ニュージーランドでバリスタ国家資格を取得する方法とは?

バリスタ ニュージーランドの働き方

ニュージーランドはカフェ文化がとても浸透しており、至る所にカフェがあります。地元発祥のカフェはもちろん、オーストラリアやアジア系カフェもあり、毎日異なるカフェで、コーヒー文化を楽しむことができます。

カフェ好きな人におすすめな資格が「バリスタ資格」です。これは、国家資格で留学生にも大人気のコースです。最短で、約2週間から国家資格を取ることができます。

では、実際のコース内容を詳しく見ていきましょう。1NZD=約78円

ニュージーランドでバリスタの国家資格が取れる学校

カフェ

オークランドにはバリスタコースのある専門学校がたくさんあります。しかし、国家資格が取れるところはかぎられています

おすすめの学校

中でもおすすめは私が通った「Ntec」という学校です。この学校は、実践的授業が多く、プロの先生が揃っていることで有名です。また試験内容が厳しく、コーヒーの知識をより実践的に勉強できます。

Ntecはオークランドの街中から徒歩圏内にあります。ここは、専門コースがある大きな学校で、そのひとつとしてバリスタコースがあります。コースは特に大人気で、毎回キャンセル待ちが出るほどです。

授業料

授業料は、495NZD(約38,610円)です。申込みはインターネットで日本からもできます。バリスタコースは2週間です。月曜日から木曜日の午後5時から夜8時までです。

授業は全て英語で行われるため、中級レベル以上の英語力が求められますが、特に実力を証明するようなものは必要ありません。

ニュージーランドでバリスタのレッスン

カフェ

講師

講師は、現役で活躍中のプロのバリスタです。スターバックスやニュージーランドの有名なカフェで働いていたバリスタを講師として迎えており、プロから直接教わることができます

私が教わったときは、スターバックスなどで働いていたことのあるインド人と、日本人の先生がいました。

そのため、授業の半分以上が実際にコーヒーを作るバリスタマシーンを使っての実践的な内容です。生徒の人数も10人前後と決められているため、1人でコーヒーを作る機会が多くあります

生徒

生徒は、日本人を含めたアジア人が中心です。私のときは、日本人、インド人、ブラジル人などの生徒がいました。

はじめの授業では、講師が実際にバリスタマシーンを使ってコーヒーを作ります。そして、手順などを教わった後、生徒一人一人がコーヒー作りに挑戦します。

エスプレッソの抽出の仕方やミルクの泡立て方など、より美味しいコーヒーを作る方法を教えてくれます。ラテアートに関しての授業もあり、どれも楽しみながら受講ができます。

座学

教科書

実技以外に、テキストを使っての座学が数回あります。コース費用にはテキスト代も含まれています。座学では、テキストを使って実技内容の復習も行われます。

宿題もありましたが、座学は回数が少ないため、自宅での復習が必要です。特にコーヒーに関する専門的な英語が多くあります。私は、分からない単語は全て辞書で調べ、直接テキストに書き込んでいました。

説明書

座学では、フレンドリーな接客方法や仕事の探し方も教えてくれます。グループ学習もあり、コーヒーの種類をひとつ選んで、その特徴や作り方を各グループに別れて発表し合いました。

ニュージーランドでバリスタになるための国家試験の内容

カフェ

バリスタの国家資格試験の内容は、

  • 実技試験
  • 筆記試験

の2つです。

実技試験

実際にバリスタマシーンを使って1人でラテやカプチーノなどのコーヒーを作ります。今までは先生が隣についていましたが、試験では全ての作業を1人で行います

2回受け、総合的に合否が判断されます。不合格の場合は、追加料金を払って再度実技試験を受けることができます。

筆記試験

筆記試験は、100点満点を取る必要があります。マークシートではなく、ほとんどの質問が文章での回答です。

テキストの持ち込みは可能です。テキストに書かれていること以外、出題されることはありませんが、テキスト内の丸写しは禁止です。英語で、自分の文章での回答が求められます。制限時間はありません。

その場で、先生が回答をチェックして合否が伝えられ、不合格の場合は、アドバイスを頂きます。筆記試験は2回まで受けることができます。

証明書実技試験と筆記試験にパスすれば、見事合格です。後日、自宅に証明書が届きます。

ニュージーランドでバリスタ資格を取った後、どう活かすか?

カフェ

ワーホリビザを持っている人の中にはニュージーランドのカフェで働きたい人がたくさんいます。

ニュージーランドでは、どの職業も経験者が優遇されるため、言葉の壁がある人や一時的なビザしか持っていない人がバリスタとして働くことは簡単ではありません。しかし、経験がなくてもバリスタとして働いている日本人も多くいます

また、海外で取った国家資格はひとつの自信にもつながると思います。

まとめ

私は10代の頃からカフェ巡りが好きで、さまざまなカフェを訪れました。この資格を取ってからは、コーヒーの知識がさらに増えました

私は、毎回コーヒーを飲んでいると幸せな気分になります。特にかわいいラテアートの写真をとりインスタグラムにアップするのが日課になっています。

皆さんも、ニュージーランドでバリスタの国家資格を取り、さらにコーヒーについて深く学んでみてはいかがでしょうか?

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