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ニュージーランドで働いて分かった、ニュージーランド人にとっての仕事とは

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ニュージーランド

日本で働いていた人が海外で就職し生活することになったら、文化や習慣の違いに驚いたり戸惑ったりすると思います。

私は日本で数年間、正社員として働いた後、ワーキングホリデービザを使ってニュージーランドに来ました。それから13年間、そのまま滞在しています。

これまでニュージーランドのいくつかの職場で現地の人と一緒に働き、日本人との仕事に対する考え方の違いで面白いと思ったことがありました。それらを実際の体験を交えながらご紹介します。

ニュージーランド人は仕事より友達優先

友達

以前、小さなホテルで働いていた時のことです。

キッチン担当のある女性スタッフが、その日のシフトに入っているはずなのに来ていないということで、他のスタッフが入って働いていました。訳を聞くと、彼女の親友が出産するので仕事を休んだとのことでした。

上司や同僚も理解

確かに、出産はとても大事なことです。しかし友達の出産で、彼女が産婆さんなわけでもなく、ましてや旦那さんなわけでもないのに、仕事を休んでまで行くでしょうか?

しかも、それを「じゃあ仕方ないわね」と容認してくれるボスや仕事仲間がいるのです。日本から来て間もなかった私には、とてもショックな出来事でした。

次に彼女が出勤した時、マネージャーを含むスタッフのみんなが笑顔で、どんな出産だったのか、赤ちゃんはどんな感じだったのかと聞いていました。今でもその光景が目に焼き付いているほどです。

ニュージーランド人は時間がきたら仕事の手を止める

時間

残業は基本的にしない

就業時間が過ぎたら仕事が残っていても終了です。日本人のいいところでもある「自分の仕事に責任を持って最後までやり遂げる」という精神は、ニュージーランドでは珍しがられます。

もちろん褒められることもありますが、たまに嫌がられたりもします。なぜかというと、時間通りに仕事を終える人が悪く見えてしまうということの他、時給制の仕事だとその分の支払いが発生しまうからです。

ニュージーランドでは月給制以外の給与体系ならサービス残業はなく、月給制でも週40時間から45時間をベースとしての給料なので、それ以上働くことはあまりありません。時間通りに終わるのが常識、作業が途中だったら次の日にやるか、後のシフトの人に引き継ぎをすればいいのです。

休憩は法律に従って

観光地のお土産屋さんで働いていた時は休憩時間も決まっていて、その時間になるとその時にやっていた仕事はピタッとやめ、バックルームでコーヒーを飲んだりビスケットを食べたりして、休憩を取らなければいけないことになっていました。

出勤して1時間ほどしか経っていないのに休憩を取ることに対して、なんだか不思議に思っていましたが、休憩を取らなければいけないと法律(2006年当時)で決められているからと言われました。

現在でも休憩時間は法律で決まっているようですが、そこまで厳しく(?)言われることはないそうです。

法律に関係なく一休みする人も

しかし、つい最近、家の補修を頼んだ業者のおじさんが朝9時に来て、10時になったら手を止めてお茶を飲みビスケット食べているのを見た時には驚きました。

どうやら、業種によっては昔ながらのやり方で仕事をしている人たちがいるので、この休憩を取る習慣が残っているようです。

ニュージーランド人は有給休暇を気兼ねなく申請する

スペイン

ニュージーランドでは、12カ月継続して働いた後に有給休暇を4週間もらえます。忙しい時期を避けて休暇を取る配慮はニュージーランド人にももちろんありますが、この長いホリデーを利用して家族で海外旅行に行く人もたくさんいます。

私にとってはもう当たり前になってしまったのですが、休暇を使って夫も一緒に日本に行き4週間も日本で過ごすと言うと、日本の人に驚かれます。

しかし逆に、日本人の友達が正月休みを使ったり、ハネムーンなどでニュージーランドに遊びに来てくれたりする時には、1週間で秒刻みのスケジュールをこなしてあっという間に帰ってしまうので、ニュージーランド人は驚いています。

休暇を取る時は「お互いさま」

かくいう私も、日本で正社員として働いていた時はそんなに長く休暇を堂々と取っている人なんて見たことがなく、有給休暇というのは仕事を辞める際に消化するものとして認識していたと思います。

ニュージーランドの人たちにとっては、誰かが休暇を取ることによる仕事の穴を埋めるのはお互いさまという感じです。休んでも白い目で見られることも、クビにされることもないのです。むしろ有休がたまっていると、早く休暇を取りなさいと言われるそうです。

ニュージーランド人は忙しいのが好き

ニュージーランドの人に「忙しい?」と聞くと、「忙しいわー。でも、この忙しいのが好きよ」という答えが返ってくることがあります。

ここまでご紹介した内容を踏まえると、ニュージーランド人は仕事があまり好きではないように受け取れますが、実はニュージーランド人は働き者でもあります。さらに言うと、年配の方でも元気に仕事をしている人が多いです。

日本人ほど仕事が早くはないかもしれませんが、仕事が好きな人がたくさんいます。そして、お金を稼いでそれをホリデーでパーッと使ったり、好きなものを買ったりしているようです。

まとめ〜「楽しみのため」という働き方

ご紹介した考え方や姿勢が全てのニュージーランド人に当てはまるわけではありませんが、仕事=人生の全てではないと思っている人が多く、上司もそれを認識している傾向にあります。

日本の働き方に慣れていると、初めはニュージーランド人のそんな考え方にストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。しかしそれは、ニュージーランド人が大事にしているものと、 日本人が大事だと思っていることに差があるからだと思います。

何かに追われて働くのではなく、自分へのご褒美を追いかけて働くニュージーランド人の価値観をちょっと受け入れてみてはいかがでしょう。

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投稿者プロフィール

かれこれ13年程NZに住んでます。シェフの主人にくっついて各地転々とし、今はクライストチャーチで、2児のママなりました。ガイドブックにはあまり載らない、生活に根付いた情報を発信しています。

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