいかなと思っていました。しかし、決してそんなことはなく、むしろ友好的な人が多く友達になりやすいです。
まとめ~日常生活に潜む危険にも注意を
イギリス生活や職場を満喫している私から、注意点としてお伝えしたいのがスリ。友人がロンドンの地下鉄に乗ったとき、リュックの一部がいつのまにか切られカメラがすられていました……。ただ、ケガはなく不幸中の幸いでした。
楽しみながらも最低限の注意や安全対策は怠らないようにしましょう。
さて、今回はボランティアとして働いたので手当は2万円だけでした。しかし、お金では買えない貴重な体験ができます。あなたオリジナルの体験をイギリスで、ぜひ!
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