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マレーシアの飲食業界!求められる日系飲食店と日本人シェフ

マレーシア

マレーシアでの求人サイトを見ると、日系飲食店での日本人シェフの求人が数多く見つかります。

マレーシアから渡日する人たちが年々増え、帰国後も日本の味を求めるのか、日系飲食店がどんどん増えています。自ずと、日本食のレベルも上がり、求められる人材のレベルも上がって来ています。

マレーシアでは経験の豊富なシェフはいきなり高待遇で店を任されることもありますし、これから料理を学ぼうと思っている人は日本人シェフのいる店で修行を積むこともできます。

今回はマレーシアの日系飲食店で働くことのメリットをご紹介します。

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目次

マレーシアの飲食業界「日本食」の違いとは

マレーシアの建物

現在マレーシアではあらゆる日本食を食べることができます。日本でも有名なチェーン店から、個人経営の小さな料理店までいろいろあります。具体的なジャンルは以下の通りです。

  • 寿司(回転寿司&高級寿司)
  • 焼肉
  • 牛丼
  • うどん
  • 焼き鳥
  • ラーメン
  • 炉端焼き
  • カレー
  • 鉄板焼き

このように、メジャーな日本食はほとんど専門店があります。日本食を提供する現地のレストランでは、日本人の常識にとらわれないで自分たちのやりたいようにやるのがマレーシアスタイルです。

例えば、牛丼屋の卓上調味料にわさびが置いてあったり、寿司を食べるときにテリヤキソースとわさびで食べたりと、日本人が初めて見たら驚くようなスタイルがマレーシアでは当たり前のように行われています。

フュージョン料理とは

ツリーハウス

お店にもよりますが、マレーシアで開店している時点で100%客層が日本人だけということはありません。

日本食の捉え方は、日本人とマレーシア人では当然異なります。「日本の味をそのままに」というコンセプトの店は別にして、マレーシアでは求められる日本食も少し変わって来ています

例えば、日本料理を西洋料理のように盛り付けしたものや、日本の食材を西洋風に調理したフュージョン料理などです。お客さまのニーズに応えていくうちに自然と身に付く料理の技ですが、こちらも日本ではなかなか考えつかないことです。

多民族国家であるマレーシアでは、生活の基本がすでにフュージョン(融合)なのです。

マレーシアの飲食店での働き方

勉強ではなく、慣れる英語

マレーシアの建物

マレーシアの日系飲食店で働く場合、スタッフの多くは現地の人かその他の外国籍の人です。食材や備品などのサプライヤーも担当者が現地の人の場合が多いので、基本的なコミュニケーションは英語で行わなければなりません。

日々の業務で英語を使う環境というのは、英語力向上に大変役に立ち、毎日その上達を肌で感じることができます。

経験上、マレーシア人のお客様を接客することが英語に慣れる近道です。同じ人とばかりコミュニケーションしていると慣れが出てきて、いつしか適当に言葉を発しても意思の疎通ができてしまいがちです。

しかし、多少緊張する相手だとよく考えて発言するので、意識が高まり英語の上達に効果的です。

マレーシアで働くアジア諸国民

マレーシアでは、バングラディシュ人・ミャンマー人・パキスタン人・ネパール人・フィリピン人・インド人・タイ人・ベトナム人ーーと多くの外国人が働いています。

それぞれ自分の考えを持ってマレーシアで働いており、マレーシアで手に職をつけようと意識高く仕事をしています。知り合った外国人からそれぞれの国の文化や考え方を学ぶことができ、視野が広がって人間的に成長できるのだと思います。

マレーシアという国はアジアの中でも渡航しやすい位置にあり、英語が公用語になっている数少ない国のため、このようにアジア各国から人々が働きにやって来るのです。これは日本で生活していたら、なかなか体験できないことだと思います。

見習いと一人前の違い

レストラン

日本で料理の修行をする場合、多くは見習いから始めます。そして皿洗いや調理補助といったように長い年月をかけ、段々とステップアップしていきます。

しかしマレーシアでは、まず一人前のシェフとして厨房に立ち、できることからやっていくというスタイルです。

そのため若く経験の少ない日本人シェフも、1カ月ほど熟練シェフの下で習ったあと、いきなりお店を任されて独り立ちしなくてはならない場合があります。それだけ即戦力が求められているのです。

そのため、大変な部分もありますが、かなりのスピードで沢山の知識・経験を得ることができます。

それが日本で料理の見習い人として働くことと、マレーシアで一人前の店主またはシェフとして働くことの違いです。

マレーシアの飲食店で自分主導の店舗作り

マレーシア

マレーシアではお店を出す=投資をするという考えのもと、飲食店経験がなくても店舗を出すケースが多くあります。その場合、オーナーに知識経験がない分、雇われた者が責任をもって店作りをしていかなくてはなりません

誰にも頼れない状況で、自分にできることは全力で取り組むという挑戦をすることになります。これは日本の場合限られた人にしか得られないチャンスです。しかしマレーシアではこのような求人が多くあるのが事実なのです。

既に会社として数店舗運営などをしている場合はマニュアル化されているため、そこで基礎から学ぶということも可能です。

まとめ

マレーシアの飲食業界で働くということは、多くの選択肢を得られるということです。そしてそれは日本食という需要が多い現在だからこそ、誰にでも得られるチャンスであると言えます。

日本流の営業方針の店で働くこともできますし、自分が主になって新たな挑戦をすることもできます。

マレーシアでは、どのエリアにもそれぞれの業界のコミュニティが存在するので、情報を交換しつつ自分で納得のいく仕事を探して己を高めることができるでしょう。

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この記事を書いた人

東南アジア在住歴5年、海外渡航歴30回以上。現在はマレーシアペナン島にある現地企業で働いています。2017年に現地の女性と結婚。英語よりもマレー語を話す毎日で、現地の情報収集はもっぱら現地人から。ペナン島の情報を、日本人目線からと現地人情報からのダブルでお届けします。

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