東京で平凡なOL生活を送っていた私が30代で海外就職して韓国生活をスタートし、今年で9年目を迎えました。決して短くない韓国生活歴ですが、未だに「日々、挑戦」の毎日を過ごしています。
この記事では、私が韓国就職をきっかけに夢だった海外生活を叶えた経緯や、実際に海外で暮らしてみて感じることなどをご紹介します。
2度しか訪れたことのない韓国で就職決定
学校卒業後、東京でOL生活をしていた私でしたが、韓国の企業に採用され、韓国に生活の場を移すことになりました。
実は、就職が決まった時点で、私の韓国渡航歴は3泊4日の観光旅行と面接のために訪れた2泊3日の旅行、たった2回のみ。3度目で移住して会社勤めを始めたので、韓国の現状などは全く知らない中でのスタートでした。
チャンスの神様には前髪しかない!
今思えば、韓国についてあれほど無知な状態でよく来たなと思いますが、子供の頃から外国語や異文化に対する興味が非常に高かった私は、ずっと日本以外の国で生活することが夢でした。
だからこそ、スピーディーな展開で韓国での就職が決まったときにも、「このチャンスを逃したら次はないかも」という思いが先立ち、10年間築いた東京での生活を全て整理し、生活の場を韓国に移すという大きな決断ができたのです。
韓国就職に役立ったスキル
韓国に来る直前まで働いていた会社でたまたま、それまでは全く関わったことのなかったサイト管理業務を担当、2年ほど実務経験を積みました。
サイト管理などウェブに関するお仕事は、今でこそ一般的になりましたが、当時はまだまだ馴染みのない分野だったため人材も多くありませんでした。
このような職歴に加え、韓国語のスキルがあったため、運良く現地で採用となったようです。
あったら役立つスキル
- 韓国語
- ウェブの知識
新しい環境が自分を強くしてくれる
日本で社会経験もある程度積んでからスタートした韓国生活。しかし、日常生活の様々なシステムが異なる海外では、一から学び直しの生活でした。
何をするにもまずは人にきいたり、調べたりしなくてはいけない環境に最初は少なからずストレスを感じましたが、その過程で積極性や自主性、自分の意見を伝える力などが日本にいたころよりずっと強くなった気がします。
全て人生の肥やしに
30歳で「就職」をきっかけに始めた韓国生活、その過程は、運命?!と思わずにはいられない不思議な縁、タイミングの連続でした。強い意志を持って推し進めたと言うよりは、ただ流れに乗ってここまできた、という印象が強いです。
振り返ってみると、過去に自分が積んできた経験が(その経験が自分の意思によるものか他意によるものかに関わらず)海外生活を実現させる大きな力になりました。
当時は、それが夢の実現につながるなんて考えもせず、遠回りしていると感じていたこともありましたが、結果的に「点が線でつながり」海外生活の夢を叶えることができたのです。
まとめ~様々な経験を経て手に入れた「自分らしさ」
縁あって始まった韓国生活。たくさんの人に出会い、様々な経験を積むことができました。思いつきのように始めたこの生活ですが、過去を振り返ってみても後悔はありません。
何より良かったことは、海外に出て、日本と全く違う環境の中で、よくも悪くも本当の「自分らしさ」を手に入れたことのような気がします。
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