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ニュージーランドでネイリストとして働くには

椅子

世界へ最新のネイル情報について発信しているのがアメリカですが、国によっても流行しているネイル・デザインや色、種類も異なってきます。

そんななかで現在では、トップ・ネイリストとして多くの日本人たちが世界で活躍しています。実は日本のネイルの技術は高く評価されているのです。

今回は、私がニュージーランドでネイリストとして働くことになった経緯や、仕事の見つけ方、やりがいと満足度についてご紹介します。

目次

英語圏でネイリストの需要をリサーチ

ネイル

ネイル技術を武器に

私は学生の頃から英語が好きで、ずっと勉強をしてきました。専門学校を卒業して、ネイリストになり社会人生活を送っているなかで、「いつかは海外に留学をしたり、働きたい」と思っていたのです。

ある程度の経験をしたら会社を辞めて、渡航しようと考えていました。

活躍できそうなエリアを絞る

海外で日本人ネイリストとして活躍するには、ネイル需要のある国を選ぶ必要があります。

イギリス

イギリスを含むヨーロッパの国々では日本のような繊細なデザインのネイル・アートが浸透しておらず、単色ネイルが主流でした。

カナダ・オーストラリア

ほかに英語圏でカナダとオーストラリアがありますが、すでに多くの日本人ネイリストが働いているのを知りました。

ニュージーランド

そこで英語圏でまだ日本人ネイリストが少なく、さまざまな人種の移民が住んでいるニュージーランドで働こうと決めました。

ニュージーランドでネイリストとして働くための技術・語学力

ネイル

好きだったが実力は伴わなかった英語力

私は学生の頃から英語が好きでしたが、英検は準2級を3回落ちた経験があります。幼少期から毎年、両親と海外旅行に行っていたので、海外に対して抵抗はありませんでしたが、英語が好きでも英語の成績は良くありませんでした

高校生の頃に、両親の勧めで英会話を習い始めました。ですが、学校で学ぶ英語と英会話は全く違いました。なので日本を出国するときは、最低限の日常会話(挨拶、天気についてなど)が話せる程度でした。

とはいえ、実は外国人の人が話している会話をほとんど理解できていませんでした

ですので、ニュージーランドで仕事を探すときには、少しは不安な気持ちがありましたが、「I’m looking a for job.」という英文と「現地のネイル・サロンに飛び込んで技術を認めてもらうことができればなんとかなる」という自信だけがありました。

習うより慣れろの精神

実際に仕事探しのなかで、技術職であれば英語がほとんど話せなくても、最小限の日常英会話で働くことができる職場を、見つけることができました。

仕事を始めて少しずつ英語で会話したり、英語を耳に聞きならすことを繰り返していくうちに、語学力が上がり、日常会話やお客様の爪のトラブルにも、自分で対応できるようになりました。

ニュージーランドでネイリストとしての仕事

ネイル

職種にかかわらず、どんな仕事にも一人ひとりが感じるやりがいがあります。私は仕事でお客様が喜んでくれることに、やりがいを感じます

ニュージーランドは海外ですから、現地の人のリアクションには初めはとても驚きました。ネイルのあとに喜んで「Beautiful!」「That’s awesome!」「Lovely!」と言ってくれて、お会計のときに感動してハグまでする人もいます。

そのような体験をすると、やはりネイリストという仕事をしてきてよかったと思います。

現地に在住の日本人にも喜ばれる

実はニュージーランドにはたくさんの日本食レストランがあり、日本でおなじみのDAISOまであります。だから現地には日本人も住んでいます。

そして在住している日本人も、日本のネイル技術の高さを知っているので、現地のネイル・サロンでも、日本人が働いている所を探して来店されます。

また海外での日本人同士ということもあり、異国の生活で共感できる話題などから、お客様とも強い信頼関係が築けます

ニュージーランドでのネイリスト求人の探し方

ウェブサイト

ニュージーランドでネイリストの仕事を探すには、インターネットの求人情報サイトを見ましょう

まれにですが、町のビューティー・サロンやネイル・サロンの扉に「スタッフ募集中です」と張り紙がある場合もあります。

個人売買もできる巨大サイト「Trade Me」

現地の人が、よく利用する求人情報サイトは「Trade Me」です。このWEBサイトでは求人だけではなく、家具や車、日用品など個人売買もできます。

かゆいところに手が届く「seek」

もうひとつの求人情報サイトは「seek」です。seekは、WEBサイトに自分の情報を登録することで、希望している職種の求人が掲載されたときに、メールで連絡が入ります。

それに伴って、会社側が募集している人材に自分の情報が当てはまると、会社から仕事のオファーの連絡が来ることもあります

ニュージーランドでの経験が自分の自信につながる

虹

日本と同じ仕事をしているのに、言語が違う環境は慣れるまでに時間がかかります。日本では当たり前にできていたことができずに、初めの頃に壁に当たるのは、ニュージーランドで働くほとんどの移民が経験することです。

それでも毎日ニュージーランド人と、恥ずかしがらずに英語でコミュケーションを取ろうとする努力と、疑問やわからないと思ったことを調べたり、ニュージーランド人が話す会話に耳を傾けて聞いてみることで、次第に理解できるようになります。

そして仕事の技術だけではなくコミュニケーションを通して、お客様に満足してもらう経験をたくさん増やすことで、日本にいる頃よりも自信がつきます。

ニュージーランドでネイリストをすることのデメリット

季節による収入の変動

ニュージランドの秋から冬にかけては、季節がらネイルをする方が減ってきます。

それにともない収入も下がってしまいます。場所にもよりますが、人通りが少ない場所にある店舗では、日にお客さん全くこないといった日も。

まとめ

ニュージーランドは日本の職歴をそのまま生かして働ける国です。

なかでもネイリストは技術職で、目に見える爪のおしゃれを提供する仕事です。ニュージーランドのお客様に日本のネイル技術を信用してもらい、コミュニケーションができると仕事が本当に楽しくなります。

そしてニュージーランド人は表情豊かなので、おしゃれになった爪を見てとても喜んでくれます。そこでさらに仕事へのやりがいを感じ、ニュージーランドでネイリストをしてよかったと実感しますよ。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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