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【お金の話】タイ就職!タイの日系企業でマネージャー事務員として働く日本人のお給料事情

バンコク

タイで働きたいと考える人にとって一番気になるのはズバリ、お給料ですよね。いくらもらえるのか、ちゃんと生活できるのか、それが分からなければタイ就職の決意もできません。

私がタイで事務員として働いている日系会社は日本で言えば中小企業、町工場のようなところです。大手企業の事務職や営業職のお給料とは異なるかもしれませんが、少しでもタイで働きたいという人の参考になるよう、私のお給料事情を紹介しましょう。

※1タイバーツ=約3.27円

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目次

タイの日系企業での私のポジションと仕事内容

タイの企業

私が勤めているのは、スワンナプーム空港近くにある、車の部品を生産する工場です。工業地帯にも入っていないローカルな場所にある日系企業です。

役職はオフィスマネージャー。事務系の仕事を受け持つタイ人従業員全員の上司にあたり、人事、購買、会計、経理、庶務、マーケティングなど内容の異なる業務の全てをサポートしています。

日本人は全員で4名いますが、仕事をするのに問題なくタイ語が話せるのは私だけ。現場で起きた問題をタイ人従業員から日本人に伝えるのも私の役目です。

タイの日系企業で働く私の給料額

タイのお金

そんな私のお給料は月給制で、68,000バーツ(約222,360円)でのスタートでした。

タイで働く日本人の給料は、最低でも月50,000バーツ(約163,500円)と決まっています(2017年9月現在)。事務系や営業の求人案件では、月給50,000バーツから60,000バーツ(約196,200円)がほとんどです。

68,000バーツは普通の事務員よりも高いですが、仕事内容からすると安いような気もします。働き始めた当初は、仕事内容と給料額のバランスに満足していませんでした。

ですが能力が認められ、この会社で働き始めて6年目の今の給料は月83,000バーツ(約27万1410円)です。とても満足しています。

タイの日系企業でのボーナス

タイのボーナスの時期は年1回、年末が一般的です。ただし、私の会社では年明けの1月に支給されます。

年末年始は田舎に帰るタイ人が多く、そのまま帰って来ない人も珍しくありません。せっかくボーナスを出しても年始に帰って来ないのでは困ります。

そこで、1月にボーナスを支給することになりました。

正直、私のボーナスは少ないです。大手企業とは違い、日本人の支給額はその年の利益により社長が決定します。ボーナスは給料1ヶ月分がもらえればいい方だと思うことにしました。

タイの日系企業でのその他手当

タイ人従業員には1日あたり30バーツ(約98円)の食事手当がありますが、私たち日本人には食事手当も交通費もありません

つまり、基本給に加算されるものは1つもないということです。

私は基本的に残業はしませんが、日本人は全員役員扱いなので、残業しても残業手当も付きません。そのため、お給料(基本給)から税金を引いた額が手取りになります。

なお、年に一度、日本へ一時帰国する際の航空券は会社負担です。年末年始は航空券が高いので、これは嬉しい手当だと思っています。

タイで働く日本人の社会保険料

タイの社会保障

タイにも日本と同様に、働いている人だけが入れる社会保険があります。給与額に基づいて計算されますが、高所得の日本人の保険料は月に1,500バーツ(約4,900円)です。

保険料の負担割合に関しては、会社によって規定が違います。半額だけ負担する会社もありますが、私のところでは会社が全額負担です。

この保険、自分の指定した病院にかかれば医療費は全額負担してくれるという優れもの。ですが、日本人はほとんど使うことがありません

というのも、指定できる病院はローカルの病院のみ。日本人は社会保険とは別に、民間の医療保険に入るのが一般的です。

タイの日系企業での給料支払い方法

お給料の支給は銀行振込です。私の会社ではカシコン銀行を使っています。カシコン銀行に口座がない場合は現金手渡しです。

ちなみに、従業員の給料を計算するのも振り込むのも私の役目です。月末の給料日には、従業員ひとりひとりの顔を見て給料明細または給料袋を渡すようにしています。

まとめ~求人情報を見て相場を研究しよう

日本円に換算してしまうと少ないと感じるタイの給料ですが、日本人に定められた最低賃金の50,000バーツ(約163,500円)でも十分暮らしていけます

稀に最低賃金を下回る給料で働かせる会社もあるようですが、それではビザや納税に問題があるので不安です。人材派遣会社を通して仕事を探せば、条件面で心配することはありません。

タイでの給料相場を詳しく知るためには、求人情報を見てみるといいでしょう。人材派遣会社のウェブサイトでも確認できるので、ぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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