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時間にルーズ!フィリピン人と付き合っていくなら知っておきたい4つの特徴

約束の時間

暖かい気候でのせいか、日本人からみるとフィリピン人は大変ルーズだと感じるのんびりとした時間感覚があります。出勤時間にいつも遅れる、約束の時間に1時間も遅れてきたなど、待たされるこちらとしてはイライラしてしまうことがよくあります。

今回はフィリピン人はどのような時間感覚や習慣などを持っているのかという特徴をご紹介します。

目次

「9時に会おう」は9:00 ~9:59の間に会おう

約束の時間

フィリピン人の友人と9時に待ち合わせ。あなたは9時5分前に待ち合わせに行って相手を待ちます。9時を過ぎ、15分、30分、45分たってもまだ来ない……。

あれ遅刻なのかな?約束を忘れたのかな?そう思っていると、10時ごろに友人が到着。待たされたこちらはイライラしてるのに、ごめんも言わずに「じゃあ、どこ行こうか?」とニコニコしているフィリピン人……。

「9時に会おう」は、フィリピン人にとっては、9:00~9:59の間に到着することを前提に言っているようです。この前提に加え、「10分くらい遅れる!」と連絡があれば、さらに遅刻するので、時間前行動をしている自分にもイライラすることがあるでしょう。

仕事上でもフィリピン時間

この時間感覚は、友人同士の待ち合わせだけでなく、仕事の取引相手との待ち合わせでも起こりうることです。

実際、私が働いていた会社へ、取引先の人たちが、3時の約束に「30分遅れます」といって4時半に来社したことがありました。

I’m on my way の定義

会う約束をした相手に今どの辺にいるかを聞いたとき、「I’m on my way!」と大雑把な返事をされることがあります。「on my way」だから、もう近くまできているのだな、あと少し待ってみようと思うでしょう。

しかし、1時間、1時間半たっても来ない……、大渋滞にもはまっているのかな……と心配することもあります。

フィリピン人の友人にon my wayと言われても、それは家をもう出たということにはなりません。まだ支度を始めたばかりかもしれません。

私の経験からの感想として、フィリピン人のon my wayは、「よし、そろそろ出かけるか。」と、準備を始めたときにもうon my wayであるようです。支度から到着までの時間、これが彼らのon my wayです。

朝シャンをして、ジプニーの風で髪を乾かす

ジプニーで髪を乾かす

毎日暑いせいか、きれい好きな国民のせいか、フィリピン人は1日に何度もシャワーを浴びます。特に出勤やお出かけの前には必ずといっていいほどシャワーを浴びてからうちをでます。

日本人ならば、ドライヤーで髪を乾かして出かけたり眠りについたりしますが、フィリピン人は洗いたてのまだしっとりした髪のまま出かけます。

そして、ジプニーと呼ばれるフィリピン独特の小型バスや、エアコンの備え付けられていないバスは、走ると風が車内に入ってくるので、その風で髪を乾かしています。

完全には乾かないのですが、合理的な発想だなと少し関心しました。なぜドライヤーで乾かさないのか、理由はさまざまあるようです。

髪を濡らしたまま出かける3つの理由

1つ目はドライヤーをそもそも持っていない、2つ目は暑いのでドライヤーを使いたくない、そして3つ目は、ぬれたまま出かけるということは、出かける前にシャワーを浴びたので不潔ではないということを証明しているということです。

いつも髪を乾かして出かける私は不潔に映っているのでしょうか……。

ジプニーには窓が無いので、晴れた日は髪がよく乾きます。

心づけを渡す

チップ

フィリピンはチップ社会です。レストランやホテルのみならずさまざまな場面で、チップが渡されています。レストランではチップを会計時に伝票にはさんでテーブルに置いておきます。大体20-50ペソ程度です。

タクシーはメーターの料金に20-50ペをチップとして加えて払います

  1. 床屋やヘアーサロンでは会計の1-2割程度
  2. ガソリンスタンドで窓拭きをしてもらったら5ペソほど
  3. 駐車場で誘導をしてくれた通りすがりの人に5ペソほど
  4. なかなかつかまらないタクシーを止めてくれた知らないお兄さんに10ペソほど

など、ちょっとしたサービスや手助けをしてくれ人に対して心づけを渡します。絶対にしなければいけないということではありませんが、親切にしてくれたお礼にと手渡します。

関連:フィリピンセブ島でチップってどうするの?こんなときはチップが必要!

人前で叱らない

人前で叱らない

フィリピンで唯一といっていい「フィリピン人に対してこれはやってはいけない」といえることは、人前で怒ることです。フィリピンに住んで、フィリピン人と仕事をする機会のある人は覚えておくほうがよいことです。

フィリピンでは子供のころから、人前で怒鳴られて教育されません。ですから、会社に入って何か失敗をしたりしても、上司に怒鳴られることはありません。

日本では、オフィスで上司に怒られることもあるでしょう。その怒りが他の社員に伝わることで、注意を促し次は起こさないようみんなで気をつけよう、などの目的があるでしょう。

仕事上でも人前で叱らないこと

もし人前でフィリピン人をしかったらどうなるか。上司が社員をしかったら、もう退職してしまうでしょう。友人なら、もう会うことがないかもしれません。

フィリピン人はプライドが高い国民です。できないことでも「YES.OK!」と引き受けて、結局はできなかったということもよく起こります。怒鳴りたい気持ちをぐっとこらえて、個別に呼んでやさしいトーンで注意をするまでにしましょう。

まとめ

フィリピンの時間の感覚や習慣など、日本とは違い面白いと感じる部分がたくさんあります。特に時間にルーズなフィリピン人。

フィリピン人の特性を理解して上手な付き合いをしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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