ニュージーランドでWEBプログラマーとして働く日本人Sさんの一日の様子を公開!

オークランド ニュージーランドの働き方

海外就職を考えているなら、実際に海外で仕事をする人がどんな働き方・どんな生活をしているのか気になりますよね。

今回ご紹介するSさんは、ニュージーランドのオークランドにある旅行関係の会社でWebプログラマーをしています。日本でプログラマーとしての経験を積んで再就職し、現在の職場で働き始めて1年ほどです。

では、Sさんはどんな一日を送っているのでしょうか。仕事のある日のスケジュールを細かく聞いてみました。

※1NZドル=75円

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ニュージーランドで働くサラリーマンの朝は早め

オークランド

バスで通勤

会社の始業は午前8時半。7時過ぎに家を出発し、余裕を持って8時頃に職場に到着しています。

自宅から会社までは車で20~30分の距離です。しかし、会社がオークランド中心部に近い位置にあるため、自家用車で通勤すると駐車場代が高くついてしまいます。そこでSさんは、天気の悪い日以外はバスで通勤しています。

家から最寄りのバス停までは徒歩です。朝の時間帯のバスは7~8分毎に来るので、特に不自由はしていません。バスカードを使用して運賃は片道5ドル(約380円)です。ちなみに、ほぼ毎朝、席に座れるそうです。

オークランド中心街の駐車場事情

オークランドCBDと呼ばれる中心地は、ニュージーランドの中でも一番の過密度を誇り、高いビルが密集しています。そのため雇用機会もたくさんある一方で、通勤に自動車を使用する人の駐車場が足りないという状況です。

駐車場は早朝割引を利用しても一日20~35ドル(約1,500~2,600円)、月極駐車場は月あたり360ドル(約27,000円)~となっています。

ニュージーランドの会社は通勤手当を出してくれない場合がほとんどなので、駐車場代は痛い個人負担となってしまいます。そのため、オークランドCBDで働く人はSさんのようにバスで通勤することが多いです。

ニュージーランドでの就業時間は8時間プラス休憩時間

本

Sさんの会社の就業規則では勤務時間は午前8時半~午後5時半、その中に30分のお昼休憩と15分の小休憩2回分が含まれることになっています。タイムカードはなく、勤務時間や休憩時間は基本的に自分で管理します

15分の小休憩2回は必須ではなく、休憩なしでその分ちょっと早く終業して帰宅して良い、というのが上司の意見だそうです。同様に、始業時間より早く始めたら多少早く終わっても良いというスタンスだということです。

ニュージーランドの職場での服装は?

職場での服装が職種によるのは日本と同じです。

Sさんの所属するIT部門はひたすらオフィスでプログラミングをするのが仕事で、外部でクライアント側と接する機会もありません。そのため服装は「スマートカジュアル」となっており、清潔感のある私服で、という感じでしょうか。

同じ部門の同僚は、短パンにシャツだったり、ズボンにきれいめのTシャツだったり。Sさん自身はズボンにポロシャツで行っています。

一方、営業の人たちは、やはりクライアントに会う仕事柄、ビジネススーツなどのドレスコードとなっています。

ニュージーランドで働く午前

ミーティングで当日の業務確認

毎朝9時頃になるとミーティングがあります。これはSさんの部署のスタッフのみでの簡易ミーティングで、各スタッフのその日の仕事予定について口頭で確認を行います。社員全員が集められる集会はありません。

朝のミーティングが終わると、各自の仕事に取り掛かります。社内には休憩室とキッチンがあり、ミーティングの後にキッチンでインスタントコーヒーを淹れてからデスクで仕事を始めます。

お昼休みは各自のタイミングで

お昼になると各自昼食を取りますが、特にお昼休憩の時間が決まっているわけではありません。それぞれが仕事の切りの良いタイミングで休憩に入り、外に食べに行く人、お弁当を社内の休憩室で食べる人、自分のデスクで食べる人とさまざまです。

ちなみにSさんはほぼ毎日、サンドイッチと果物をお昼ご飯に持参しており、自分のデスクで食べているそうです。

ニュージーランドで働く午後

夜

17時半には人がいなくなる

午後の仕事もそれぞれ進めていきます。

終業時刻は5時半ということになっていますが、5時前後、早いと4時半くらいから帰宅する人が出てきます。5時半になると一斉に残りの人がいなくなる印象だそうです。

Sさんが自主残業して夕方6時までいた日は、最後の1人になってしまったそうです。

残業するとバスにも保育園にも間に合わない

Sさんの会社の社員の帰宅時間は午後5時~5時半ですが、これはSさんの会社以外でもニュージーランドでは普通の帰宅時間です。

それを裏付けるかのように、多くの人が帰宅に利用する公共のバスは午後6時を過ぎた途端に本数が減り、1時間に1本になってしまいます。Sさんも6時まで残業してからバス停に向かった日、次のバスが7時までなく、長く待たされて驚いたことがありました。

また、ニュージーランドに多い共働きの子育て家庭が利用する保育園は、どこも終了時間が午後5時半から6時の間で、それ以降の保育サービスはありません

間に合うように子供を保育園に迎えに行くには、遅くても午後5時には仕事を終わらなければいけませんが、それができる環境が整っているということでしょう。

ニュージーランドで働くと帰宅後も楽しめる!

バーベキュー

Sさんも午後5時半には帰りのバスに乗り6時半前に帰宅します。

家族で一緒に夕食を食べ、子供とテレビゲームを楽しんだりするそうです。また、週に何回かは夜に30分~1時間ほど自宅付近のスポーツジムで運動する時間もあります。

ニュージーランドは夏場は日が長く午後9時前まで明るいため、夏場は帰宅後も十分、日の出ている時間を楽しめます。一日の仕事を終えてから平日の夜にバーベキューピクニックなどを楽しめるのが、ニュージーランドのライフスタイルといえるでしょう。

まとめ~理想のワークライフバランスが実現

ご紹介したのはあくまでもSさんの例ですが、まだまだ残業が一般的な日本よりは自分の時間が多く、メリハリのある働き方ができるといえそうです。

ワークライフバランスの取れた生活を送るためにニュージーランドでの就職を目指す人は、ぜひニュージーランドの他の記事も参考にしてみてくださいね!

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