海外で英語を使って働きたい人必見!フィリピン就職した私が考える、日本にいる間にしておくべきこと

ミーティング 海外転職ノウハウ

グローバル化が進んだ現代、海外旅行をすることはもはや当たり前になりました。旅行のみならず、海外で就職し英語を使って仕事をしたいと考える人も増えたと思います。

私自身、新卒でフィリピン就職しました。

将来、海外で働きたいけれど今何をしたらいいのかわからないという人にとって少しでも参考になるよう、私の経験を交えながら海外就職に必要な準備を5つの項目別にご紹介します。

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海外就職の準備1. 英語を勉強する

辞書

英語の勉強は何より重要です。海外で働くとなると、やはり言葉の壁は大きいです。

まずは好きになることから

英語がもともと得意ではないけれど海外で就職してみたいと思う人には、「英語を好きになる」ことから始めることをおすすめします。私の場合、洋楽を聞いて歌うことから始めました。

聞くことでリスニング力が鍛えられ、歌うことで発音の練習になります。また、自分で歌詞を訳して歌詞の意味を理解すれば自信がつきます。様々な洋楽を聞いて歌詞の意味を考え、感情移入することで、英語を好きになりました。

まずは好きな分野を最初のステップにすると、楽しみながら勉強を進めることができます。

英語を使って話す練習を

私はスピーキングの面で苦労した経験があります。勉強方法としては、英会話の本を購入し何回も音読していました。また、海外のドラマを字幕付きで見て、気になるフレーズがあればメモするようにしていました。

さらに、外国人が集まるパーティーに参加して積極的に英語で話そうとしていましたが、実際に人前で話すとなると緊張してしまい、うまく言葉にできませんでした

留学するのも一つの手段

資金に余裕がある人は短期で留学してみてもいいかもしれません。授業といえども英語を話す環境があるので、短期で英会話が上達し自信につながります。

それでも心配なら、日本でお金を貯めて長期留学した後、就職活動することも可能です。

私の友人はフィリピンに短期で英語留学した後、オーストラリアで働きながら英語の勉強を続け、その後、オーストラリアにあるツアー会社に就職しました。

海外就職の準備2. 外国人の友人をつくる

友人

英語を話す外国人の友人をつくり、英語を話すことに慣れることも大切です。

日本でも外国人の居住者が増えています。日本で生活している以上、彼らは少なからず日本の文化に興味を持っている可能性が高いです。交流会やパーティーなど友達をつくるチャンスは日本にもあるので、ぜひ積極的に参加してみましょう。

また、就職したいと思う国に住む友人も何人かつくっておくとよりいいです。

SNSを積極的に活用

私はフィリピンに来て現地の人と友達になるためにカウチサーフィンを利用しました。

カウチサーフィンは、旅行者と、現地で宿を無料提供してくれる人を結ぶWEBサービスで、もともと海外の旅人に人気があります。

現在は無料の宿泊サービスだけでなく、カフェでお茶したり、市内を観光したり、一緒にバーでお酒を飲んだりといった様々な目的で現地の人と出会うために使われています

私もフィリピンで現地の人と連絡を取り、何度か顔を合わせることで友人になりました。

現地で困った時に助けてもらえる可能性

私はフィリピンの大学に通っていたのですが、その大学は空港から約3時間かかる場所にあり、初めは行き方がまったくわからず、カウチサーフィンで出会った友人に空港に来てもらい行き方を教えてもらったこともあります。

もしその友人がいなかったら、空港で途方に暮れていたことでしょう。

そんなこともあるので、今のうちから現地の友人を見つけておきましょう。

海外就職の準備3. IELTSに挑戦する

ミーティング

IELTSはTOEICと同様に英語のレベルを測る試験です。

TOEICと異なる点は、スピーキングとライティングの試験があることです。また、TOEICはビジネス分野に特化した単語が出題されますが、IELTSは教育、環境、時事、歴史など幅広いジャンルから出題されるため、単語の範囲が非常に広いです。

これらの点でIELTSはとてもレベルが高い試験になっています。

フィリピンではIELTSを重視

私の働くフィリピンでは、IELTSは「英語をネイティブレベルで話せ、理解できる」という証明になります。

セブ市には看護師の専門大学があり、大学を卒業すれば看護師たちは高い賃金を求めてオーストラリアに行きます。その際、オーストラリアのビザ取得のためにIELTSで7.0を超える必要があり、みんな必死に勉強するという背景があります。

フィリピン就職したい方はTOEICで高得点を目指すのもいいですが、IELTSで6.0以上取得した方が高く評価されます。

海外就職の準備4. 英文レジュメ作成、英語での面接練習

英語で履歴書を作成

海外で就職活動するために必要なレジュメは、日本の履歴書にあたります。レジュメには個人情報、職歴、学歴、資格などを記載します。

私はレジュメの作成の仕方がわからなかったので、フィリピン人の友人に頼んで作ってもらいました。これまでの経験を口頭で説明し、友人からの質問があればそれに答えながら進めました。

新卒だったので職歴が一切なく、それまでのアルバイト経験でいかに興味を持ってもらえるかに注意しながら記載してもらいました。

レジュメは、自分で作ることができればそれが一番です。また、現地に到着してから現地の人を雇って作成してもらうのもありだと思います。

ただ、面接官はレジュメを見ながら質問するので、自分で内容をしっかりと把握しておくようにしましょう。

面接は事前対策と自信がカギ

英語での面接は自信がないという方は多いのではないでしょうか。実は、英語での面接にはお決まりの質問が多数あります。事前に対策できるため、しっかり準備すれば必要以上に緊張することはありません。

例えば、自分の強みや弱み、職業を通しての経験、将来のプランなどをよく聞かれます。

英語力は、TOEICで言うと500点あれば対応できます。もし聞き取れなければ、質問を聞き返すことが大事です。自信を持って英語で答えると、面接官からの評価は高くなります

職歴や経験をうまくアピールしよう

前述した通り、私には職歴がなかったので、職歴に関する質問が一番自信がありませんでした。そのため、自分の強みと弱みについて、大げさに長く、そして楽しくしゃべるよう心がけました。

面接での英語力はさほど求められておらず、日本で経験したことをどのように生かせるかが重要だというのが私の感想です。

海外就職の準備5. 日本で3年以上の職務経験を積む

チームワーク

厚生労働省のデータによると、日本では新卒で入社して3年以内に離職する人が増加しています。将来的に海外での就職を目指す場合、これは非常にもったいないことです。

3年間は大切な準備期間

なぜなら、フィリピンの場合であれば、日本人は最低でも3年間の職業経験を有することが採用応募条件の一つになるからです。

英語の勉強を含め3年間を日本で準備期間として過ごした方が、結果的には早く海外就職先が見つかるかもしれません。

また、金銭面から考えても、3年間の貯蓄はとても重要です。海外での就職活動は何かと物入りです。就職活動時の滞在費や生活費はもちろん、就職が決まったら住居費も必要です。

フィリピンでは、ほとんどの日本人がコンドミニアムという分譲マンションを借りています。契約する際に敷金礼金とあわせて1年分の家賃(約70万円以上)を前払いするケースもあるので、貯蓄があるに越したことはありません。

日本円で貯金があれば安心

私は新卒でフィリピンの外資系企業に就職しました。今思えば、そんなに焦らずとも、3年は日本で働いてお金を貯めてから海外就職にチャレンジすればよかったです。

というのも、フィリピンで働く場合、給料の支払い通貨はフィリピンペソです。為替変動で損をすることが多いのです。

一方、日本円は世界の基軸通貨なので変動を受けにくいです。そのため、ある程度日本円を持っていた方が、日本に一時帰国する際などにもとても便利だと思います。

まとめ~特に英語に力を入れてしっかりと準備を

海外就職を目指すにあたり、やはり何より重要なのは英語のレベルを上げることです。時間を見つけ、英語に慣れ親しみながら練習していくことが近道だと思います。

日本で社会人をしている友人からは、「残業が多く自分の時間を持てない」という話を聞きます。フィリピンで新卒入社した私の場合、ほとんど残業がなく自分の時間を持てるのはよかった点です。

海外で仕事を見つけることは簡単ではありませんが、挑戦したい気持ちがあるのなら、ぜひ今日から準備を始めてください。

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