アメリカのテキサスと聞くと、ダラスやヒューストンといった都市を想像する方が多いと思います。しかし、オースティンはテキサス州の州都。州政府関連機関やテキサス大学オースティン校などがあり、テキサス州の中心的役割を果たしています。
そんなオースティンで働き暮らすことにはどのようなメリットがあるのでしょうか。オースティン在住の私から、この街の魅力をお伝えしたいと思います。
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テキサス州オースティンは国際色豊かでリベラルな街
日本人だけでなく、外国で生活している人なら誰でも一度は差別について考えたことがあると思います。アメリカは白人至上主義の傾向が強く、差別が根強く残っている土地もまだ多くあると言われていますが、オースティンは違います。
私はオースティンに移住して10年目に入りますが、「アジア人だから」とか「外国人だから」という理由で疎外された経験は一度もありません。
世界中から若者が集まり実力を発揮
オースティンはテキサス州の中でもリベラルな街。テキサス大学オースティン校には世界中から有能な学生が集まり、将来への夢や希望を持った若者たちが次々と新しいビジネスや個性的なアイデアを生み出して全米規模で活躍しています。
オーガニック・フードや自然食品専門のグロサリー・ストアで有名なホールフーズ・マーケットもオースティンで生まれました。若者2人が作った小さなお店が始まりでした。
人種や年齢、経験に関わらず挑戦できる土壌がオースティンにはあります。
テキサス州オースティンの人は優しくフレンドリー
オースティンを魅力的にしている理由の一つが人です。あらゆる年代の人々が優しくてフレンドリーなのです。
ベビーカーを押していれば、必ずと言っていいほど誰かがドアやエレベーターを開けて待っていてくれたり、さらには荷物を持ってくれたり。知らない人でも気軽に話しかけてくれます。
移動は車がメインとなりますが、たとえ渋滞していても、車の列に入れなくてイライラしながら待ち続けるなんてことはあまりありません。大体誰かがすぐに列に入れてくれるので、車通勤もそこまで苦にはならないはず。
なお、交通手段としてはバスや路面電車もあり、セントラル・エリアやダウンタウンのオフィス、テキサス大学のキャンパスなどへの通勤、通学に便利です。
テキサス州オースティンは成長を続けるハイテク都市
多くのハイ・テクノロジー企業が集結しているのもオースティンの特徴の一つです。
アップル、デル、IBM、サムソン、オラクル……多数の大企業が進出しており、今では第2のシリコン・バレーとしてその存在感も定着してきました。丘の多い街なのでシリコン・ヒルと呼ぶ人もいます。
IT関係の仕事を探している人なら、チャンスは数えきれないほどあります。
失業率も低い
その恩恵を受けて、他の様々なビジネスも拡大・成長しているので、雇用のオプションはますます広がりつつあります。
オースティン市が出した最新の統計によると、2018年7月の失業率は3%。全国平均の3.9%よりも低いことがわかります。新しい仕事を求めて、他州から毎年多くの人たちが引っ越してきています。
テキサス州オースティンは治安がいい
アメリカと聞くと、気になるのは治安のこと。日本のテレビ番組ではよく、アメリカのハイウェイでのカー・チェイスや銃による発砲事件などが特集、報道されていますよね。
ですがオースティンは、同規模の他の都市に比べるとはるかに犯罪率が低いことで有名です。仕事が終わり、夜に女性一人でちょっとお店に立ち寄り買い物するといったことも、大体のエリアで問題ありません。
テキサス州オースティンは不動産が安く生活クオリティは高い
広大なテキサスでは、他の州に比べて比較的安い価格で大きな家、広い土地が手に入ります。頑張ればプールつきの一軒家を持つのも夢ではありません。
オースティンは近年、フォーブス誌にて「全米で最も成長している都市」の1位に選ばれたこともあり、毎年多くの人が移住してきます。
それに伴い、様々なビジネスもカリフォルニアなどから進出してきています。今年(2018年)に入り、紀伊国屋、くら寿司などの日本企業も続々進出。台湾系のベーカリー85℃は、日本のベーカリーにかなり近いテイストや品ぞろえで評判です。
アジア系グロサリーストアも数々進出しているので、大体のアジア製品や食品は手に入ります。
まとめ~可能性を秘めたテキサス州オースティンで働こう
まだまだ成長を続けているアメリカ・テキサス州オースティン。その可能性は計り知れません。都会だけれど、大きすぎず、美しい自然もまだたくさん残っている街です。
アメリカと一口にいっても広く、地域によってまったく異なりますが、もしもアメリカ就職を考えているなら、バランスの取れた素晴らしい街オースティンを働く場所として選んでみませんか?
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