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タイ日系企業の工場事務員の一日のタイムスケジュール

タイ

タイでは時間がゆっくり流れている、日本よりものんびりしている、そういったイメージを持っている人もいるのではないでしょうか。

確かに、日本で働くよりも気持ちに余裕があります。ストレスを感じずに仕事ができるという点では、イメージ通りと言えるでしょう。

ですが、時間に関してはそうはいきません。日本とは違い、天気や渋滞に大きく左右されるのがタイの時間です。ゆっくり時間が流れるというよりは、渋滞で無駄な時間が流れてしまうことも。

そんなタイで働く私の一日のスケジュールを紹介します。

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目次

タイ日系企業の工場事務員の一日:朝

6:15 起床

エアコンが好きではない私は、どんなに暑くても寝る時にエアコンは点けません。そのため、寝ている間にかなり汗をかいているはずです。

すっきりとシャワーを浴びることから一日が始まります。

6:45 家を出発

会社は私の住むバンコクから離れた場所、スワンナプーム空港の近くにあります。

お弁当と朝ごはんを持って家を出るのは6時45分。通勤は車です。自分の運転で会社に向かいます。会社は8時からなのですが、渋滞にはまることを考えるとこの時間がギリギリです。

渋滞がなければ30分で行ける距離を、朝の混雑をうまくかわしつつ50分で通勤します。雨や事故などの影響で、それ以上かかることもしばしば。そしてなぜかタイでは、学校の学期初日はものすごい渋滞になります。

タイ日系企業の工場事務員の一日:午前

7:35 出社・ミーティング

打ち合わせ

会社に到着するのはだいたい7時35分。朝ごはんを食べて、少しゆっくりしたら朝礼です。始業である8時の10分前、つまり7時50分からタイ人リーダーとのミーティングがあります。

日系企業ですが、会社では通訳を使わないというモットーがあるので、もちろん朝礼はタイ語オンリーです。その日一日の業務、伝達事項を確認します。

8:00 午前の仕事開始

8時からは部署ごとのミーティング。事務全般が担当の私は、事務員全員のその日一日の業務を確認します。日本人でタイ語が問題なく話せるのは私だけなので、部署に関係なく私がまとめ役になっています。

社内で起こった問題は、必ず私のところへ持ち込まれます。タイ人だけではどうしても問題の原因を突き止めるのは難しいというのが現状です。

「どうしたらいいですか?」が口癖の社員、早く成長してもらいたいものです。

自分の仕事は少ないですが、問題を処理したりサポートしたりしているうちに、あっという間にお昼になります。

タイ日系企業の工場事務員の一日:午後

12:00 昼休み

屋台

12時から50分間がお昼休みです。

食堂がない私の会社では、お昼は各自で調達することになります。タイ人は周辺の屋台で買って食べていますね。

はじめは屋台で食べていた私ですが、何度か食中毒を経験しました。それからは、多少面倒でもお弁当を作るようにしています。

お弁当を持っていかなかった日は、日本の牛丼やカツ丼、お弁当のデリバリーが大活躍です。

休憩が終わると、午後の業務をこなしていきます。

15:00 休憩

午後に10分間の休憩時間があるのが嬉しいところ。

この休憩時間には、会社の前にいくつかの屋台がやって来ます。アイスクリームやフルーツの屋台、時には虫を売る屋台が来ることも。

小腹の空くこの時間、移動式屋台は従業員に大人気です。

17:00 終業

会社は午後5時に終わります。残業はしません。

タイでは、日本のように定時で仕事を終えることに遠慮しなくても大丈夫。むしろ、事務系の仕事では残業などせず、5時になったら速攻帰宅が当たり前です。

ストレスを感じずに仕事ができるのも、こういった傾向があるからでしょう。

5時15分頃に会社を出て、家に到着するのは午後6時前。ですが、この帰宅時間は季節や天気によって大きく変わります。家の周辺は洪水することが多いため、雨季に入ると帰宅に2時間かかることもあります

タイ日系企業の工場事務員の一日:夜

18:00 掃除

タイは日本よりも埃っぽいので、部屋の床のざらざらが気になります。帰宅して一息つく前に、部屋の掃除を済ませるのが日課です。

でも、掃除機は必要ありません。箒で掃いて水拭きすれば、スッキリと気持ちのいい床になります。

掃除を終えてシャワーを浴びれば、部屋も体もサッパリです。

18:30 くつろぎの時間

リラックス

以前は会社から遠いところに住んでいたので、家に着くのは午後7時近くでした。6時に帰宅できると、夜の時間をゆっくり過ごせるのでとても嬉しいです。

次の日のお弁当を用意するついでに、スープやおつまみといった簡単な食事を作ります。

19:00 夕食

くつろぎながらの夕ご飯。

日本のテレビをリアルタイムで見られるようにしているので、ドラマやバラエティー番組を楽しんでいます。日本の家族や友達と、「見てる?」などとチャットしながら見られるのがいいところですね。

また、友達と食事に行く日もあります。バンコクで私たちが行動する範囲はそんなに広くありません。電車に10分乗れば、いろいろなレストランに行くことができます。

平日は次の日も仕事なので、遅くても午後10時半には帰宅するのが自分の決まりです。

23:00 就寝

睡眠が足りないと仕事中に眠くなるので、夜11時には必ず床に就きます

ただし、週末は日付が変わってから帰宅することもあります。

まとめ~渋滞さえ避けられれば快適

乾季はこのような一日ですが、雨季になると渋滞に巻き込まれることが多くなります。時間の約束ができなくなるので、雨季には平日の夜に友達と遊べることが減ってしまうのが難点です。

しかし、渋滞にさえ巻き込まれなければ、タイでは自分の時間をゆっくりと過ごすことができます。あなたもタイで仕事をして、充実した生活を送ってみませんか?

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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