「いつか海外で働いてみたい!」「英語を使って仕事をしてみたい!」
そう夢を抱いている方も多いと思いますが、実は「海外で働くチャンス」というのは意外と身近にあるものです。
そう言い切れるのも、私自身が新卒でマレーシア海外就職をし、今やインドネシアやマレーシア、日本を行き来しながらたのしく働いているからです。
注意事項やリスク等はもちろんありますが、「海外で働く」ことを実現する方法は多くあります。
そこで今回は、海外ライフコーディネーターとして働く筆者が「なぜ私がマレーシアで新卒就職をしたのか」をテーマにお話してみようと思います。
記事の目次
なぜ新卒でマレーシア就職だったのか?
新卒で海外就職をするまで
もともと私が海外就職を思い立ったのは「就職活動で第一志望の企業に落ちたとき」でした。
それまで外資化粧品会社や大手企業から内定をいただいていたものの、どうしても入りたかった企業から、最終面接をもって不採用の通知を受け、自分自身の進路をゼロから考え直しました。
新卒での海外就職を思いつく
そのとき、幼い頃から「海外で働きたい」と思っていたこと、そして「人々の生活を豊かにしてくれる仕事(ビジネス)を創り出したい」と一番に思っていたことを思い出し、「海外就職」というアイデアが浮かんだのです。
なぜ新卒でマレーシア就職しようと思ったのか
マレーシアとの出会い
「海外就職」に挑戦してみようと思ってからまず最初に思いついた行き先が「マレーシア」でした。というのも、大学在学中、私は大学を1年間休学し、マレーシアの大学に私費留学をしていたからです。
ベトナムやタイ、シンガポールなども旅行で何度か足を運んでいましたが、旅行と生活は違います。一番土地勘がある「マレーシアの首都クアラルンプール」であれば、自分自身の留学経験も活かすことができます。
目標を達成させるため
加えて、新卒海外就職を選んだ理由でもある、「人々の生活を豊かにしてくれる仕事(ビジネス)を創り出したい」という自分の目標を達成するには、就職する土地についてすでに知っていることが一番の近道になると考えたため、マレーシアを海外就職先として選択しました。
新卒でマレーシアの求人を探す方法
求人の探し方
実際の求人はインターネットで探しました。「マレーシア 海外就職」だけで検索すると転職(社会人経験3年以上)の求人ばかりが出てくるので、「マレーシア 海外就職 新卒」と入れることがポイントです。
海外就職では「社会人経験の年数」が「求人の数」に比例するともいえるので、新卒枠は非常に限られています。
エージェント(人材紹介会社)に連絡をとる
インターネットで調べて、気になる企業を見つけたら、求人掲載をしているエージェントに連絡をして、キャリアコンサルティングを受けます。
私のときはラインでお話しをしたのですが、
- 「何がやりたいの?」
- 「なんでわざわざ新卒で?」
- 「本当に内定蹴れる?」
など、いろいろと厳しい質問もいただきました。
ひとつひとつに自分の考えを伝えていくと、「もうマレーシアに行ってチャレンジしておいで!」と背中を推してもらえたこともあり、そのあとすぐに気になっていた企業へコンタクトをし、無事に内定。
面接はスカイプで30分程度。面接の中では「2次面接がある」と言われていたのですが、面接終了後すぐに内定通知をいただきました。
エージェント利用のメリット
- インターネットには掲載されていない求人案内をもらえる
- 給与交渉をすることができる
これらがメリットとしてあげられます。
「2」については、紹介する人材の年収がエージェントがもらえる紹介料のベースになっているため、ご自身の年収アップはエージェントにとってもプラスだからです。
質の悪いエージェントには要注意
目先の紹介料ばかりにとらわれていると思われても仕方がないような対応をしているエージェントや担当者もいます。
マレーシア海外就職の日本人求人にはコールセンターやカスタマーサポートなど、大量採用をしているところがあります。
これらは政府からの優遇措置のもと、就労ビザの発行が通常よりも容易になっているので、エージェントとしても採用者を増やしていきたいからです。
インターネットをうまく利用
いくらインターネットで情報収集が容易にできるようになったとはいえ、海外を拠点としている企業の様子というのは見えにくいものです。
日本国内での就職・転職活動よりも、エージェントや担当者によって就職先や条件が大きく左右されるので、自分のキャリアや人生を考えてくれる担当者を自分自身で選びましょう。
留学先で仕事を探す・コネクションを使う
ちなみにインターネット以外にも、私のように学生時代の留学先で仕事を探す場合は、留学時代のコネクションを使ったり、あるいは留学中に内定を取り付けたりすることも可能です。
また、海外を拠点としている経営者の方々はツイッターやブログなどで自ら採用活動をしている場合もあります。海外就職枠を探すのはそう難しいことではないといえます。
新卒でマレーシア就職したら実際の仕事は?
留学事業全般を担当
マレーシアに来てからのお仕事は、親子留学や大学進学、インターンシップなどのマレーシア留学事業全般を主に担当していました。
問合せ対応から学校や滞在先の提案、見積作成、お客様の滞在中のケアなど、留学の1~10まで全て一人で行っていました。
以前から提供している滞在先だけでなく、お客様の要望に応じてクアラルンプールの5つ星ホテルと提携の話を持ちかけたり、ペナンやジョホールバルなど他都市を拠点にする留学エージェントとの提携を進めたりと、「留学」といえど仕事の内容は実に様々でした。
留学事業以外の仕事も
加えて、マレーシアに出店したい日本食レストランのマーケティングを担当したり、それに伴うイベントの主催なども行います。
自分自身の留学経験が直結して仕事に役立ちましたし、異国の地で提携交渉をする経験というのは、「仕事を創る」という当初の目標を達成するための練習として非常に有益となりました。
マレーシアで新卒就職をして良かった点
トライアルアンドエラー
マレーシアに新卒で海外就職をしてみて良かったことは、「自分で仕事を創る経験を早くから積むことができる」という点にあります。裏を返せば、日本での就職のように、手厚い新人研修制度などはないと考えて良いでしょう。
右左が分からなくても自分自身で答えを見つけ出し、トライアルアンドエラーをしなければなりません。
これは想像以上に大変な作業ではありましたが、「自分で答えを導き、相手に提示する」という練習を積むことができるのは新卒海外就職ならではの利点だと思います。
何かを築くということ
マレーシアでの現地ネットワークというのは非常に希少性が高いです。現地ネットワークを活用して新しい仕事を創ることもできますし、そのネットワーク構築の過程そのものが評価されることもあります。
マレーシアでの自分の経験が、情報発信を通じて誰かの役に立ちますし、「マレーシアで新卒海外就職をしたことで、自分自身の新しい道を築くことができた」というのは海外で働く魅力といえるでしょう。
まとめ:マレーシア就職を目指している方へのメッセージ
私はマレーシアで海外就職をしたことで、新しい自分の道を築くことができました。その1つがこの記事の執筆でもあります。
「就職活動」というと「どこの企業に就職しよう?」「業界は?」「職種は?」というところからスタートするのが一般的ですが、その前に「どの国・地域で働くか」、自分の居場所を問うところからスタートしても良いと思います。
海外就職ではビザが下りなかった場合の内定取り消しなど、様々なリスクや気をつけるべき点があります。
事前の知識・情報収集というのは、海外で生活をするうえで時に自分を守る武器にもなりますので、このサイトを通じてぜひ、みなさんの海外での道を拓いていってほしいと思います。マレーシアでお待ちしております!
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