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オクラホマ州の生活とは?移住者が気づいた5つの魅力

オクラホマ州

アメリカ・オクラホマ州の印象は?と聞かれたら「何も無いド田舎!」「治安悪そう」「そもそもマイナー過ぎてどんなところなのかわからない」と答える方が多いのではないでしょうか?

私も同じで住む前までの印象は、住みたくないアメリカの州ランキングで言うと「ぶっちぎりの第1位」でした。夫の故郷ということで嫌々住み始めたのですが、意外や意外、印象が変わりました!

私と同じような印象をお持ちのそんな皆さまに、実際にオクラホマ州で生活してみて感じた魅力を5つご紹介します。

目次

自然に囲まれたのどかな地で野生動物を身近に感じることができる!

牧場

なんといってもド田舎州ですから、これは言わずもがなですが。

家畜の飼料となる草が青々と風になびき、向かいの畑にはあちらこちらに転がされた大きなグルグル巻きのhay(ヘイ/干し草)があります。その光景を目にすると何とも言えずのどかな気分になります。

多くの野生動物にも出会うことができます。私の家の庭先ではリスが木々を駆け巡り、また朝に夕にと鹿がやって来ては食事をしていきます。

鹿

そして夜遅くにはアライグマの姿も!アライグマ達はうちで飼っているヤギのエサを狙ってやって来るのですが、エサが入っている缶のフタを手で器用に開けて食べていきます。

アライグマ

他にもアルマジロやスカンク、アメリカのアニメ・ルーニーテューンズでおなじみの鳥ロードランナー(オオミチバシリ)など、日本ではなかなかお目にかかれない野生動物達に遭遇する機会が多くあります。

オクラホマは家が安い!

家

ここ数年オクラホマも家の値段が上昇気味ではありますが、それでもメジャーな都会の州に比べるとまだまだ断然安く、広い土地付きの家を買うことができます。

写真の家は築4年、10エーカー(約12,000坪)の土地付きで日本円で約5,000万円くらい(2018年8月現在)で売り出されています。

調べてみたところ、カリフォルニア州で同等の家を買おうとすると軽く1億円は超えてしまっていました。

古き良き時代のアメリカを感じることができる!

ルート66

映画・カーズにも出て来る、かつてのアメリカ大陸横断国道ルート66。オクラホマの町を車で走っていると、その場所がルート66であったことを示す標識が目に入ってきます。

オクラホマ州の西部に位置するClinton(クリントン)という町にはルート66ミュージアムがあったり、一部現存するルート66を走ったりすることもできます。

ミュージアム内には、アメリカンヴィンテージ好きにはたまらない1950年代から1970年代の品々が展示されており、古き良き時代のアメリカの雰囲気を味わうことができます。

アメリカンヴィンテージ

またオクラホマ州東部にある町Chouteau(ショトウ)では、黒い馬車に乗ったアーミッシュの方達に出くわすことがあります。

ドイツから移民して来た当時のままの生活様式を守り続け、車も電気も使わず自給自足で暮らす彼らを見ると、その瞬間遠い昔にタイムスリップしたかのような衝撃と感銘を受けます。

アーミッシュより規律を緩くした生活を送るメノナイトの方達をスーパーで見かけることもしばしば。女性達が着ている特徴的なワンピースと可愛いオーガンジーのボンネットについ目がいってしまいます。

アウトドアを楽しめるところが盛りだくさん!

湖

オクラホマ州内には人工的に作られた湖がたくさん点在しています。湖がある地域では、週末には大きなモーターボートを牽引していくピックアップトラックと何度もすれ違います。

湖付近では他にジェットスキー、カヤックやカヌー、ウインドサーフィン、釣りやキャンプなどが楽しめ、場所によってはこれらの道具をレンタルしてくれるところもあります。

また、子供向けに湖上にウォータースライダーなどの遊具を設置しウォーターパークにしているところや、湖周辺を馬に乗ってまわる乗馬体験ツアーをおこなっているところもあります。

オクラホマ州の南西に位置するQuartz Mountain(クォーツ・マウンテン)を有するWichita(ウイチタ)山脈をはじめとする山地ではキャンプはもちろんのこと、トレッキングやロッククライミング、オフロードモータースポーツコースなどが整備されていて、多様なアウトドアスポーツが楽しめるようになっています。

服

また各地で通年にわたり大小様々なお祭りが開催されています。特に変わったお祭りと言えば、オクラホマ州南東部にあるHonobia(ホノビア)という場所で毎年10月に開かれる「ビッグフットフェスティバル&カンファレンス」です。

ビッグフットとは外見はゴリラのような未確認生物で、オクラホマ州内の森の中でしばしば目撃情報があがります。

本当に実在するのかどうかわかりませんが、アメリカではビッグフットの姿を追い求める愛好家が多いです。私の夫もそのひとりで、ビッグフット柄のシャツを持っているくらいです。

このビッグフットフェスティバル&カンファレンスでは、屋台の食べ物やヘリコプターライド、ミニゴルフ、アーチェリーなどが楽しめる他、希望すればビッグフットに詳しい識者の話を聞くクラスや、日没後キャンプファイアーを囲んでおこなう、ビッグフットの目撃談を語り合うストーリーテリングにも参加できるお祭りになっています。

ラスベガスまで行かなくてもカジノで遊べる!

カジノ

インディアンの方達が強制的に移住させられたオクラホマ州には、インディアン保護区が数多く存在します。その部族によって運営されているのが、インディアンカジノと称されるカジノ

オクラホマ州内には小規模のものから競馬場を併設したもの、ホテルやスパ、ゴルフコースまでついたゴージャスなリゾートタイプのものまでたくさんのカジノがあります。

カジノ

カジノ内のレストランも充実しているので、カジノをやらずとも食事に行ったり、開催されるミュージシャンのライブを見に行ったり……といった楽しみ方もできます。

まとめ

私が魅力を感じたこれら5つの他に、道路が広くわかりやすいので車の運転がしやすい、日本食を扱うスーパーも数店あるので意外と困らないという点も加えておきたいです。近年は日本式ラーメン店も増えてきました。

旅行におすすめできるような派手さはありませんが、治安もそんなに悪くは感じませんし、生活するには住みやすいといった印象です。

在住の日本人が少ないので、英語をがっつり身につけたい方の留学先にもおすすめしたい州です。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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