大人から子供まで楽しめる場所の一つといえば、ディズニーランドですよね。みなさんの中にも好きな人が多いのではないでしょうか。
東京ディズニーリゾートには何度か行ったことがあり、普段あまりはしゃがない私でも十分に楽しめる場所でした。
ディズニーランドは世界中にありますが、ここではアメリカ・ロサンゼルスにある「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」について、日本のディズニーリゾートとの違いや特徴などを紹介していきます。
ロサンゼルスのディズニーパークへの行き方
ダウンタウンからバスで乗り換えなしで行くことができますが、2時間半ほどかかります。そのまま乗っていれば確実に到着することができる一方、混んでいて座れない状況が続くと辛いと思います。
私はバスに長時間乗るのがあまり得意ではないので、アナハイム駅というディズニーリゾートの最寄り駅まで電車で移動して、そこからバスに乗車しました。アナハイム駅からはバスで30分ほどで到着します。他にも乗客が数名いたので、バスには迷わずに乗れました。
アナハイム駅に用事はなかったのですが、駅がとても綺麗だったので思わず写真を撮りました。
帰りもここにバスで戻ってきて、電車でダウンタウンまで帰りました。
ロサンゼルスのディズニーパークのチケット(1日券)
チケットの種類には2日間通しチケット、3日間通しチケットなど色々ありますが、1日券のみで見ると2種類あります。シングルデー・テーマパーク・チケットとワンデー・パーク・ホッパー・パスです。
値段は時期によって異なり、3段階に分かれています。下記は2017年12月31日までの期間・料金です。
※1ドル=約114円(2017年12月)
- バリュー料金:8月21日~10月5日までの月~木(※9月4日は除く)、10月16日~11月16日までの月~木
- レギュラー料金:7月5日~8月3日までの月~木、8月7日~20日、8月25日~10月7日までの金土日(※9月1日~3日は除く)、10月8日~15日、10月20日~11月12日までの金土日、11月27日~12月14日までの月火水木
- ピーク料金:上記期間に該当しない日
シングルデー・テーマパーク・チケット
ディズニーランド・パークもしくはディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのどちらかに入場可能なチケットです。
- バリュー料金:89ドル(約10,100円)
- レギュラー料金:99ドル(約11,300円)
- ピーク料金:113ドル(約12,800円)
日本のディズニーリゾートの場合は1日券どちらかのパークで7,400円(65ドル前後)なので、ロサンゼルスのチケットは少し高い気もします。
ワンデー・パーク・ホッパー・パス
ディズニーランド・パークとディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのどちらにも何回でも入場可能なチケットです。
- バリュー料金:155ドル(約17,700円)
- レギュラー料金:160ドル(約18,200円)
- ピーク料金:169ドル(約19,300円)
おすすめはこちらです。2つのパークは隣接しているので移動もすぐにできます。朝から行けば両方のパークを1日で十分満喫できるので、ワンデー・パーク・ホッパー・パスを購入して楽しみましょう。
ロサンゼルスの2つのディズニーパークの違い
両方ともディズニーと名前に付いていますが、雰囲気はだいぶ違う印象です。
日本のディズニーランドとディズニーシーはコンセプトは違いますが、両パークともディズニーの世界観が作り込まれていますよね。
ロサンゼルスのパークの場合、ディズニーランド・パークの方がよりディズニーの世界観を感じられます。
好みによって優先度を判断
日本のディズニーランドといえばシンデレラ城のある景色を思い浮かべる方が多いと思いますが、ディズニーランド・パークにもそのようなシンボルになっているお城があります。
一方でディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーのシンボルは、ミッキーの顔の付いた観覧車です。ミッキーの顔が付いている以外はいたって普通の観覧車です。園内の雰囲気も、ファンタジーな世界というよりは、ディズニーキャラクターを使用した遊園地というイメージです。
ディズニーのファンタジーの雰囲気を味わいたいのならディズニーランド・パーク、アトラクションを楽しみたいのならディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーを優先的に楽しめば良いでしょう。
ロサンゼルスと日本のディズニーパークの違い
お城
日本のディズニーランドのお城のモデルはシンデレラ城ですが、ロサンゼルスのディズニーランド・パークのお城のモデルは眠れる森の美女のお城です。
海外のディズニー関連施設にあるお城のモデルは眠れる森の美女のお城が多いようです。
日本のディズニーランドは構造上、お城がパークのメインの建物のようになっていますが、ロスのお城はそこまで大きくなく、あまりメインの扱いではない印象です。それでも存在感はあり、とても綺麗で立派です。
混雑状況
日本では人気アトラクションが3時間待ちなんてことはよくありますよね。ロサンゼルスでは両パークとも、人気のアトラクションでも長くて1時間ほどしか待ちません。
日本のディズニーランドに慣れているせいか、私が訪れた時は全てのアトラクションに待ち時間なく乗れたような感覚でした。待ったとしても30分ほどで乗れました。
日本のように休日に極端に人が多いというわけでなく、来客数が上手くばらけているため、3時間という長時間の待ち時間が発生しないのです。
また、人気キャラクターとの写真撮影ができる場所もあり、こちらも待ち時間は15~20分ほどでした。キャラクターと写真を撮るのは東京では簡単ではないようなので、ロスに行った時はチャンスかもしれません。
土産屋
お土産屋さんは日本と比べて少ない印象でした。
日本のディズニーではゲートを入ってすぐにズラーッとお土産屋さんが並んでいますよね。お土産を買うのに長い時間をかけている人も多いように見えます。ロスではお土産に悩む人が少ないのかなと感じました。
日本にはないロスのディズニーパークのおすすめアトラクション
スペースマウンテンやスプラッシュマウンテンなど、日本にもあるアトラクションに関しては内容はほとんど同じです。
ジャングルクルーズも日本のものとほとんど同じでしたが、クルーのおしゃべりが英語だったため新鮮でおもしろかったです。
ディズニーランド・パーク
マッターホーン・ボブスレー
このアトラクションは、世界でもロサンゼルスのパークにしかありません。雪男が潜んでいる雪山をボブスレーで滑り下りるという設定です。
少し古いアトラクションなので、設備がちょっと不安でした。案の定、乗っているマシンもとても揺れが激しく、膝を何度も強打しました。乗る際にはしっかり足に力を入れ、体が揺れないように注意してください。
ファインディング・ニモのサブマリンヴォヤージュ
こちらはニモの世界観が表現されているアトラクションです。日本のディズニーシーにある海底2万マイルのような暗くて不気味な雰囲気ではなく、子供も楽しめるような明るい世界になっています。
もちろん大人もその海の中の世界に夢中になれるような構造になっているので、ぜひ乗ってみましょう。
ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー
ラジエーター・スプリングス・レーサー
大人気映画カーズのアトラクションで、世界観の作り込みのクオリティがとても高かったです。
ルート66のあの雰囲気をしっかりと作り上げているので、このアトラクションの部分だけ別の世界に見えました。
アトラクションは車に乗って進むものですが、自分で運転はしません。
絶叫系ではありませんが、大人でも十分楽しめるほどのスピードも出る上、何より日本にはない光景を見ながら車で走り抜けるのはワクワクします。
カリフォルニア・スクリーミン
1回転ありのジェットコースターで、時速90キロまで出ます。座席にスピーカーが付いていて、楽しげな音楽とともに駆け抜けていきます。
出発する際にカウントダウンがあるのですが、そのカウントダウンのスピードすら速く、マシンに乗車してすぐに時速90キロに達します。
私は絶叫系はあまり得意な方ではなく、このアトラクションは少し怖かったですがギリギリ楽しめました。絶叫系が苦手な方も、少し勇気を出して乗ってみてはどうでしょうか。
グリズリー・リバー・ラン
カルフォルニア・リバーをゴムボートに乗ってハイスピードで下っていくというアトラクションです。川を下るので、当然濡れます。
スプラッシュマウンテンのように少し濡れるというレベルではなく、相当濡れるので、カッパなどを使用した方が良いでしょう。近くに無料のロッカーもあるので、電子機器を預けておくこともできます。
ショー
今回私はアトラクションをメインに回りましたが、ショーのクオリティも高いと評判です。
特に、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーで行われるワールド・オブ・カラーは圧倒的なショーです。音楽と共に水やレーザーなどが使用されていて、カラフルな世界が広がります。また、おなじみのファンタズミックもあり、クオリティも高いようです。
2つのパークを回ってほとんどアトラクションのみを満喫していると時間が余ったので、ショーを見る余裕も十分にあります。興味のある方はショーを鑑賞するのもおすすめです。
ロサンゼルスの2つのディズニーパークを効率良く回るには
ファストパスを最大限利用
基本的にはファストパス(アトラクション優先入場券)を利用して回れば問題はないのですが、せっかくなので日本にないアトラクションを中心に回り、時間があればおなじみのアトラクションに乗るというのが良いでしょう。
まずは入園と同時に乗りたいもののファストパスを取り、時間まで他のアトラクションなどを楽しみ、また別のファストパスが取れる時間になれば随時新たなファストパスを確保していく、というやり方で良いと思います。
日本のような混雑がないので、ファストパスを使って回ればメインのアトラクションにはすべて乗れます。
各パークの特徴に合わせて計画
上述したように、2つのパークは比べてみるとそれぞれ特徴があり、その特徴に合った楽しみ方ができます。
ディズニーランド・パークはパークの雰囲気自体も楽しめるので、より長い時間をかけて回るのがおすすめです。
逆に、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーは遊園地の要素が強くアトラクションの数も多くないので、ディズニーランド・パークより滞在時間を短くし、アトラクションを楽しむことに集中すると良いと思います。
そして一通り楽しんだ後、夜にはディズニーランド・パークでパレードや花火を満喫して終えるという流れが一番効率が良いです。
ロサンゼルスのディズニーパークを楽しむ際の注意点
注意が必要なのは、開園・閉園時間が日によって異なるということです。両パークとも最長で8:00~24:00の営業ですが、閉園が早まることがあります。
ディズニーランド・パークが18:00に閉園したり、ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーパークが23:00に閉園したりすることもあります。
時間ギリギリまで楽しむのであれば、ホームページで事前に時間を確認し、閉園が遅い方に帰り際に滞在できるような調整が必要です。
ロサンゼルスのディズニーパークへ持って行きたいもの
屋外で目一杯楽しむなら、日焼け対策は欠かせません。
持ち歩くのが楽しいデザイン。その場ですぐに写真がプリントされます。
いつでもどこでも使え、手や指の汚れをしっかり落とします。
まとめ~日本のディズニーとは異なる世界観を楽しむ
同じディズニーリゾートでも、ロサンゼルスでは日本と違ったアトラクションやパレードを楽しむことができ、待ち時間が少ないことも魅力です。
時間に余裕があるので、アトラクションに乗るだけでなく園内の雰囲気をゆっくり味わいながら散歩するのも良いですよね。
ロサンゼルスに行くなら、2つのディズニーパークで日本とはまた違ったディズニーの世界観を味わうことをおすすめします。一生の思い出になること間違いなしです。
※この記事の内容は2017年12月現在のものです。
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