インドの物価は安いと思っている人が多いのではないでしょうか。日本人が日本並みに生活しようとするなら、実際はそんなでもありません。インドは格差の国です。
全ては激安の物から高級品まで幅があるので、自分がどのグレードの物で納得して生活できるかにかかっているのではないでしょうか。
今回は、バンガロール(インド)での1か月の生活費についてご紹介します。
バンガロールの家賃
インドでは通常○BHK(Bedroom / Hall / Kitchen)と表され、単身者であれば1BHKまたはスタジオルーム(ワンルーム)などを借りることになるでしょう。
中心部でも3万円台から
中心地でも2万ルピー(3〜4万円)以下の物件も見つけられますし、シェアルームであればもっと安く住むことができるでしょう。
ご家族がご一緒であれば2BHKまたは3BHKになると思いますが、中心地周辺で3〜4万ルピー(5〜8万円)もありますが、少し中心地から離れたエリアであれば2万ルピー前後で借りることが出来ます。
駐在員として渡印される方は10万ルピー前後(15〜20万円)の物件が多いようです。違いはセキュリティーや施設内サービス、家具付きなどの差です。賃貸では家具付き、家具なしがありますが短期であれば家具付きを借りるとすぐに生活が始められて便利ですよね。
食費(食材)
野菜は日本に比べかなり安い印象があります。
例えば、トマト5〜6個で20ルピー:約30〜40円ほど。とは言えここ数年で物価が上昇しているので、以前に比べると高くなってきています。都心部の輸入食材を扱っているようなスーパーでは比較的何でも手に入ります。
野菜は安いが果物は少し高い印象
もちろん輸入品ですから日本以上の値段が付いてる事もあります。果物は野菜に比べ高い印象です。
- マンゴーが1キロ80ルピー(120〜160円)
- りんごは1キロ200ルピー(300〜400円)程
- 肉は鶏肉がメイン(1キロ300ルピー:450〜600円)
で、牛肉・豚肉も手に入りますが割高です。
日本食材はほとんど手に入らないので、調味料など欠かせない物は日本から持参しましょう。乾麺はインド産ですが手に入ります。
食費(外食)
インドのローカルレストランであれば、
- ミールス100〜200ルピー(約150〜400円)
- マサラドーサ50〜70ルピー(約75〜140円)
くらいで食べれますので、毎日いろんな料理に挑戦してみるのも良いかも知れません。
現地食が安く、外国料理が割高
イタリアンレストランやステーキハウス、中華料理、日本食レストランなど比較的チョイスはあります。しかし、料金設定は日本よりやや高めと言えます。
- ランチでも安くて500ルピー(750〜1000円)
- ディナーと考えると2000〜3000ルピー(3000〜6000円)
かかったりします。
パブもありますし、金銭的に余裕があると飲食にはさほど不自由せずにいられます。
光熱費/通信費
電気代は4人家族で3BHKで生活していて、1ヶ月800ルピー(約1200〜1600円)です。夏の暑い時期でもエアコンなしでファンのみで対応できましたが、その時期は1ヶ月1200ルピー(1500〜2400円)程でした。
バンガロールは暑い時期も2〜3ヶ月しかなく、冬はそれほど寒くもならないため電気代は通年で安く済む傾向にあります。ただ停電も良くあることで、バッテリーが設置されていないと生活に支障があるので要チェックです。
水道・ガス
水道代は家賃に含めてくれるアパートメントもありますが、オーナー次第といえます。ガスはプロパンが主流で、契約状況などで料金が違ってきますが1本1000ルピー(1500〜2000円)以下でしょう。
ネット環境
携帯やインターネットなどの通信費は契約で変わってきます。ストレスのない通信スピードを期待するのであれば2000ルピー(3000〜4000円)以上のプランにしましょう。
交通費
路線バスはあまり利用しないかもしれませんが、5〜25ルピー(8〜50円)程で市内を移動することができます。ただAC使用のバスは倍以上するので確認してくださいね。
オートリキシャー
オートリキシャー(インドのトゥクトゥク)は初乗り25ルピー(40〜50ルピー)で中距離には便利ですが、長距離であればUberやOla cabsなどのタクシーの方が安くなります。
タクシー
タクシーは20kmで250ルピー(375〜500円)くらいですし、経路が残るので大回りして距離を稼ぐとその分がお客のクレジットして払い戻してくれたりしますので、比較的安心して利用できます。
一ヶ月にいくらあれば生活できる?
1ヶ月の生活費は、家族4人で7〜8万ルピー(約15万円前後)、外食ほぼなし、学費アリです。
単身者であれば5万ルピー(約7〜10万円)で生活できると思います。
まとめ
インドの生活は国土も広く習慣も法律も違ったりするので、事前に情報収集していきましょう。インドへのハードルが少しでも下がって、日本からインド生活へチャレンジする方が増えることを楽しみにしています。
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