僕はワーキングホリデーを利用して1年間、台湾に行っていました。台湾にワーキングホリデー滞在するには当然ビザが必要になります。台湾のワーキングホリデービザは比較的取得しやすいのですが、僕は思わぬところで苦労したんです。
今回は、台湾のワーキングホリデービザを取得するための申請条件や書類準備、そしてどのように申請するのかその過程をご紹介します。
※この記事は筆者の経験に基づいています。最新の状況とは違っている可能性があるためご注意ください。
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台湾のワーキングホリデービザ申請要件
日本人が日本で台湾のワーキングホリデービザを申請するには、以下のような条件があります。
- 申請時、年齢が18歳以上31歳未満である
- 日本人である
- 本人が申請しなければいけない
- 日本で申請しなければいけない
- 以前に台湾でワーキングホリデー経験がある人は申請不可
これは最低条件です。31歳の誕生日を迎えた後は、ワーキングホリデービザは申請できません。
台湾のワーホリビザ申請に必要なもの(2019年8月現在)
1. ワーキング・ホリデー申請書1通(本人の署名が必要)
専用ウェブサイト https://visawebapp.boca.gov.tw/(度假打工/青年交流簽證申請Working Holiday Visa)にて個人情報を登録後、PDF形式のビザ申請書(一式2枚)をプリントアウトし、申請に必要な書類と一緒に窓口までお持ちください。
2. 履歴及び台湾における活動の概要(所定フォームあり)
3. 旅券及びその写し1通:残存有効期限が6ヶ月以上
4. 写真2枚:3.5cm×4.5cm(6ヶ月以内に撮られたもの)
5. 1年以上海外旅行保険(死亡、傷害、病気)適用の保険証券(原本とコピー1部を提出、原本は提示後返却します)
6. 帰国のための航空券予約表、片道又は往復
7. 20万円以上またはそれに該当する財力証明書(銀行の残高証明書など)
(30万円以上の財力証明書があれば、6.航空券は不要)
8. 査証手数料:不要
(後略)
引用元:台北駐大阪経済文化弁事処 https://www.roc-taiwan.org/jposa_ja/post/7075.html
台湾ワーキング・ホリデー査証専用申請書
1の専用申請書の用紙は、上にもある通り台北駐日経済文化代表処のページからダウンロードできます。サイトは日本語にも対応しています。各駐日代表処で直接もらうこともできます。
自分の住所やパスポート情報を記入するだけなのですが、僕が困ったところが台湾での滞在先住所です。台湾のゲストハウスの住所を書きましたが、申請は問題なく通りました。
台湾ワーホリビザ申請、履歴および台湾における活動の概要
2番の用紙も同様の方法で手に入れます。ある程度おおざっぱな予定で大丈夫でした。台北の学校で○カ月勉強してそのあと違う地域へ移動して、というような感じです。
台湾ワーホリビザ申請、日本旅券:申請時残存期限6ヶ月以上
3番はパスポートのことですね。パスポートをまだ取得したことのない人は、あまり面倒くさがらずに早めにやることをおすすめします。僕も面倒でずるずる先延ばしにしていたタイプですが、思ったより早く終わりました。
各都道府県のパスポートセンターなどで取得してください。ビザ申請には原本とコピーが必要です。
台湾ワーホリビザ申請、カラー写真2枚
4番、申請日より6カ月以内に撮ったカラー写真2枚ですね。僕はちょうどいいサイズの写真がなく、持っている写真をパソコンで縦長に引き延ばしたらもう一度撮り直してこいと言われました。
台湾ワーホリビザ申請、1年間の海外旅行健康保険加入証明書
5番の海外旅行健康保険加入証明書、僕が一番苦労したのがこれでした。1年以上の加入証明書が必要です。
しかし、けちで貧乏な僕は値段を見てびっくりしました。高すぎる……。安くても10万円近くするものが多かったです。
僕はインターネットの力を借り、方法を探しました。すると国民健康保険でもOKという記事を見つけました。そこで、国民健康保険証を持って駐在代表処に行ってみましたが、使えないとのこと。かなり粘りましたがダメでした。
安い保険を見つけるも証明書の発行はギリギリに
あきらめてもう一度ネットで探してみたところ、20,000円代の保険を見つけることができました。
まあ安い分、保障は少ないです。これは真似せず、みなさんは自分に合う保険を選んでください。特に海外です。万全に越したことはないですよね。申請には、この安い保険でも何の問題もなかったです。
僕は保険の申し込みを出立の2週間くらい前に行いました。発行に時間がかかり出発直前ギリギリ。すでに航空券も取ってしまっていたので変更もできず、少し焦った記憶があります。早めの準備が大事ですね。
台湾ワーホリビザ申請、帰国のための航空券予約表
6番、帰国のための航空券予約の証明は各航空会社からの返信メールのコピーや予約チケットを提出できます。
台湾ワーホリビザ申請、20万円以上相当の財力の証明書
7番、20万円以上またはそれに該当する財力の証明書。僕は銀行で残高証明を発行してもらいました。その日のうちに発行してもらえる場合もあるみたいですが、僕は行った時間が遅く、次の日になってしまいました。
台湾ワーホリビザ申請、台北駐日経済文化代表処で面接
僕は札幌の台北駐日経済文化代表処に行きました。他にも東京、横浜、大阪、福岡、那覇にあるようです。休憩時間も多いので確認してから行きましょう。僕は2回ほど休憩時間にあたってしまいました。
着いたら窓口に書類を提出し、しばらく待ちます。僕が行った時は他にも1人待っている人がいました。しばらくすると別室に呼ばれ、2人の面接官のような人たちが入ってきました。その後いろいろ質問されます。
台湾到着後の予定や、住むところはどこなのか、資金は本当に大丈夫なのかなど、申請書に書いたことを中心に質問され、それに答えました。
まとめ〜海外健康保険加入証明書に苦労、準備は早めに限る
特に難しいこともなかったのですが……。実は、最後の面接時にも海外健康保険加入証明書がまだ手元に届いておらず、その点で少し時間がかかりました。保険会社の人が代わりになる証明を持たせてくれていたので、それを見せたことで申請OKとなりました。
後日、駐在代表処を再度訪問して正式な海外健康保険加入証明書を提示し、ついにビザ発行!それをパスポートに貼り付けてもらい、すべての申請を終えることができました。
準備はやはり早め早めが肝心ですね。
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